年末のお楽しみ。タカラヅカスペシャル(タカスぺ)が、最後に行われたのは2019年でしたね。
大好きな礼真琴さんが、以前95期(同期)とのトークでも話されていましたが、「あの時が、自分がタカラヅカスペシャルに出演する最後になるとは思わなかった」と、一ファンである私もそう思います。
タカスぺって、あまりにも恒例行事でながらく、「当たり前」に行われてきましたが、こうして数年ストップしてしまうと、改めて「何と貴重な機会だったのか…」と痛感させられます。

その想いが、改めて沸き上がったのが、先日のほぼクローズド状態で行われた「111周年記念式典」の様子を観た時です。
ライブ配信はなく、スカイステージでの放映も今のところなし。
かろうじてあったのは、タカニュの中で数分だけのダイジェスト版でした。

…が!!もうひとつ、私の記憶に強く刻まれた姿があります。
それが、宙組の鷹翔千空さんと、星組の瑠璃花夏さんが組んでダンスされていた姿です。(たしか、ダンスだったと思う)
この時、今までるりはなちゃんが男役さんと組まれた時に、感じたことがないくらいの新鮮さと、不思議な「しっくり感」があったんです…!
こってぃのミステリアスな雰囲気に、るりはなちゃんの小柄ながら重厚感のある淑女の佇まい、お2人のお顔立ちががぴったり合っていて、考えもしたことがなかったけれど、このお2人は並びがとてつもなく合うな、と感じました。
これは、星組ファンの自分としては、かなりレアケース。
そして、率直に新鮮でした。
るりはなちゃんは、これまで星組の男役さん達とたくさん組んでこられました。もちろん、熱い星男との並びも素敵だと思っていたので、まさか接点のない組外の男役さんと組まれて、こういう印象を持つとは…
なんというか、言葉にするのが難しいのですが…
こってぃと、るりはなちゃん。その舞台姿に、とても近しいものを感じたんです。
その並びが、今でも忘れられないくらいに素敵でした。お2人の魅力が増幅するような、何とも言えない美しさと色気があった。
でも、こういう「組を越えた組み合わせ」って、タカスぺくらいでしか観れませんよね。
オフの姿ではなくて、しっかりと舞台化粧を施してお衣装を纏い、「男役・娘役」として組む姿が観れるのは、基本的にはタカスぺだけなんですよね。
で、そういう時に「意外にもこの組み合わせは合う!」「もっと、この並びを観てみたい!」とそういう化学反応を直に感じられるのは、とても貴重です。
過去にも、タカスぺにご出演された方々の声から、(公演の合間などで忙しいとは思うのですが)貴重な時間をワクワク楽しまれてる様子が伝わってきました。
タカスぺって、年末のファン感謝祭!的な意味合いもありますが、もうひとつは「新たな可能性に挑戦できる場」でもあるのかなぁ、と感じています。
今年はトークショーとなりましたが、いつか年末ではなくても「タカスぺ」が復活したらいいなぁ…と思っています。
もちろん、タカラジェンヌの皆さんの心身の健康第一に、スケジュールの都合が許せば…ですが、運動会ほどの大規模なものは難しくても、選抜メンバーで出演されるタカスぺは、どこかで実現したらいいですね。
もし、それが叶ったら…
きっとまた、想像もしていなかった「ハッとする組み合わせ」に出会えて、宝塚の“未来への期待&煌めき”を感じられる気がします(*^-^*)
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