LUNA SEAと宝塚、私を導いてくれたふたつの世界

ここでこの話をするのは初めてかもしれません。
けれど、どうしても今の気持ちを残しておきたくなりました。

宝塚歌劇を心から愛し、日々その世界に魅了されている私ですが、その前に夢中になった存在がありました。

学生時代の私を揺さぶり、感性の原点を形づくってくれた音楽のひとつ。

それが、LUNA SEAです。

最近になってまた彼らの曲を耳にする機会が増え、50代となったメンバーが今もなお全力で走り続ける姿に心を震わせています。

振り返れば、宝塚に出会う以前から、私の心にはずっとLUNA SEAが寄り添っていたのだと改めて気づかされました。

今日は、その想いを、ここに書かせてください。

目次

学生時代、LUNASEA一色だった日々

私は、LUNASEAの大ファンでした、宝塚歌劇を知る前から学生時代はまさにLUNASEA一色、その中でも特にRYUICHIさんの存在に心惹かれました。

40代になった今も、時折思い出しては、LUNASEAの音楽を聴いています。

自分の音楽世界の原点。
耽美で美しい、でも退廃的な世界に、魅了された学生時代でした。

1990年代はネット今ほど普及していない時代なので、お小遣いで音楽雑誌を買い漁り、CDを買ったりレンタルしたり…
意を決してドキドキしながら初めて行ったLUNASEAのライブは、本当に未知の世界との遭遇で、カッコ良くて痺れました!!

開演前の会場で、当時コスプレをしているお姉様お兄様方と、緊張しながら写真を撮ってもらったことも思い出すなぁ。皆さん完成度の高いコスをされていましたが、本当に優しくて、そんなほっこりした思い出もあります。

活動休止と、宝塚との出会い

LUNASEAが、活動に一度ピリオドを打ったのが2000年。
今思えば、その心にぽっかり空いた穴を埋めるように、偶然宝塚歌劇に出逢い、シフトしていくのですが…
やはり心の片隅にいつも、LUNASEAの存在が自分の大切な原点の一つとしてありました。

その2000年前後に出逢った宝塚歌劇で、初めて大ファンになったのが真琴つばささん。

ロックスターのお役で、作品名は「LUNA-月の伝言-(’00年月組・宝塚)」

まずこのタイトルがもう刺さりまくりましたよね…!!
宝塚歌劇って、こんな世界観もあったのか…!!と(*’▽’)

それから、もう生の舞台を何度も、そしてVHSを擦り切れるほど、さらにはDVDを購入して「LUNA/BLUE MOON BLUE」を数えきれないほどに観ました。

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彼らが、再び走り続ける姿に

そのLUNASEAが活動を再開させてくれて、さらに今、50代になったメンバーがそれぞれ、そして集結して活躍している。
そして、LUNASEAの曲が巷に流れることが多くなった昨今。
やっぱりLUNASEAの音楽は、私にとてつもなく力をくれることを感じています。
当時の音楽も、今の音楽も、やっぱり根底にはあの「深遠な世界観」が宿っている。

そして、ここ数年ではボーカルRYUICHIさんや、ドラムの真矢さんのご自身に関する発表もありました。

それでも今という時を、互いを大切に想い合い、それぞれが自身の立場で前向きなLUNASEAに、心動かされています。

色褪せない楽曲の魅力

「遠い過去、遠い未来、あなたがどこかに居たなら」

LUNASEAの曲は、深遠な世界観が素敵です。

1900年代当時は、JROCK全盛期で、幻想的で独自性の高い楽曲に囲まれていたので気付かなかったけれど…今でも色褪せないLUNASEAの楽曲たちは、本当に素晴らしいなと改めて大人になった今感じています。

RYUICHIさんの、どこか別世界に誘ってくれるような唯一無二の歌声
SUGIZOさんの芸術的なギターと、謳うようなヴァイオリン
Jさんの、骨太で超絶クールなベース
INORANさんの繊細で美しいギター
そして、真矢さんの地鳴りのするような圧倒的ドラム


回転しながら超絶ドラミングする真矢さんが、客席を煽り「真矢ーーーーーーー!!!!!」と叫ぶ、あのライブを体感した時、10代の私はこんなとんでもないドラマーが居るんだ!!と本当に心揺さぶられました。

そして、当時から思っていたことがあります。

それは、これほどにアグレッシブなパフォーマンスをする一方で、5人がそれぞれが、互いに対して「リスペクト」を感じるということ。
互いのパフォーマンスを信じ、それぞれが「このポジションには彼しか居ない」というような心が通っていることです。

私は、あの1990年代の彼らと、それからの歩みを断片的にしか知らないけれど…
何だか、今でもそう思えてしかたない。

私は、この頃からそういう「パフォーマンスの裏側にある絆や温かさ」のようなもの、それもひっくるでも惹かれるんだなと感じています。

今も心に刻まれている曲たち

今でも、月を見上げれば「MOON」を口づさんでしまうし
気付いたら、メジャーデビュー曲のBELIEVEを歌ってしまう。

一気にはまってしまったTRUEBLUEやROSIARを聞くと、どうしようもなく心が揺さぶられるし
大好きな「RECALL」聴けば、心が癒され、この曲をずっと聴いていた10代の頃にトリップできる。

そして、宇宙の詩 ~Higher and Higher~が2019年に発表され、久しぶりに新譜を聴いた時…

自分でもびっくりするくらいに涙が溢れてきました。

曲調も歌も歌詞も演奏も、全てがあの頃のLUNASEAが進化している!と…。

感謝とこれから…

そんな、私にとって大切な音楽による感性の原点を与えてくれたLUNASEAに、そして素敵な楽曲をたくさん残してくださったこと、そして今も活動を続けてくださっていることに改めて感謝しています。

そしてこれからも、そんなLUNASEAの音楽が生き続け、世界に流れ続けることを願っています。

実は、宝塚歌劇の作品にも、ボーカルのRYUICHIさんが書き下ろされた曲がありますね。こうして、自分の大切な世界が思いがけなくリンクすることの喜びは、ひとしおでした。(宝塚とLDH、劇団☆新感線、ゲームなどとのコラボも、双方をお好きな方にとっては、とてもエモーショナルなのでしょうね。)

私も微力ながら、彼らの音楽に存在に影響を受けた一人として、LUNASEAのこれからにエールを送りたいです。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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