とてつもなく名作の予感…|花組黄金期のはじまり

花組、素敵な先行画像がでましたね~!!

久しぶりに、こんなにもハッとするほど美しい構図、お衣装の先行画像を観ました。楽しかったり、クラシカルだったり、ワクワクしたり…そういう先行画像が多かった印象ですが、こんなにもド正統派でぐうの音もでないほどに美しいのは、久々かもしれません。

永久輝せあさんの、アイデンティティが活かされる日本物のお芝居。

雪組出身のひとこちゃんだからこそ、この静謐な日本物の世界観を無理なく表現できたのかもしれません。

本気で、綺麗…!!

花組公演『蒼月抄(そうげつしょう)-平家終焉の契り-』

平安時代の終わり、栄華を極めた平家一門。
その中心で生きる若き武将・平知盛は、父・清盛の強い信頼を受け、「平家を導く者」としての宿命を背負っていました。

ある日、知盛は宮中で花山院藤原家の娘・明子と出会います。
静かな月のように聡明な彼女は、平家の滅びを予言しますが、知盛は受け入れられず、父の権威を借りて強引に婚姻を進めてしまいます。
婚礼の夜、ふたりは「すべてを失ったとき、あなたの本当の姿を見せてください」とひとつの契りを交わしました。

やがて清盛が病に倒れると、各地で反乱が起こり、都は戦乱の渦に包まれます。
知盛は力で平家を支えようとし、弟の重衡は民を守りたいと願い、教経は剣に忠義を尽くすのです。
それぞれの信念がすれ違いながらも交わり、物語は運命の地・壇ノ浦へと…

蒼く光る月の下で、知盛が最後に見つめたのは、
栄華でも勝敗でもなく、人としての誇りと、ひとつの愛でした。

本作は、演出家・熊倉飛鳥氏による宝塚大劇場デビュー作。
「失われゆくものの美しさ」を描く叙情的な物語として、花組が新たな時代へ踏み出す第一歩となりそうです。

熊倉飛鳥先生は、生田大和先生と同系統の演出をされる印象があります。
いつか、演出家にフォーカスした番組でも、一緒にテニスされたり仲良くされていましたよね。

アーティスティックで情感のある、大人の作品を生み出されるイメージの先生です。

いや~、ここに星空美咲さんの可憐さ、聖乃あすかさんの超絶美、そして我らが極美慎さんのとてつもない華やかさが加わるんですよね…(大注目中の美空真瑠さんが、どんなお役になるのかも楽しみ♪)

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これはもう、名作の予感しかない!
そして、ひとみさトップコンビ時代の“新たな黄金の時代の幕開け”なのではないかと感じました。

星組もかつて、礼真琴さん舞空瞳さんトップコンビを中心に、瀬央ゆりあさん、暁千星さん、そして綺城ひか理さん、天華えまさん、極美慎さん、天飛華音さんが共に舞台に立ち作品を創られていた時代がありました。

ディミトリ、1789…やっぱり、あの時の豪華さと言ったら本当に凄かったです。ジャガービートでも、星組生たちはとんでもなく輝いてた…!!ザ・星組って感じで最高に熱くてカッコよかった!!

その後、星組の大切な瀬央ゆりあさんは専科に、綺城ひか理さんは花組へ、天華えまさんはご卒業され…

この黄金期がどれほどに貴重な期間だったか…今改めて振り返っています。

ひとみさ時代も円熟期に突入する序章のような、それにふさわしい濃厚な作品、2本立てがやってきたように感じます。

指田珠子先生のショーも、大変楽しみです…!

『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』とても耽美で印象的な場面をいくつも宿したショー。指田先生の世界観は、今の花組の濃厚さとミステリアスさにとてもマッチしていると思います!!

ひとこちゃんが雪組で培った日本物の所作やお芝居、そして極美くんが「にぎたつ」で得た日本物の深遠な美。

ひとみさ&ほのかちゃん&極美くんの化学反応が、今から楽しみでなりません!!

配役やポスター画像を、ワクワクしながら待ちたいと思います…!(*^-^*)

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