礼真琴さんが、今日の舞台を無事に終えられたことを知って、ほっと安堵しました。
SNSの皆様のレポでは、こっちゃんとてもお元気そうだとのこと(;_;)本当に、本当によかった…

そして、ソワレはついに東京宝塚劇場、新人公演「阿修羅城の瞳」でしたね。
平日の夜ですが、何が何でも観るぞ!!と気合を入れて、あれこれを爆速で終らせて観ました!!
一言でいうと、隅々までもの凄く頑張っていて感動したし、礼真琴さんが誇る今の星組…本当に安泰だと思った(/_;)
新人公演の感想、お役の大きさにかかわらず、率直に心に残った方々を書かせてください(*’▽’)!!
病葉出門:稀惺かずとさんの大進化!!
まずは、本役礼真琴さんの病葉出門を演じた稀惺かずとさん。
驚いた、こっちゃんだからこそできる、素早い殺陣、あの台詞まわし、色気のある身のこなし…必死にこっちゃんを研究して身に着けていかれたと思いますが、きちんと「稀惺くんならではの出門」に仕上がっていました。
台詞が走らず、しっかりとメリハリもあり、声の太さ・抑揚も品があってとても素敵。
ヴィジュアルも、すっきりと大人の佇まいで美しく、色気がありました。
やっぱり着実に力をつけてきたんだなぁ…(;_;)終始、主演としての華やかさと落ち着きがあって、不安に思うシーンがひとつもなくて、本当に頑張ったんだなぁと本気で感動しました。
桜姫:乙華菜乃さん、最高だった…!!
そして、もう出門ばりに本当に良かったのが本役詩ちづるさんの桜姫を演じた、乙華菜乃さん!!
なのちゃん、以前から大注目していた娘役さんですが、今回の新公を観て確信した!なのちゃんの娘役、めちゃくちゃ好きやわ!!!(≧▽≦)
なにせ、間の取り方や間の埋め方、コメディタッチのシーンも「笑いを取りに行こう!」みたいな気負いがなくて、実に自然に可愛くて面白い( *´艸`)
そして、なによりどんな表情でも動きでも美しいし可愛い( *´艸`)(もう1回言う)
邪空:大希颯さんの安定感はハンパない!!
そして、本役極美慎さんの邪空を演じらえた大希颯さん。
大希くんが登場すると、舞台が豪華になり迫力が一段階上がるんですよね!!
もう、とてつもなく締まるし、安心感がハンパなかったです!!
歌やお芝居が巧いことはBIGFISHの巨人カールや、RRRの新人公演で主演された時にも感じていましたが、今回はこじらせ愛を抱えた邪空、敵役としてあまりにも存在感が大きかった!!大きなスターさんになられる片鱗がビシバシ感じられた!!
娘役さんたちの活躍も素晴らしい!
美玲ひなさんの笑死も、とても良かったです!
本役は瑠璃花夏さん。ひなちゃんの笑死も、淡々とした怖さはそのままに、幼さや可愛らしさが際立っていて、印象に残りました。
詩花すずさんの吽餓羅(うんがら)も、印象に残りました!
紫りらさんが本役さんですが、そのテイストを引き継ぎつつ、きちんと自分のものとされていたのがよかった。やっぱり歌が巧いそして声がいい娘役さんは、お役に入っても台詞に重厚感がありますね。
渡り巫女の面々も、全員がめちゃくちゃお役に似合っていてテンション上がりました!!
歌の巧さはもちろんですが、何だかこう勢いがあって、この少しアイドルっぽい立ち位置のお役にぴったり。「いらはい!」の勢いが凄くて、歌い切った後「うまーーーーーーっ!!」と思わず叫んでしまいました( *´艸`)
更なる飛躍が楽しみな方々
ここからは、とても巧かったけれど、更なる「伸びしろ」を感じた方々を…
美惨(びざん)を演じられた 鳳花るりなさん、本役は小桜ほのかさん。
ほのかちゃんとは異なる役作りで、力強さと迫力のある美惨を堂々と演じられていて、素晴らしかったと思います。
ただ重厚感と落ち着いた雰囲気がさらに出れば、もっともっと素敵になりそう。ラストの「滅びの道かぁ…」のところが、とても真に迫っていてよかったです!!
そして、詩ちづるさん。本役は次期トップスターであり相手役となる暁千星さんですね。
詩ちゃん、今持てる力を全て出し切った…!!!!!!!という舞台姿でした。
その気迫、色気、とてもとても本役さんのありちゃんと、きっと映画版、新感線版なども研究されていたと思います。
と同時に、闇のつばき(阿修羅)は娘役、それも小柄な娘役が演じることは、あの迫力を再現するうえでは本当に大変で難しいお役だったのだろうとも感じました。
だからこそ、詩ちゃんは「独自の路線」でつばきを創り上げたのだろうと感じます。
「つばき」の時は、詩ちゃんの持ち前の巧さや新たな魅力が開花して色気と大人っぽさがよかったです。阿修羅に転生してからの大階段の台詞、銀橋のソロも持てる力を存分に発揮したい…!と懸命さが伝わってきたなぁ。
詩ちゃんは、どんなお役でもどこかに「余裕」を感じる娘役さんだなぁと感じましたが、つばきは本当に「必死」に食らいついて演じておられる印象でした。
ご自身の持ち味とは180度異なるお役に挑んだ、とても貴重な体験だったのかもしれません。新人公演インタビューからも、それが伝わってきました。
ありちゃんからは、どんなお言葉をかけられたのでしょう。いつか、この新人公演のことを語ってくれることがあれば、お聞きしてみたいなぁと思いました。

