礼真琴の想い、舞空瞳の退団。私が今思うこと

舞空瞳さんの退団発表を知ってから、数時間。

第一報を見てから何事も手に付かなくて、ちょっと食欲もなくて…みたいな、自分でも驚くぐらいのショックを受けました。

昨日の星組大千秋楽で幸せな気持ちに浸って、心から充足感に満たされていて…だからこそ、舞空瞳さん退団発表の知らせは谷底に突如突き落とされたような気持ちになって…本当に辛いです。

でも、数時間経って少しずつ落ち着いて考えられるようになってきて…

舞空瞳さんの退団会見は明日、4月8日(月)とのことです。

宝塚歌劇公式ホームページ

その前に、今、私が率直に思うことを書いておきたいと思います。舞空瞳さんが大好きだからこそ、今のこの気持ちさえも書いておきたい。

先ほど、第一報を聞いて思ったことは、こちらに書きました。衝動的な想いを綴りました。

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なこちゃんの想い、こっちゃんの想い、宝塚歌劇団の想い、全てを考えると何も言えなくなるから、今は私の率直な気持ちを書かせてください。

目次

まだまだ、星組トップ娘役の舞空瞳さんを観ていたい…

舞空瞳さん、辞めないでほしい。信じたくない。なこちゃんが、こっちゃんよりも先に退団してしまうなんて…。

もっともっと、あなたのトップ娘役の姿を観ていたい。惜しくて惜しくて、寂しくて悲しくてたまらない…。

礼真琴さんの隣で、キラキラとした笑顔で笑っていてほしい。「ことなこ」は「ことなこ」でひとつなんだから…

でも、この感情は私の勝手な感情です。

そういう気持ちで引き止めたくなっているのは、どうしても受け入れられないのは私の勝手な心情…。わかっているけれど、抑えられないほどにショックを受けています。

礼真琴さんの気持ちに想いをはせる…

でも、ここからは、礼真琴さんの想いや舞空瞳さんの想いを軸に、想いをはせてみます。

こちらも私の勝手な想像です。

ですが、TAKARA座に訪れてくださっている方は、きっとわかってくださると信じているのですが、ことなこを真っ直ぐに見つめてきたつもりです。

そんな視点から、今思うことを書かせてください。

礼真琴さんが舞空瞳さんの退団をどう思っているのか。

退団を告げたタイミングは想像でしかありません。それはきっと、明日の会見で語られるでしょう。ですが、なこちゃんにとって憧れだった、「ミー&マイガール」でサリーを演じられたことは、大きなターニングポイントだったんじゃないかなぁ…そう思っています。

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きっとこっちゃんは、なこちゃんの退団の意志を聞いた時、なこちゃんの「未来」を想って背中を優しく押してくれたんじゃないかと思うのです。

なこちゃんは、早くにトップ娘役にのぼりつめ、だからこその苦労や自身を律して過ごすことの連続だったでしょう。それを一番身近で見ていたであろう、こっちゃん。

なこちゃんの可能性、なこちゃんの持つポテンシャル、これからの舞台人としての未来…。

誰よりも理解していて、だからこそ、まだまだ可能性が広がるこの時に宝塚歌劇団を卒業すること、その意味を分かっていると思うのです。

だから、きっとなこちゃんのこれからを心から応援してくれているはず。

こっちゃんは、「礼真琴トップスター時代」最後の最後に星組という船をおりる。そう、覚悟のうえで…。

礼真琴さんは、これまで舞空瞳さんとともに、愛月ひかるさん、天寿光希さん、音波みのりさん、そして下級生の天華えまさんの卒業も見送り、瀬央ゆりあさんの専科異動も見送った。

そして最後に、大切な相手役である舞空瞳さんを見送る…。

最後の最後まで、礼真琴さんの隣には舞空瞳さんが居てほしかったし、なこちゃんも居たかったんじゃないかな、と思ってしまう。

なこちゃんの卒業が、「舞空瞳の意志」であったなら、一ファンは受け入れるほかありません。でもそうでないのであれば、辛すぎます。その部分は、きっと明日の会見でわかるのでしょう。

ただ、何度も繰り返してしまいますが、自分のことよりも周りのことばかり考える、とまいけるが言ってくれていたように、こっちゃんは自分の隣に舞空瞳が居てくれることよりも、なこちゃんのこれまでの功績、頑張り、成長、未来への可能性という大きな視野で、なこちゃんの意志を受け止め、背中を押すことを選んだのかな…と思っています。

