月組の「ガイズ&ドールズ」千秋楽ライブ配信を観ました。
観てよかった―――――!!!( ;∀;)
いや~、今の月組生の実力、お芝居力が結集した、とてもいい舞台でした~!!
専科の悠真倫さんの温かみのあるお芝居も、安心感しかなかったですね~。
トップコンビもネイサンを演じた風間柚乃さんも、もう「ぴったり…!!」といちいち叫びたくなるほどのナイスキャスティング(≧▽≦)このストーリーを初めてしっかり観たこともあり、あの「ガイズ&ドールズ」はこういうお話だったのか~と堪能できたのも嬉しかったです。
どの楽曲も心地よくて、ワクワクするし心動かされます。そして、稲葉大地先生が現代版に演出されていたこともあり、少し伝わりづらい背景や描写も、なんだかすっと入ってきました。
でもやっぱり、特筆すべきは、彩みちるさん。
彩海せらさんバージョンは観ていないので役作りの比較はできないのですが、みちるちゃんのアデレイド…
本当に素敵でした!!
みちるちゃんの、これまでの全てのお役を結集して、こんなにも美しくてキュートで、どこか切なさも漂う奥深いアデレイドが生まれたのだなぁと思いました。

明るい場面なのに、なんか泣けてきたなぁ…。
すごいな~と、娘役の矜持をビシバシ感じるなぁと感動すらおぼえました。
本当に、素晴らしかったです(;_;)
特に、心に残ったのはこのシーン。
ネイサンに愛想が尽きて、もうどうしようもないくらいに怒りと悲しみとやるせなさでいっぱいなのに、カザマさん(ネイサン)がおっきく両手を広げてだまって待っているのを観てしまうと…。
やっぱりどうしようもなくネイサンが大好きで、泣きながら一目散に飛び込んで行くところは、みちるちゃんの真骨頂でした(;_;)可愛くていじらしくて、なんか切なかった。
華やかなショースターでありながら、実は素朴な田舎暮らし、主婦を夢見るアデレイド。
それが叶わない切なさ…
そういう、哀愁とか奥行きを感じさせるアデレイドだったからこそ、ただただひたすら14年という年月を「婚約者として」自立してお金を稼ぎながら待ち続けているバックボーンに説得力がありました(;_;)
みちるちゃんは、観ればみるほど、もっとそのお芝居が観たくなる。
次は、どんなお芝居をしてくれるのかなと、楽しみになるタカラジェンヌでした。
体当たりで、一生懸命で、でも大人の魅力をきちんと品よく表現できる稀有な方でした。
さようなら、ミセス・アデレイド。
ラストシーンの幸せな笑顔を観れたから、あえて「ミセス」と呼びたい。
大好きな雪組も月組もどちらの時代も大切にしていた、記憶に残る娘役、彩みちるさん。
彩り豊かな貴方のアデレイド、ずっとずっと忘れません。
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