こっちゃんロスの余韻がまだ心にある今、TAKARA座で心のままにブログを書いていると、自分でも不思議なほどにフラットな気持ちで宝塚を観ていることに気が付きます。
こっちゃんやなこちゃんが宝塚歌劇の世界にいらっしゃった頃と、今とではやっぱり宝塚のみえ方は変わっていて、でもそうして熱く熱く「特定のタカラジェンヌのファン！！」という状態から少し落ち着いた今だからこそ、5組を通して興味を持ってさまざまなジェンヌさんを知りたいな～と感じたりして。
で、そんなこんなで感じたことを素直に書かせてもらっていたら、その記事に寄せてくださる方々の声や反応から、「このジェンヌさんは、やっぱり圧倒的な人気があるな！！」と肌感覚で感じることがあるんです。
具体的に言うと、まずアクセスが一気に上がる。
熱いコメントをいただく。
記事を拡散してくださっている。
気づいたら、GoogleDiscoverで自分の記事が流れてくる…
とこんな感じです。
ここ数年で、トップスター以外の方でそれを感じるのは3人いらっしゃいます。
それは…
水美舞斗さん
瀬央ゆりあさん
極美慎さん
このお三方は、書きたくなる頻度も高いからかもしれませんが、実は記事を書かせてもらうたびに、本当に熱い反響をビシバシ感じていた方たちです。
若手では、亜音有星さんにも潜在的な人気というか、「気になっている方が多い」のを感じます。
私の地元は、キャトルレーヴがなくなってしまったので、グッズの売れ行きのリアルやスチールが何種類あるなぁといったことは瞬時にわかりませんが…（最近キャトルオンラインは、たまにしかアクセスしなくなったので…こっちゃんトップスター時代はしょっちゅうアクセスしてた(*”▽”)）
でも、ブログを書いていて本当にこの3人のタカラジェンヌさんは、圧倒的な人気を感じます。
そして、彼女たちの「トップスターの可能性」に触れる話題は、センシティブですがやっぱり多くの方々が「望まれている」のを感じるんですよね。
願望というか「そうなった姿を観てみたい！！」という熱い想いが、ファンの方のみならず宝塚ファンの方々のなかにも滾っているような…
こういうのって、凄いですよね。
それこそ、かつてのアイドルグループのように「総選挙」などやろうもんなら、とてつもない結果になりそうだと感じます。そういう人気や宝塚ファンの気持ちを掴んでいる一因には、もしかするとこんなことがあるのかも…と感じるようになりました。
それは…
「ずっと、ワクワクさせてくれる何かがある」
美しいとか、歌やダンス、お芝居が巧いといった感覚は、人それぞれ異なる場合があります。好みもありますし、視点によってその捉え方さえも定義がない。
でも、「ワクワクする」「うまく言葉にできないけれど、その先を観たくなる」そして、人柄に愛嬌があって応援したくなる、そういう「未完成さ」がずっとあるからこそ、トップスターという形で完成してゆく様を追いかけたくなるのかもしれません。
最近のトップスター制度は、3作は最低でも全うする、といった流れが多いように感じます。
でも、私が宝塚歌劇を観始めたころ20数年前からしばらくは、宝塚歌劇の体制にもさまざまな変化があったこともあり、3作に満たない作品数で宝塚歌劇を去るトップスターさんもいらっしゃいました。
それにはさまざまな背景があったと、後にわかったこともあったのですが…
でも、最近ではトップスターになると必ずオリジナルグッズが一式発売され、スポンサーがついていたり、アンバサダー就任があったりすることもあり、「最低でも全うすべき任期」が宝塚歌劇団によって決められているの？と感じることもしばしば…（以前は、VISAさんと加美乃素さんくらいだったような…）
こういうのって、トップスターにとってもとても大変なことだろうなぁ…と想像しています。
体力の限界、気力の限界、そして新たな世界への渇望…そういうものが仮に出てきたとしても、「任期を全うせねば…」と無理をしてしまわないかなぁと感じます。
トップスターにのぼりつめ、大好きであればあるほど、1日でも長く輝いていてほしい、もう1作だけでもいいからその先を観ていたい…そう思ってしまうものですね。それは、大好きな礼真琴さんの時にものすごく実感しました。
でも、それと同時にその重責を長年担い続けることは、本当に無理を強いることにもなるのかな、とも…
トップスターさんが、全員といってよいほど「とにかく、自分が元気で居ること！！健康でいること！！」とご自身を律しているコメントを聞くたびに、すごいプレッシャーの毎日なんだな～(;_;)と頭が下がります。
これからも、タカラジェンヌの皆さんには心身共に健やかに居てほしいなと…
そして、それぞれが、思いきりご自身の魅力を発揮できる作品や立場がめぐってきますように、と願っています。
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