ついに、なこちゃんが主役になる「舞空瞳」サヨナラショー

そしてね、もう一つ私が思うこと。

かつて、瀬奈じゅんさんが最愛の相手役彩乃かなみさんを見送ったように、明日海りおさんが仙名彩世さんを見送ったように、彩風咲奈さんが朝月希和さんを見送ったように…。

宝塚トップ娘役として、たった1度だけでも舞空瞳さんを主役にしてあげたい、最高のプリンセスにしてあげたい、という想いもあったんじゃないかな、と…。

舞空瞳サヨナラショー。

なこちゃんは、本当に真ん中が似合う。

そして、それができるトップオブトップ娘役。

もし、礼真琴さんと一緒に退団となったら、必ず礼真琴さんが中心のサヨナラショーになる。だから、なこちゃんが主役でなこちゃんが一番輝けるステージをやるべきだ、って誰よりもこっちゃんが思っていそうな気が、勝手な想像ですがするんですよね。

愛月ひかるさんのサヨナラショーでのこっちゃん、思い出した。

あの、全てを解放して、主役である愛月ひかるさんをキラキラ輝かせたい!!というあの晴れやかな表情。そして0番を、愛月ひかるさんに満面の笑顔で譲ったあの日。

長くこのブログを読んでくださっている皆さまは知ってくださっていると思うのですが、当時、私は「愛月ひかるさんのファン」でした。こっちゃんのことをずっとずっと見つめてきたけれど、まだ「礼真琴さんのファン」である自分に気付いていなかった頃です。

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その時、礼真琴さんはなんて素敵なトップスターになられたんだろうと思いました。そして、愛月ひかるさんが夢にまで見た「うたかたの恋」をこれ以上ないくらいの可憐なマリーの姿でなこちゃんが叶えてくれた。ことなこ時代の星組で、愛月ひかるさんがサヨナラショーをして卒業されたことは、本当によかったんだ…そう、色んな気持ちが浄化されたんです。

だから、1作でも先になこちゃんが退団することで叶う「舞空瞳が大劇場で主役になる」こと。

このことは、やっぱりこっちゃんにとっても、嬉しいことなのかもしれません。

大切な人を、一番そばで最後まで見送れる…

そして、なこちゃんにとっても。

たった一人のなこちゃんだけの「王子様」礼真琴さんに見送ってもらえることは、星の姫として幸せなことなのかもしれない…(;_;)

礼真琴と舞空瞳の絆

時には、夫婦のようでもあり、バディのようでもあり、同志のようでもある礼真琴さんと舞空瞳さん。

そんな関係性がとても似合うし、最高にプロフェッショナルで、最高にカッコいい、お2人が揃ったときの言葉にならないときめきの増幅、そして二人で一人のような説明のできないくらいの一体感に魅了されて私は、「ことなこトップコンビ」が大好きになったのだと思います。

だから、きっと奥深くでつながり、礼真琴さんと舞空瞳さんの絆は深いものだと思う。

退団公演の演目のこと、思うところはいろいろあるけれど、でもきっと、礼真琴さんと舞空瞳さんは最高のお2人を、最高の舞台を創り上げてくれると思っています。

そして、もしかすると、その後の礼真琴さんは…

瀬奈じゅんさんのように、特定の相手役を据えずにゴールをめざすのかも…と想像しています。

一生懸命、自分の気持ちを抑えなければ泣いてしまいそうですが、舞空瞳さんの退団発表を聞いて、思ったことを書かせてもらいました。

今も、ことなこトップコンビが大好きなことに変わりはありません。

なこちゃんがトップ娘役で居てくれる貴重な残りの時間は限られています。

2024年12月1日まで、大切に大切に過ごさねば…そう、自分に言い聞かせています。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

コメント

コメント一覧 (8件)

  • いつもブログを楽しみにしています。今日は初めてコメントをさせて下さい。 上手く言葉にならない想いを、naomiさんがあたたかい言葉でまとめて下さって「そうそう、その通り!同じ気持ちです!」とすっきりしていました。 今回のなこちゃんの退団は本当に悲しくショックでしたが、ブログを拝見して「同時退団ではなくなこちゃんを主役に見送る」という優しい選択も、ことなこだからこそあるのかもしれないと思えてきて、少し救われた気持ちになりました。 新しいお嫁さんは迎えてほしくない気持ちもありますね(笑) どなたかも書いておられたのですが、なこちゃんの退団後は「エリザベート」「ベルサイユのばらオスカル編」等、娘役1がいなくても成り立つもので…と思ってしまいます。礼さんのパートナーはやっぱりなこちゃんしか考えられないので…。 「記憶にございません」はコメディですが、劇場でお二人の姿を見たらぼろ泣きしそうです。でも 最後までしっかりことなこを応援していきたいと思います。
    前向きになれる記事をありがとうございました!

