専科が3名も!?難しい!月組『侍タイムスリッパー』キャスト予想

月組の次回別箱公演『侍タイムスリッパー』、少しずつ情報が出てきましたね。
幕末から現代へタイムスリップしてしまう侍が主人公という、ちょっとユニークで日本の心を感じる胸熱な作品。
武士の誇りと、現代の人々との交流が織りなす心温まるストーリーは、宝塚でどんなふうに彩られるのでしょうか。

今回はそのあらすじをさらっと振り返りつつ、気になるキャスト予想をしてみたいと思います♪
専科のベテランの皆さまから、月組生の若手スターまで…どなたがどの役を務められるのか、なんせお役が少ないのでなかなか難しいところです。

目次

物語のあらすじ

幕末の京で命を懸けた戦いに挑んだ会津藩士・高坂新左衛門。
しかし、落雷に巻き込まれた瞬間、気づけばそこは現代の京都、時代劇撮影所でした。

守ろうとした幕府はすでになく、途方に暮れる新左衛門。
けれども人々の優しさに触れ、再び前を向く力を取り戻していきます。
そして――「この腕一本で生きていく」と心に決め、磨き抜いた剣の技を武器に、斬られ役としての新たな人生を歩み出すのでした。

タイムスリップという大胆な設定のなかで、武士としての誇りと現代の人々との交流が交差する、胸に沁みる物語です。

主な配役と予想キャスト

まずは、映画版での配役と照らし合わせて、宝塚版でのキャスト予想を立ててみました。(※敬称略)

  • 高坂新左衛門 … 山口馬木也 → 鳳月杏
  • 風見恭一郎 … 冨家ノリマサ → 輝月ゆうま
  • 山本優子 … 沙倉ゆうの → 天紫珠李
  • 殺陣師・関本 … 峰蘭太郎 → 夏美よう
  • 山形彦九郎 … 庄野﨑謙 → 風間柚乃(このお役の出番に厚みが出れば…)
  • 住職の妻・節子 … 紅萬子 → 梨花ますみ
  • 西経寺住職 … 福田善晴 → 汝鳥伶
  • 撮影所 所長・井上 … 井上肇 → 佳城葵
  • 錦京太郎(心配無用ノ介) … 田村ツトム → 英かおとor風間柚乃

正直、それ以外の配役はまだ未知数ですが…

こうして並べるだけでも、芝居巧者が揃い踏み。

重厚感のある仕上がりになりそうで期待が高まります。

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主演とヒロインは当然…

主演は ちなつさん(鳳月杏)、ヒロインは じゅりちゃん(天紫珠李) で決まりですね。
タイムスリップした会津藩士はちなつさん。あの温かみのある方言は、どうされるのでしょう。

そのまま生かすのでしょうか。想像つかない!ちなつさんの会津弁。でもあの言葉がないと、映画とは全くイメージが変わりそう。

さらに、ヒロインの「優子殿」は、じゅりちゃん。こちらは、似合いそう!

映画では、どこか国仲涼子さんを思わせる女優さんが演じられていて、メガネ女子。じゅりちゃんの雰囲気にぴったりだと思いました。

難しいのは「風見さん」の配役

意外に難しいのが「風見恭一郎」役。
この作品ではとても大きなお役で、本来なら2番手格が務めるべきポジションです。

ところが今回は、専科の 輝月ゆうまさん(まゆぽん) が出演されることに。
まゆぽんが出演されるなら、風見さんをまゆぽんが演じられる可能性は十分にありそうです。

そして、ちなつさんとまゆぽんは、かつて月組で共に舞台に立たれた同志。
ここで、このように「エモい共演」で対峙するお役がめぐってくるのは、ちなつさんの任期を思うと…少し、心がざわざわします。

専科メンバーの厚み

専科さんが3人も別箱にご出演というのも、少しめずらしい気がします。
ただ、

  • ご住職 → 汝鳥伶さん
  • 殺陣の師匠 → 夏美ようさん

この配役はしっくりきますね。でも、本当のことを言うと、ご住職、またはお師匠のどちらかを佳城葵さんが演じてほしい気がしています。とても似合いそうだし、巧い!と唸ってしまうお役に仕上げてくれそう。

夏美さんの凛々しさ、なとりさんの柔らかな温かさもぴったりなので、難しい!

そして「心配無用ノ介」。
真面目なのに面白い、なかなか愛されキャラのお役。
ここは芝居巧者で男前な、 英かおとさん に1票です!が…

この配役の中で、比較的出番の多い「心配無用ノ介」。2番手の風間柚乃さんが演じられるかもしれません。

カザマさんのコミカルなお芝居も、観てみたい!

宝塚版ならではの進化に期待

おそらく、小柳先生が映画をリスペクトしつつも、娘役さんが活躍できるように役を増やしてくださるのではないでしょうか。

あまりにも娘役のお役が少なすぎるので、宝塚的アレンジがないと、これだけのたくさんの娘役さんたちを舞台で輝かせるのはちょっと難しそう。

『侍タイムスリッパー』は、私自身とても好きな作品です。
心温まる物語で脚本がしっかりしているからこそ、宝塚での上演も安心感があります。

ただ、華やかさや煌びやかさを表現するのは難しい作品でもあると思います。

だからこそ、宝塚らしくどこまで進化するのか、そしてまずは「ポスター画像」がとても楽しみです!

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