フランスの女海賊「ギルダ・ラバンヌ」を演じたトップ娘役の 舞空 瞳さん。
これまでの可愛らしさ、健気さ、可憐さのイメージを大きく覆す
強き女海賊が予想以上に似合っていて、大人っぽく色気のある女性を演じられていました!!
礼真琴さん演じるティリアン・パーシモンを拒絶し、憎みながらも、本能的に惹かれてしまう…
そんな愛憎をとても細やかに、そして美しく演じてくれました。
もともと可愛らしい顔立ちの方ですが、「綺麗系」も似合ってしまうところが、舞空さんの魅力(^^♪
予想していたとおり、可愛らしさよりも「美しさ」「気高さ」をきちんと無理なく表現されていて、ますます好きな娘役さんになりました(#^^#)
特に印象的だったのは、冒頭のティリアンたちとの戦闘シーン!
「打ち方はじめなさい!!」(セリフ合ってますか?)
と女海賊たちに号令をかけるところ( *´艸`)
劣勢になり退却する時の顔を歪めて本当に悔しそうな表情をするところが、凄く良かったですね~!
このシーンを観た時、「いいぞ、いいぞ!舞空さん♪いけるぞ、これは( *´艸`)」と思いました。
やっぱりこの作品では、ギルダが男役に負けないくらいカッコよくないと締まらないんですよね。自分の大切な島を守りたい一心で、「大切なものを守るための戦い」を挑んでいる彼女の一途な想いがあるからこそ、野心に突き動かされ戦いを重ねるティリアンとの対比がはっきりする。
そして、その二人がどうしようもない愛憎で交わる激しさや切なさが、この作品に奥行きをもたらしているのだと思います。
それにしても、あのギルダの白いドレス…
私、初演で遠野あすかさんの舞台姿を観たときから物凄く好きでした(#^^#)
襟元の立ち上がったあの独特のデザイン、ヨーロピアンなゴージャスな装飾が素敵すぎで、もしかしたらヒロインの好きな衣装ベスト5に入ってるかもしれない( *´艸`)
ギルダの負傷の跡をあえて見せるような、傷跡がまるで衣装の一部のように見える挑発的なドレス。ギルダの「覚悟」を表現しているんじゃないかな。
「私に決して近づかないで」
装いからも、そう語っているよう。でも、ティリアンに征服されて、ひとりの女性になった時、少しずつ彼女の心の鎧が剥ぎ取られ、必死に隠していた女性としての自分が現れだした…だから、あのようなラストになったのかもしれないなと解釈しています。
ラストに、ティリアンを包み込むような優しい表情を見せた舞空ギルダ。
何だか母性愛を感じるようなその温かな一瞬の表情…やっぱり舞空さんのお芝居はいい。これからも、どんどん大人の女性を演じてもらいたいです。
次回は、いよいよ♡愛月ひかるさんの感想を( *´艸`)♡お付き合いいただけたら嬉しいです。
「読んだよ!」のしるしにバナーをクリックしていただけたら嬉しいです!
スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
コメント