    • あやさん、こちらにもコメント残してくださって、とても嬉しいです!
      温かいお気持ちを寄せてくださり、有難うございます。

      アメブロ版にもお返事させていただきました。
      よろしければ、読んでいただけたら嬉しいです。

      前向きになれる記事をありがとう…そのお言葉に、私の方が励まされています。
      こっちゃんの隣で輝くなこちゃん、なこちゃんが居てもっともっと輝くこっちゃん。
      本当に、最高のトップコンビですよね。
      コメディでラスト、というのは本当に意外でしたが、ことなこだからこそ!な温かくときめきがいっぱいな「宝塚版記憶にございません」になれば嬉しいですね。

  • おはようございます。
    まんじりともしないで、朝になりました。ブログ開いたら現実であることがわかりました。
    でも、読み返してみると、なこちゃんを惜しむ声ばかり・・・。今までここまで、悲しんでくれる娘役はいたでしょうか?今までの星組の娘役に関しても、添い遂げで幸せだからというのを差し引いてもいないと思います。逆になこちゃんが添い遂げだったら祝福ムードの中で、
    長かったとかほかの方とみてみたかったという声もあったかもしれません。
    大好きな人が失意のうちに辞めるとは思いたくないです。やりきった感で卒業されると信じてます。今回のRRRは恋人ではなかったし、次回の記憶も私的には夫婦で礼さんがなこちゃんをすごく好きだという
    設定なので、実は楽しみなんですよね。三谷先生の脚本は改悪はされないと信じてます。あ、もちろん、なこちゃんが聡子役でなければあばれます。ショーで、竹田先生の才覚を信じます。
    そして、きっとなこちゃんは外の舞台でで活躍されると思うので、実咲凛音さんのように、素敵な仕事をして素敵な伴侶もみつけてほしい・・です。とにかく、今年の12月まで悔いのないように応援します。→そのあとは、観劇回数は減りますね。きっと。

    • bluelakeさん、こんにちは!
      こちらにお返事ができておらずごめんなさい…!
      こちらのTAKARA座でコメント拝見することができています。有難うございます!

      本当に、朝起きる度に「あぁ、なこちゃん退団なんだな…」と寂しい気持ちでいます。
      でもおっしゃるように、なこちゃんが「やりきった!!」と思えること、そして納得してこの選択をされたと信じたいですね。

      「記憶にございません」は笑いあり、ちょっとほろりとくるところありの映画でしたが、宝塚版としては少し「ことなこ愛」を多めに…なんて願ってしまいます。
      竹田先生のショーは、未知数の可能性を秘めていて楽しみです。
      タイトルが素敵なので、なこちゃんらしいキラキラとした場面が、そして礼真琴さんと舞空瞳さんのコンビ愛がたっぷりの場面がたくさんあると嬉しいなぁと思っています!
      おっしゃるように、退団後もなこちゃんらしく真っ直ぐに自分の信じた道を歩んでいかれることを私も願っています。
      ことなこの決断を、そしてお2人の輝く姿を、しっかりと心に残して目に焼き付けていきたいですね!

  • 何度もすみません。コメント違うところから入ったのでしょうか?
    アメンバーから入ったほうが良いですか?

    • こちらこそ、ごめんなさい!お返事したものと思い、きちんと表示されていませんでした…!
      アメブロも、こちらのブログもどちらもコメント読ませていただいています(*^^*)
      bluelakeさんが「書きやすい」と思われる方に、コメント残してくださったら嬉しいです。

  • アメブロにもこちらにもお返事いただき、ありがとうございます!とても嬉しかったです(*^^*)。
    実はアメブロのコメントの仕組みがよくわかっておらず…「承認待ちと表示されなかったから、消えてしまったのかな?」と勘違いして、内容を思い出しながらこちらにもう一度書かせていただいていました。なので、似たコメントを2回お送りしてしまい、失礼しました(^_^;)。
    今日の記事も拝見し、お風呂で涙涙…だったのですが、そちらにまたコメントさせていただきますね。

    • こちらこそ、コメント残してくださり有難うございます!とても嬉しく拝見しています。
      アメブロ、こちらと二つあるので、お手間をかけてしまい、ごめんなさい!

      アメブロは、もともとTAKARA座立ち上げ時に記事を書いていた場所なんです。
      ここ数年、有難いことにアメブロで、そしてこちらで両方読んでくださる方が増え、どちらにも記事を残すことにしました。
      ぜひ、また書き込みやすい場所でお気持ちを言葉で残してくださったら嬉しいです。

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