楽しかったけど、ちょっと複雑。タカラジェンヌの「謎ルール」|『さんま御殿』を観て

昨日は、タカラジェンヌ大集合の「さんま御殿」でしたね!

多くの宝塚ファンの方が注目されていたように、私も気になっていたので録画して、オンタイムでも観ました。

紫吹淳さんを中心に、宝塚歌劇における「謎ルール」にフォーカスしてトークが進んでいき、とっても盛り上がった印象。

世間的には、正直まだまだ宝塚歌劇のイメージは払拭されていないでしょうけれど、一宝塚ファンとしては、「こういう場でも楽しくトークできる感じになったんだなぁ」と少しほっとした部分もあります。

特に楽しかったのは、紫吹淳さんのトーク!
お話しされる「間」や、話題も、品格を保ちつつユーモアもほどよく出されていて、楽しかった!

超絶カッコよかった男役時代にリカさんをオンタイムで観ていた自分としては、可愛らしさとカッコよさを、素敵な塩梅で残していらっしゃるなぁと感じました(*^-^*)ジャケットの着方、佇まい、歩き方…今でもカッコよかったです!

遼河はるひさんも、同様にリカさんとのやり取り、いい塩梅に品は残しつつとっても楽しくて「バラエティ&テレビ慣れ」されている様子!!

紅さんも、あれだけトーク力抜群で対応力も抜群ですが、上級生がいらっしゃることもあり、しっかりと「下級生」の立ち位置で「出過ぎない」ことを徹底されていたのが、さすがだなと。でも、ここぞという時には、しっかりフォローして、アシストして、盛り上げもしていて、我らが元星組トップスター!!って感じでした(*‘∀‘)

そして、ゆいかれんさん。「俺たちの結愛!」と男役さんたちに人気だったゆいかれんさん。私も、とても好きな娘役さんでした!さんま御殿でも、落ち着いたお話しぶりで品があって、素敵だった~!とてもクレバーな方な印象があります。

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ただこの番組を観て思ったのは…

話し方、笑い方、トークの内容…すべてに、その方の品格、「場の空気を読めるか」はあらわれるのだなと…。
こういう場は、とてもそういうことが表われやすいのですね。役を纏っていない自分で、カメラを向けられることの怖さもあるだろうなぁと。

そして私がこの番組を観ていて、楽しかったけれどちょっと複雑だったのは…

「さんま御殿」を観ていて、「謎ルール」について結構赤裸々に語られていて、そこがある意味世間的には「少しだけ秘密の花園がオープンになった」という感じでよかったと思うのですが…

その謎ルールが「謎すぎたこと」と、「ちょっと行き過ぎでは?」と宝塚の一ファンでも感じてしまったこと。もちろん、バラエティなので「盛り上げよう!」と話しが飛躍した部分もあったと思います。

それが、地上波の電波にのったことで、多くの人が知るところになったのは、良かったと思うのですが…(風通しの良さという点で)

私が感じた「謎過ぎるルール(エピソード)」と、感じたことをざっくりまとめると…(これは、全員ではなくお話しされた方の「思い込み」的な部分も混ざっていたよう)

  • ある時期から、持ち物への記名を「筆跡を同じにしなければならない」という理由から、特定の人が全員分(同期)を書かなければならなかった
  • 上級生に挨拶をしなければならない、という徹底したルールから、金髪⇒動物の気配にも反応して、思わず動物にも挨拶をしていた
  • バレンタインデーのチョコレートをその時相手役さんになったお二方に渡す時、お2人の楽屋が同室で同時に渡すのが失礼だと思い、(全ツの)ホテルの部屋まで個別に渡しに行った
  • お掃除場の担当に受け継がれた掃除道具を引き継がねばならず、タオルが「紐状態」に劣化しても、取り替えず使い続けた
  • 受け継がれた花瓶を割ってしまった時、自分でその花瓶を受け継いできた上級生を辿って、お詫びし続ける
  • 芸名をつける時、過去のタカラジェンヌがその名前を使っていた場合、同じ名前の上級生に挨拶をしなければならない(しかも、そういう場をセッティングされることはないため、自身で伝手を辿ってアポを取り、挨拶に行く)そのため、人と被らない名前を付ける傾向があり、タカラジェンヌには変わった名前が多くなった

ほかにも、これは「タカラジェンヌ=フェアリー」だからという理由だと話されていましたが…

宝塚歌劇での出来事は、すべて「親にさえ」話してはいけない。

外では、笑ってはいけない。それはプライベートでも。

こういう音楽学校時代?宝塚時代を過ごしていると、やっぱり閉鎖的だと言われても仕方がないのかなぁと、率直に感じました…外で笑ってはいけない、それはたしかに、あまりにも公共の交通機関や街中ではしゃぎすぎたら、「あれ?」ってなるかもしれませんが…

宝塚歌劇での出来事を外に漏らさないというのは、どんな仕事でも守秘義務はあるものだし、ある程度は理解できますが、やはり誰にも相談できないとなると、思春期から大人の女性に変わる多感な時期に本当に心が重たくなるのでは…と感じました…。

だからこそ、「同期は何でも話せる。同期との絆は家族以上だと言われる」そんなお話も出ていましたね。

うーん…

もちろん、フェアリーを守ってくださっているからこそ、宝塚に夢を見られるのだし、それは本当に凄いことだと思います。とてもプロ意識が高いと言ってしまえばそこまでですが…

その中には、もう少し緩めてもいいところがあったのかもしれません。

これからも、たくさんの少女が宝塚歌劇を目指すと思いますが、そういう少女たちが不安にならないように、「必要な厳しさとルール」は残しつつ、一般感覚も少々取り入れつつ良い形に変わっていってもらえたら…と感じました。

そして、印象的だったのは、世代によって「私たちはそのルールなかった!」とか「私たちは、こういうやり方でした!」っていうのが、期によって境目があったことです。

今回のさんま御殿は、そういう幅広い世代(105期~72期まで)を集めて、一斉にトークが展開されたことで「ルールの境目」が結構見えやすかったなぁと思います。そしてそれは、宝塚歌劇の「狙い」でもあったのかなぁと…

そうそう!

正塚先生が、なぜか今回のトークの中でも大活躍で( *´艸`)

正塚先生、まさかさんま御殿で、こんなにもフォーカスされるなんて思わなかったでしょうね…!!改めて、幅広い世代に愛されている、そして信頼されている先生なんだなぁ…とほっこりしました!

宝塚歌劇がこうして、地上波でバラエティで観られる時代が、またやってきたのですね。

宝塚OGの皆さまも、これからますますご活躍してくださったらいいな~と感じた番組でした!

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TAKARA座naomi|note 宝塚を舞台を愛する方へ。 宝塚ファン歴20数年「TAKARA座」のnaomiです。 https://takaraza.com/ 2011年開設のブログを前身に、舞台への想いを綴ってきました。 noteでは、...
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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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