雪組公演の別箱、ついに発表されましたね!!
瀬央ゆりあさんが、大方の予想通り東上主演です!!!!
しかも、再演物ではなく…
瀬央ゆりあさんが挑戦するのは奇才「ダリ」
せおっちが演じるのは、なんと奇才の画家「サルバドール・ダリ」
あまりにも有名、そして奇想天外なイメージを纏う、20世紀を代表する画家。
地元の美術館にも、ダリの代表作のひとつである「ポルト・リガトの聖母」という絵があって、何度も目にしてきました。
ここに描かれているのは聖母マリアではなく、最愛の妻ガラ。
海辺に浮かぶように描かれた神秘的な母子像で、幻想的な光に包まれています。
この何とも形容し難い不思議な構図と配されているモチーフ、訪れる度にじっくりと足を止めて見入ってしまうのです。
以前、アートの世界を紐解く番組でダリとその妻ガラのことを詳しく解説されていたのですが、ガラは彼の最愛の妻であるだけでなく、「プロデューサー」のような役割も担っていたのだとか…
宝塚歌劇の題材として、とても意表をついたものだなと感じています。
雪組別箱は、ドラマシティとブリリアホール!!
主演:瀬央ゆりあ
◆ 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2026年4月15日(水)~4月23日(木)
<一般前売:2026年3月8日(日)>
座席料金:全席8,000円
◆ 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2026年4月30日(木)~5月9日(土)
<一般前売:2026年3月15日(日)>
座席料金:S席8,300円/A席5,000円
超現実浪漫(シュルレアリスム・ロマン)
作品の概要は、こちらです。
『DayDream Dali』
作・演出:谷貴矢
特徴的なヒゲ、独創的な作風、奇抜な言動で20世紀を象徴した天才芸術家サルバドール・ダリ。
物語は、彼が晩年を迎えたスペイン・フィゲラスの自宅から始まる。穏やかに人生を振り返るダリの前に、突如“卵”から一人の男が誕生する――。
男は自らを“ナルシス”と名乗り、「我が王」とダリを呼ぶ。
そして「この世界が危機に瀕しており、救うためにはあなたの力が必要だ」と告げるのだった。
若さを取り戻す代わりにナルシスの願いを受け入れたダリは、“溶けた時計”に導かれ、幻想の世界へと旅立つ。
最愛の妻ガラとの愛、数々の芸術家たちとの交流、そして記憶が交錯する白昼夢の中で――。
果たして“キング・ダリ”は世界を救い、真の“救世主(サルバドール)”となることができるのか。
奇想天外なイマジネーションの中に、真実の愛を描くシュルレアリスム・ロマン。
着実に「トップロード」を歩んでいるのかも
せおっちの持ち味は、優しさや温かさ、そして美しさはもちろんのこと、コメディセンスや繊細な芝居力がありますね。
さらに、努力の上に結晶したダンスや歌にも心を動かす「何か」が宿っています。
「我が王」と呼ばれるダリ。思い返せば、星組時代に「ディミトリ」で「我が君」と呼ばれていたせおっち。
「トップロード」を歩まれた方の多くは、「王」や「軍を率いるリーダー」的なお役を、必ずといってよいほど演じられてきましたね。「王」と呼ばれる役、そしてせおっちのための新作!!
これは、もしかするともしかして…

瀬央ゆりあさんを中心に雪組生が輝く作品に!!
華純沙那さんは、朝美絢さんと音彩唯さんトップコンビのプレお披露目「海うららかに、めおと日和」で、娘役2番手格の芙美子さんが、本当にお似合いなのでそちらかも…とも思っていますが、別箱ヒロイン?どうなるのでしょう。(ちなみに、これでモテる友人深見さん(男役2番手格のお役)は、縣千さんで決まりですね!!)
せおっちの東上公演は、ダリの描き方として「夫婦愛の物語」をガッツリという感じでなさそうなので(解説文からは…)以外に、若手期待の娘役さんが抜擢されるかも…という気もします。
谷貴矢先生の作品は、「元禄バロックロック」「RRR」「赤と黒」などどれもとても好きなので、とてもワクワク!!
そしてせおっちが東上の次の大劇場公演でご卒業、ということはなさそうだし、もしかするとトップロードに…という期待も持てたのでとても嬉しい発表でした(*’▽’)
“芸術家・ダリ”と“人としてのダリ”を、せおっちがどう表現されるのか、とても楽しみ!
せおっちと雪組生の魅力が存分に輝く、心温まる素敵な作品になりますように!!
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コメント
コメント一覧 (1件)
失礼します。
またまた泣きながらブログを読ませていただきました。いろいろあって心が壊れそうになったことが多々あり、ここ数年、どんなことに対しても心から楽しめない状態が続いています。
正直今回も、いろいろな想いが駆け巡っています。
ですが、前回の西公演が全日程中止になりました。今回は、無事に東西完走してほしいと心から願っています。