9月1日、宝塚大劇場で「宝塚歌劇111周年記念式典」が行われましたね。
レビュー記念日のこの日、現役生や音楽学校生あわせて254人が舞台に立ち、OG約1100人、友の会会員を含む約1700人の観客が見守る中、111年目の節目を祝うひとときとなりました。
私はその場にはいませんでしたが、SNSや新聞記事を通して式典の様子を知りました。
トップコンビ6人の口上と、客席に響いた拍手
式典は、月組の鳳月杏さん、星組の暁千星さん、宙組の桜木みなとさん…
そしてトップ娘役の皆さんが紋付き袴姿で銀橋に登場し、口上を述べるところから始まりまったのだそう。
記事によると、冒頭には、鳳月杏さんをはじめとするトップコンビが、黒紋付きに緑の袴姿で銀橋に登場し口上を披露。
ひとりが名乗るたびに、客席を埋め尽くしたOGの皆さんから大きな拍手と歓声が沸き起こり、会場は早くも華やかな熱気に包まれていたのだそうです。客席がこんなにも声出しして盛り上がるのは、めずらしいことですね。
奉舞とメドレーで彩られた舞台
宙組の水美舞斗さんを中心に披露された「記念奉舞」は、和楽器とオーケストラの調べを組み合わせた舞だったとのこと。袴姿で舞うタカラジェンヌたちの姿、写真や記事からも迫力が伝わってきます。
また、極美慎さんや鷹翔千空さんらが中心となり、「タカラジェンヌに栄光あれ」「Exciter!!」「シトラスの風」など、宝塚を象徴する楽曲がメドレーで披露。
花組生となった極美くんのお披露目は、この式典だったのですね(;_;)
その勇姿については、改めて書かせてください(;_;)

最後には現役生徒が揃い、「すみれの花咲く頃」「フォーエバー!タカラヅカ」を合唱し、舞台は華やかに締めくくられたのだそうです。
そして式典の後に行われた月組公演『GUYS AND DOLLS』も、普段以上の拍手と歓声に包まれたといいます。
終演後も拍手がなかなか止まらず、111周年の特別さを物語っていたのではないでしょうか。
観客だけでなく錚々たるOGたちが見守る中、堂々と真ん中を務めたちなつさん、どんなお気持ちだったのでしょう。
ガイズの初演メンバーもいらっしゃったのかなぁ。
大好きな礼真琴さんは、何となくだけれど…
今日はこの場にはいらっしゃっていないのかも…と感じました。
お祝いとともに、思うこと
一方で、この式典では阪急電鉄の嶋田社長が改めて謝罪と改革への決意を述べられたとのことでした。
「改革に終わりはない」という言葉に、あの大きな出来事、山積する課題を思い起こす方も多かったのではないでしょうか。
111周年という節目の今日。
5組が揃わないタイミングで、行われた式典…。
そしてただ華やかさとお祝いムードに身を委ねるだけでなく、「手放しで祝っていいのだろうか」とさまざまな複雑な思いが交錯した方も多かったかもしれません。
華やかさとお祝いムードに酔いしれたいけれど…
やはりまだ、そのような気持ちにはなれないですね。
世間からの目は、宝塚歌劇に対してまだまだ厳しいことも感じます。

宝塚歌劇は1914年に初めての公演を行い、これまでに4859人ものタカラジェンヌが舞台に羽ばたいてきました。現在は411人が所属し、それぞれの組で新しい歴史を紡ぎ続けています。
宝塚を愛する一人として、私はこれからもその歩みを見守っていきたい。
応援の気持ちと同時に、タカラジェンヌたちが心を通わせ、安心して舞台に立てる未来を心から願っています。
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