怒涛の発表ラッシュに圧倒された7月10日、宝塚ファンの皆さまにとっても心が忙しい1日だったのではないでしょうか。「宝塚歌劇110周年概要発表会」に5組のトップスター(雪組の彩風咲奈さんはリモート)が集結したことも新鮮でため息ものの嬉しさでしたし、こっちゃんのNEWな姿が観られたのも嬉しかった~(*’▽’)
星組はすでにこちらでも新作の感想を書かせてもらいましたが、他4組の発表は一気にやってきて驚き…!今回は、2024年前半ラインアップを見た感想を書いていきたいと思います。
宝塚大劇場 2024年前半5組の公演ラインアップ
ついに、2024年前半ラインナップが出揃いましたね。すごいインパクト、でも5組でバランス取れている感じがする。
宝塚歌劇110周年記念行事
来年秋までで、これだけの予定があると思うと…楽しみやら、ジェンヌさんたちの忙しさを思うと心配になるやらで気持ちが忙しかったです…。(しかも全国ツアーや小劇場などは発表はまだなので、まだ後に発表があるのかも)
新たな扉を開けて前進する礼真琴!!
やっぱり星組は、今の宝塚の「パイオニア」的役割を担いまくっているんだなと思いました。かなり革新的要素が大きい演目が並んでいます。作品の世界観が全く予想できないっていう面白さ、ワクワク感をすでに受け取りましたよっ…!人気インド映画ということで、予習しておきたいけれど、あまり前情報を入れずに観たいような気もするし困った~(≧▽≦)
「自分の限界を自分で決めず、新たな扉を果敢に開き、前進し続ける!!」
そんな礼真琴、そして舞空瞳が率いる星組が110周年の幕開けをド派手に飾るんですね、控えめに言って最高( ;∀;)
ついに…、巨匠の1本物に挑む柚香光!!
ついに、柚香光×星風まどかトップコンビ時代に巨匠、小池修一郎先生の1本物が巡ってきました。ついに、ついに…という感じ!
人気も実力も満を持した花組が、小池修一郎の新作ミュージカルに挑む、これだけでも期待値がぐぐっと上がります。
ストーリーを見るに、決して明るい内容ではないと思うけれど、豪華絢爛なレビューシーンを交えた「大作ミュージカル・レビューの誕生」ということなので、110周年らしい華やかな舞台になることは間違いなしですね!
月城かなと、芝居の月組トップスターの本領発揮!!
芝居の月組に相応しい、正塚晴彦先生の新作!大劇場で正塚先生の作品って、久しぶりではないでしょうか。2016年の『私立探偵ケイレブ・ハント』以来かぁ…!私は、正塚先生の作品では月組『Practical Joke』、花組『カナリア』、雪組『はじめて愛した』が特に印象的です。クールでおしゃれな舞台、でも温かさが心に残る作品ばかり。
月城かなとさんの舞台姿は、まさに月の輝きと影が感じられて、正塚作品にはこの「影」の部分がすごく映えるんじゃないかなと思う。
ダークファンタジーでありながら、エンターテイメント性溢れる、ということなので意外に楽しい部分もあるのかな?想像がつかないだけに、キャストや詳細が気になります…!
新たなファン層が押し寄せる?円熟の芹香斗亜の挑戦!!
トップスターに就任したばかりとはいえ、星組→花組→宙組と組替えを経験し、さらに2番手時代を長く経験してきた芹香斗亜さん。もう既に円熟の域のキキさんに、宝塚の作品で「やったことがない世界観」なんてないのでは?と思っていましたが…。
まだありました( *´艸`)ゲームの世界!!
そうかぁ、そう来たかって感じ…!ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのなかでも、最新作「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)」とのコラボなんだとか。
ゲームしないので詳しくはないのですが、「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)」のサイトってこんな感じ(・□・;)幻想的でファンが多いのも頷ける独創的な世界観…。
っていうかテーマソング、米津さんやん!!小柳奈穂子先生は、食聖でヒャダインさんに楽曲提供してもらいましたよね?もしかして、もしかすると米津玄師さんに「主題歌依頼」しちゃったりする…?なんて、ちょっとそういう方向も期待しています…!芹香さんのスタイリッシュで軽やかな魅力とゲームの世界観がマッチして、新たなファン層が増えるかも(*’▽’)
彩風咲奈、『フェルゼン』に再び出逢う!!
雪組は宝塚100周年、壮一帆さん×愛加あゆさんトップスター時代に『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編-が上演されました。彩風さんのフェルゼン、絶対似合うと思う!新人公演でこのお役を演じられたっていうのもあるけれど、さきちゃんの今の持ち味にぴったりだから巡ってきたのかな。
あれから10年が経ち再びトップスターという立場でフェルゼンと出逢い、きっとさきちゃんにとっても感慨深いことでしょう。
夢白あやさんもマリー・アントワネット、そのままの持ち味でハマりそう。オスカルは朝美絢さんにやってほしいなぁ、アンドレは和希そらさんにぴったり過ぎるやろう(*’▽’)(ここはWキャストもあるかも…)もう、ベルばらを上演するに似合い過ぎる役者が揃った!って感じ。
2023年7月の宝塚GRAPHの『ジュエルド・パリ』の特集で、51ページ見た時「フェルゼンやん!!」って思ったもん。もうフェルゼンそのものですねって(*’▽’)
100周年は、アンドレ柚希礼音さん、オスカル凰稀かなめさん、アンドレ龍真咲さんと特別出演もありました。そういうの、110周年もある?でも、皆それぞれ忙しすぎるよね?とちょっと混乱( ;∀;)
でも、アンドレ礼真琴、芹香斗亜、オスカル月城かなと、柚香光…絶対似合うよね…とも思う( ;∀;)さらに、瀬央ゆりあさん、水美舞斗さんなど専科スターさんの出演も…いや~、色んな意味で、雪組のベルばらは気になります…!
春に記念式典、初夏にタカスぺ、秋の大運動会!!
なんたって、びっくりしたのが初夏のタカスぺ!タカラヅカスペシャルは年末にあるイメージがありましたが、年末は、演じる方もスタッフも、そして観客側も気忙しい時期。初夏の方が気候もよく、観客側も動きやすい気がします。しかも2日間あるっていいね(*’▽’)盛りだくさんな2日間になりそう♪
そして、そして大運動会ですよ!!10年に一度のっ(≧▽≦)100周年の大運動会と言えば、星組の熱量が凄まじく、柚希礼音さんに夢中だった私にとっては思い出深いイベントです!(生では見れてないけどっ!)それぞれの組がどんな出で立ちで現れるのか( *´艸`)どんな戦いになるのか( *´艸`)今から楽しみ過ぎる!!
全体を通して思ったのは、「トップスターの魅力が開花するラインアップ」だなぁということ。紆余曲折を経てこの時代を力強く進む『今』の宝塚トップスターたちの持ち味や魅力が存分に生かされる内容だったと思いました。それぞれのトップスターのさらなる魅力が開花することでしょう…!!
一気に発表されたラインアップにまだついていけてないけれど、今思うことを語らせてもらいました。これから、専科主演公演含め、徐々に詳細が分かってくると思うのでそちらも楽しみに待ちたいと思います!
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