全員が懸命に創りあげた、新人公演の舞台
ここでお名前を挙げきれなかった皆さんも、本当に懸命でしっかりとお稽古を重ねて、素晴らしい舞台を魅せてくださいました。
新人公演メンバーだけでやり遂げるには、あまりにも高い壁だったと思います。
RRRの時も思いましたが、とてつもなく難しくハードルの高い作品を、こんなにもハイクオリティに仕上げられる今の星組、こっちゃんを継ぐ星組は、安泰だなぁととても嬉しくなりました。

稀惺くん、これからきっと重厚感と色気と落ち着きを身に着けていかれると思いますが、お役に入っている時には本当に大人っぽくて美しくて「真ん中」がどうしようもなく似合う方だなぁと…
でも、最後の挨拶では、とても動揺されていて緊張されていたようで、何度も「礼さん…」を連呼されていた時には「がんばれ!!!つんつん!!!」と保護者のような眼差しで見守ってしまいました(*^-^*)
105期、まだまだこれから!!
とっても熱くて、とってもハイクオリティな阿修羅城の瞳。でも新人公演ならではのその粗削りさが、またこの作品に新たな魅力を添えていたと思います。
と、同時に本役のすごさを改めて実感
やっぱり、礼真琴さんをはじめ、本役の皆さんの異次元なほどの役作りと仕上がりに、改めて驚愕もしました。
どれだけとてつもなく大変なことを、毎日あの超絶ハイクオリティで演じつづけておられるのだろうと…
大好きな礼真琴さん、そして星組の舞台をまた違った角度から感じられた、素晴らしい新人公演でした(*^-^*)
明日は金曜日ですが、休演日なのですね。
よかったぁ…新人公演メンバーの皆さん、ハードな本公演の合間をぬってのお稽古、そして本番本当にお疲れさまでした…!!見守る本役さんたちも、きっと胸いっぱいだったことでしょう…!
明日は、皆さんゆっくりと心身を休めて、また元気に公演を続けてくれますように…。
◎「読んだよ」のひと押し、よかったらお願いします↓↓
(宝塚ブログランキングが開きます)
Click if you read it — it makes me happy!
(更新したらSNSやブログ村でお知らせします。よろしければ、読者登録やブックマーク、フォローしていただけたら嬉しいです!)
note始めました!

コメント