連日、礼真琴さんのことを書かせてもらっていますが…
これだけ長い間、こっちゃんの舞台を観てきて、あと3公演でそれが終わってしまうと思うと、これまでの宝塚ファン歴の中でも経験がないくらいに寂しいです(;_;)
でも、それと同時にタカラジェンヌとして輝いてくれるのは、「もう、じゅうぶん」という感謝の気持ちも共存しています。
それはなぜかと考えてみると…やっぱり、こっちゃんはタカラジェンヌとしても、舞台人としても、1人の人としても本当に一筋にご自身の道を真っ直ぐに歩んでこられたことが、ひしひしと伝わるから…
今日は、大好きな礼真琴さんがご卒業される2日前に感じていることを、書き残しておきたいと思います。
それがいつかきっと、「あの時は、こんな気持ちでいたよね」とよい想い出になるのかな、と思うから。
礼真琴さん、ラスト歌劇に心が震えた
こっちゃんのラスト歌劇となる、2025年8月号を読みました。
あまりにも内容が濃すぎて、ゆっくり読み進めているので全部は読破できていませんが、いちいちぐっときています(;_;)
私、歌劇のサヨナラ特集が大好きで、それは自分がファンとなったトップさん以外でも読むようにしています。
やっぱり、ファンには見えない「裏側」を知る方たちの言葉は、本当に深いし沁みる。
で、これまでもどのトップさんの「贈る言葉」も感動的だったり、意外な裏話が出てきたり、時には「そんな関係性だったんだ!」と驚いたり…すごく、貴重なお話が盛りだくさんですよね。
それでも…
こっちゃんを贈る言葉は、何だか本当に「一時代の終焉」な感じが言葉の端々から伝わってきました。
ほぼ仰っていることが「共通」していて、ある意味それはやっぱりすごいなと…。
スキルの部分に触れる称賛はもちろん絶えることはありませんが、その他で私が一番心に残ったのは…
やっぱり「礼さんは、『優しい』」という表現でした。
優しいって、とても抽象的で時にふわふわとした感覚のものですが、こっちゃんに寄せられた先生方や仲間たちからの「優しい」は、その背景がくっきりと鮮明で、目に浮かぶようでした。

やっぱり、その舞台姿だけじゃなく「人柄」に惹かれた
私がこれまでの宝塚ファン歴の中で、心から「この方に会いたい、応援したい」と自然に感じた礼真琴さん。
なぜ、そうとまで思えたのかなぁ…
素敵なタカラジェンヌさんには、たくさん出逢ってきたし、その時その時大好きでその気持ちは尊いものだけれど…
それでも礼真琴さんが「自分にとっての最も特別なタカラジェンヌ」になったのは、タカラジェンヌを纏っていない「こっちゃん」自身の魅力もたくさん知ることができたから。というのも大きいかもしれません。

その強さ、儚さ、明るさ、繊細さ、負けず嫌い、そして優しさ…
もちろん、私たちにみせてくれているのは、その氷山の一角だろうけれど、それでも舞台姿や数々の番組などから、やっぱり伝わってくるものはありますね。
たくさんの側面を知ることができて、17年という長い宝塚人生を、映像で書籍で、そして生の舞台でみせてもらえたことが宝物だなぁと、今静かに振り返っています。
もちろん、歌劇に登場した先生方や上級生、同期、下級生からのエピソードは多彩ですが、その根底に流れる「礼真琴像」は、巨匠から下級生に至るまで、一貫していました。
それが、すごいと思う。客席から観て感じる礼真琴さんは、舞台裏でも同じように礼真琴さんなんだなぁと…
そして、中には「働き方改革」や「礼真琴さんは舞台を創る側にも才覚がある」という部分に触れるようなお言葉もあって…これまで、一ファンとして感じてきたことを、こうして「中の人たち」も感じてこられたんだなぁ…という感慨もありました。

スカイハイ、そして推し旅も、全力だったね
今日、宝塚歌劇の星組「推し旅」の特番と、スカイステージソング「スカイハイ」の制作風景が、スカイステージで流れましたね。それ観ていて、泣く番組じゃないのに、やっぱ泣けてきたよね(;_;)特にスカイハイのPVみたいなの。あれ、泣けた(/_;)
だって、あれはあのステイホーム期間の活動でしたよね。先生方は大きなマスクをされていました。
そんな中、こっちゃんが本当に楽しそうに舞台に立っている時のように全力で歌っていたんです。
で、トークも表情もとっても朗らかで。
その歌にのせて、当時のトップスター柚香光さんや月城かなとさんなどの映るんですよ。
花に微笑む、フェアリーテール、のところでれいちゃん。
月に佇む、吟遊詩人、のところでれいこさん。
そして、こっちゃんは「星に囁く、シンガー」
当時、こんなにも煌めくトップさんたちが活躍していたんだなぁと、しみじみしたし、この「スカイハイ」の歌詞がとても真っ直ぐで、改めていい歌詞だなぁと…。そして、それをこっちゃんの歌がより増幅させてくれるんですよね。
推し旅の、こっちゃんの車内アナウンスの様子も流れましたが、これがまた、目の前にお客さんが居ないのに、身振り手振り、表情豊かでサービス精神旺盛!本当に、こっちゃんは人を楽しませたい、喜んでもらいたい、という気持ちが伝わってくる人だなぁと心が温かくなりました。
そういう姿は、そのまま舞台裏でも続いていたんだなぁと思うと、頭が下がります。
ラストデイを、しっかりと心に刻み込んで
誰だって、しんどい時もご機嫌で居られない時も、葛藤する時もあると思う。
だから、そういうのを無理しないでほしいけれど、やっぱりこっちゃんの本質は「怒ると自分が泣いてしまう」といつか話してくれていた、あの時のままなのかなぁ…と数々の退団に向けた映像や書籍の中で感じています。
明日は2公演、そして明後日はいよいよ礼真琴さんのラストデイです。
私も、その時をしっかりと心に刻み込めるように、自分らしくその準備をしていきたいと思います。
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