いま宝塚歌劇のチケットは、公演によってはかつてないほど手に入りにくくなっています。
友の会に入っていても希望の公演がなかなか当たらず、一般発売や先着、リセールなどのチケット販売はすぐに完売。チケットを取るだけでも、こんなに気力も労力も要するのか…と感じている方は多いかもしれません。
⇒そもそも、こういう仕組みになってるのが問題だけど…。
だからこそ、JCBやVpassといった「カード会社貸切公演」は、ファンにとって大切な観劇のチャンス。
貸切日はわりと多く設定されていますし、全館貸切なので座席数もまとまって用意されています。
他の申し込みより少しだけ希望を託せる場として、本当にありがたい仕組みだと思います。
けれど、いざ申込みをしてみると…ファンの立場からすると、何度も申し込んでみて「ちょっと不自由だな」と感じてしまうルールがあるのです。

JCBとVpass、それぞれの申込みルール
JCBの場合は、「第1希望でSS席やS席を選ぶときは、第2希望でA席かB席を必ず入れなければならない」という条件があります。これは、カードの種別によらず統一ルールですよね。
SSやSだけを希望して、申し込むことはできないのです。
初めて申し込む時に驚いたのは、「第2希望でA席かB席を必ず入れなければならない」ってところ。
あまりにもカード会社都合ではないかな…(;’∀’)
第1希望はSS、第2希望にSだと自動的に落選するという…。
そしてVpassはさらに厳しく、「第1希望から第3希望まで、すべての席種を必ず入れなければならない」というルールがあります。
例えば、「SSかSだけ申し込みたい。落選の場合は、今回の抽選は諦める!」と思っても、その希望だけでは申込みが成立しないのです。
これは、全館貸切ということもあり、後方席などに空席を出さないための工夫なのだろうと理解はできます。
けれど観劇する側からすると、やはり悩ましい仕組みです…。
実際に当選したことも…
私もこれまでに、JCB、Vpassともに当選したことがありました。
「当たった!」とメールが送られてきた瞬間は飛び上がるほど嬉しく、本当にどの席であっても観れるだけ有難い舞台だったので歓喜しました!!ただ良席が当選するかは、必ずしもカードの種別や使用額は影響していない印象です。(私の勝手な感覚ですが…)
ただ、遠征を前提にしていたため、心の中には正直な気持ちも少し…
SSやSなら迷わず行きたいけれど、2階後方席での遠征は現実には気持ち的な負担が大きい…。
超絶チケ難のチケットを手にした喜びと、現実的な想い。どんな席でも、大好きな礼真琴さんの舞台なら遠征する!!という気持ちだったので、この時はよかったのです。でも今後は…
新幹線や飛行機+宿泊することを思うと、オペラなしでは観えない席での遠征は悲しいな、席種は選びたいな…というのが正直なところです。

改善への願い
カード貸切は、ある程度限定された中で抽選が行われるので、当選された方も多いことでしょう。
きっと、同じような思いをされた方も少なくないのではないでしょうか。
だからこそ、もしこんな工夫があったなら…感じています。
- 第2希望や第3希望を任意に
希望を多く入れた人は当たりやすいなど、第2希望以下は任意にしてもらえたら…それなら安心して申し込めます。 - 席種だけでなくゾーンも選べるように
A席でも前方なら遠征したい人は多いはず。ざっくりでもエリアを指定できれば、気持ちがぐっと楽になります。実際細やかにゾーン分けされて申し込める演劇チケットもありますね。 - キャンセル救済の仕組みを
やむを得ず行けなくなった方が席を譲れるシステムがあれば、観たい人にチャンスが回り、空席も防げます。貸切公演は、誰にも譲れないシステムなのが、転売対策とはいえ本当にモヤモヤします。空席が、心底もったいない!!
宝塚の一ファンとして思うこと
宝塚の一ファンとして思うことは、どの席であっても舞台を観られる時間はかけがえないということ。
だからこそ、貸切公演も、よりよく仕組みがブラッシュアップしていったらいいな…と願っています。
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