星組の全国ツアー公演、『ダンサ セレナータ』『Tiara Azul -Destino-II』の広島公演(最終日)を観劇してきました!!
初の広島での観劇!!今回は日帰りでの遠征が叶いました(*‘∀‘)
大好きな礼真琴さんが宝塚歌劇をご卒業されて約2ヶ月、新生星組の今を感じたかったのはもちろんですが、新トップスターの暁千星さんの地元、広島で「凱旋公演」というものを体感してみたい…!!
その気持ちが溢れて、広島での観劇を決めました。
結果…
とてもいい公演でした!!(;_;)

正直な気持ちを言えば、礼真琴さんと舞空瞳さんが大好きで、お2人それぞれも、トップコンビとしての世界観もまるごと大好きで、ティアラアスールは本当に宝物過ぎて、全く「別物」と割り切れなかった部分もあります。
でも、新生星組バージョンにしっかりと再構成されていたし、ありちゃんと詩ちゃんの始まりを感じさせる、明るく初々しい場面もたくさんあって、見応えたっぷりでした!
正塚先生ならではの、ダークな色彩の舞台、自然な台詞回し、それをパッションの星組で演じられていることが新鮮、ここ数年の星組では巡ってこなかったテイストを感じられたことも新鮮、星組生のそれぞれが新たな扉を開いた気がします。
そして、何と言っても今回遠征して本当に良かったと思えたのが、『Tiara Azul -Destino-II』
そのオープニングを観るだけでも、広島まで来てよかった!!!と思えるほど興奮しました。
先ほども触れたように、私にとって大切過ぎるショーなので、どんな気持ちになるんだろう…ライブ配信では観ていたけれど、実際に体感したらどんな気持ちになるんだろう…そう思っていたんですよね。
でも、あのリズムが聞こえてきて、ティアラアスールの曲が爆音で流れてきた時、一気に胸が高鳴りました!!そして、そのボルテージがもう10段階くらい一気に上がったのが…
広島の星!!暁千星さんが、あのこっちゃんのゴールドの衣装をまとって登場された瞬間!!!!!!
その瞬間、会場の空気が一変する程の勢いを感じて…
私、宝塚公演(ショー)でこんな凄い拍手と歓声を聞いたのは初めてかもしれません。
やっぱり、トップスターの凱旋公演って本当に凄いんだ…と涙腺が一気に崩壊しました(;_;)
ありちゃん、それでも一切感情にのみ込まれることなく、むしろその拍手を受けてパワーを増したように、堂々たるトップスターぶり!!その頼もしさと圧倒的な華に、またもや涙が滲みました…
ことさんの後を継いで、私がトップスターとして率いていけるのか…そんなことを涙を流しながら語っていた、あのありちゃんは微塵も居なくて、本当に覚悟が決まった堂々たる姿でした。
地元の方も、ファンの方もきっと、もう感動という言葉では言い表せないくらいの喜びを感じておられるんだろうなと…。そして、そんな空気感をパワーに変えて輝く星組生たちの姿がとてつもなくカッコよかったです!!
お芝居もショーも、瑠風輝さんが組替えされたことが「本当によかった」そう思えるほどの、大活躍ぶり。
ライブ配信で感じた以上に、もえこちゃんの魅力をビシバシ感じて、本当にカッコよかったです!!!!!
もえこちゃんの歌声は本当に心地よいし、台詞にも感情がこもっており敵対する強さだけではなく、優しさが滲んでいるのにもグッときました。
そして、ショーのダンスもとても美しくて、繊細で…体格を生かしたエレガントな熱さが伝わってきて、とても惹きつけられたなぁ(*^^*)
ティアラのデュエットダンス…
ありうた仕様に変わっていて、全く別の構成になっていたのがとてもよかったです。
ありちゃんに、軽やかにリフトされる詩ちゃん。
身長差で組むお芝居やダンスは、やはり見た目以上に背の高い方にも小柄な方にも「負担がかかるもの」だと生観劇していて、何度も感じる場面がありました。
身長の高い方は、小柄な方に合わせて「かがむような姿勢」を取らなければならない、だから背中や腰を痛めやすいのかも。反対に小柄な方は、常にヒールの高いシューズを履くことが増え、さらにつま先立ちすることも増え、足に負担がかかりそう…そんなこともよぎったりして…
そんな体格差を埋めながら、お2人はきっとたくさんお稽古されたんだろうな、と感じました。
リフトする側もされる側にもとてつもない技術がいるのでしょう。
でも、私が観劇した公演のありうたコンビは、息ぴったりに「美しく舞って」いました。
高速でクルクル回るラベンダーカラーのスカートの軌道を観ながら、ありちゃんが下ろす時の慎重さと優しい眼差しを観ながら、それでも何があってもしっかり歩んでいこう。お2人の笑顔から、そんな声が聞こえてきた気がしました。
熱くて、全力な星組はそのまま。
でもやっぱり、何かが確実に「変わっていく」星組を感じて、ほんの少し心の奥が切なくなりながら…
終演後の挨拶で、ご当地紹介、満面の笑みのありちゃんは「公演は終わってしまうんですけれども…いや!!公演は続くんですけど広島が終わるのは寂しいですが、また帰ってくるけぇ、その時はよろしく!!(たぶん、こんな感じ)」と叫んでくれました!!
ありちゃんの広島弁、いいねぇ~!!!!(≧▽≦)
ありちゃんへの星組への激励が、その熱い拍手にこもっていたように感じたなぁ…!!
ありもえこのバディ感がとてつもなくよかったこと、大希くんと乙華菜乃ちゃんが光りまくっていたこと、綾音美蘭さんのお芝居が物凄くよかったこと、小桜ほのかさんの存在がやっぱり頼もしかったこと…ほかにも、たくさん印象に残ったことがありますが、まずは全体の「ファーストインプレッション的」な感想を書かせてもらいました。
10月とは言っても、昼間は真夏の暑さだった広島。
広島という、ありちゃんやせおっちの故郷で宝塚公演が観られたこと、とっても素敵な想い出になりました!
星組公演はまだまだ続きますが、仙台の千秋楽まで怪我などがなく全員元気で駆け抜けられるよう、心から願っています!!!
◎「読んだよ」のひと押し、よかったらお願いします↓↓
(宝塚ブログランキングが開きます)
Click if you read it — it makes me happy!
(更新したらSNSやブログ村でお知らせします。よろしければ、読者登録やブックマーク、フォローしていただけたら嬉しいです!)
note始めました!

コメント