礼真琴さん舞空瞳さんが大好きで、ことなこトップコンビ時代、そしてこっちゃんが単独になってからも星組を熱く見つめてきました。
もちろん、他組のことにも心を寄せてはいましたが、やっぱり大好きなタカラジェンヌさんが居る組って、特別に熱く見つめているので、「全集中!!!( ;∀;)」って感じが否めませんでした。
が!!
こっちゃんがご卒業された今、宝塚歌劇をいい意味で「フラット」に観ているところもあって、どのタカラジェンヌさんの魅力も知りたい欲が出てきているのは、いい傾向なのかな。
だからこそ、バウホール公演なども含めて積極的に、さまざまな作品を観るようになりました。
全ツの月組公演も、とってもよかったですね~。フェニックス・ライジング、凄かった…!最近書かせてもらった「BLUFF」もしかり。
凄く好きな作品になったので、繰り返し観ていると月組生のことも、親しみが湧いてお一人おひとりの個性もわかってきて楽しいです。

今の星組も、月組出身の暁千星さんと詩ちづるさんがトップコンビに。月組をルーツに持つお2人が、大好きな星組を率いていくことになり、そういう面でも親しみを感じます。
で、月組公演を観ていて、感じるのは「今の月組の人気の理由がわかった気がする」ということです。
勝手に、星組とどこか「対極にある」イメージがある月組。
熱くて「とにかく、失敗してもいいからやってみよう!!」という思い切りと、爆発力のある星組。これは、大好きな礼真琴さんやこれまで星組生たちから、よく聞かれるお話です。下級生に至るまで、こっちゃんは細やかに目を配っていたことをインタビューや千秋楽のご挨拶などからいつも感じていました。そのスピリットが、隅々の星組生にまで浸透している感じ。星組の舞台は、宝塚の枠を飛び越えていくほどのエンターテイメント性がとてつもないな、といつもワクワクさせてくれます!
月組は、お芝居を緻密に積み上げていくようなイメージ。お芝居に対して「職人気質」のような方も多いのではないかなと。月組生の新公学年の方のお話のなかで、よく上級生のお名前が具体的に挙がりますね。本当にていねいに教えてくださると話してくれていました。芝居巧者の上級生が、下級生にていねいにつなぐ…その系譜が、ずっと続いているのですね。
だからかな。月組のお芝居は、本当に下級生に至るまでレベルが高い!
全員が巧くて、緻密。それを「BLUFF」で感じました。芝居の月組の本気を見た気がしました。
隅々にいたるまでお芝居が巧いと、満足度がとてつもなく高い。
今の月組にしみじみ落ち着いて観られる作品が、たくさん巡ってきているのも何だか頷けます。
だからこそ、若年層だけじゃなく大人の観客も「また観たい」と思えるのでしょう。
一過性ではなく、じっくりと楽しみたくなる組。お芝居で満足感が高い組。
もちろん、大好きな星組も他の組も、今の宝塚歌劇のレベルはとても高いと思いますが、月組はその人気の根底に飛び抜けた「芝居力」があるなと感じました。男役さんだけでなく、娘役さんの層も、凄く厚いですよね。みちるちゃん、白河りりさん、花妃舞音さん、乃々れいあさん…、みんなそれぞれ巧い!

だからこそ、その中核を担っていた彩みちるさんのご卒業は、とてもとても残念です。もっとみちるちゃんのお芝居、大人の娘役だからこそ滲み出るお芝居を観て居たかったなぁ…(;_;)(ELPIDIO(エルピディイオ)のみちるちゃん、すごく素敵だった)
佳城葵さんも、学年が上がって来られましたがずっと活躍して欲しい…
「芝居の月組」とずっと言われてきましたが、今の月組はそれをひしひし感じています。
ガイズのライブ配信、観たいという気持ちが湧き上がってきた!
そして続く、別箱侍タイムスリッパー、来年の大劇場公演RYOFUも今から楽しみです!
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