2017年に博多座で、東宝ミュージカル「グレートギャッツビー」を観劇しました。小池修一郎先生が演出されていました。
とにかく、井上芳雄さんの「進化」を目の当たりにした感じ。
ミュージカル界の「プリンス」が「帝王」になりつつある。そんな迫力と包容力に満ちていました。
ヒロインの夢咲ねねさんは、宝塚娘役トップ時代から大好きな方。美しいだけでなく、役者としての魅力に溢れています。今思い出しても、夕闇に佇む白く浮き上がるような…夢のような美しさは忘れられません。
その他キャストも、実力派揃い。それぞれがはまり役で、さすがの芝居巧者揃いで表現力が素晴らしく心にガツンとくる舞台でした。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1240/12403504.jpg?_ex=500x500)
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) [ フランシス・スコット・フィッツジェラルド ]
2022年月組で「グレート・ギャッツビー」を上演
![](https://takaraza.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/photo-1581205465722-cef32a7e06e3.jpg)
その舞台が、今度は月城 かなと、海乃 美月トップコンビで上演されますね。月組で大きな組替えが発表され、この作品が上演される頃には暁千星さんは星組へ。キャストにも大きな変動があるかもしれませんね。
とてもお似合いの作品だと思います。決して明るいストーリーではありませんが、芝居をじっくり魅せる大人の雰囲気を持つお二人にぴったり。
もちろん、この作品の主役はギャッツビーですが、相手役である「デイジー」が絶世の美女で素敵な女性でないと成立しないと思います。
海乃さんは、大人っぽく艶やかな女性像を演じることが得意なジェンヌさんだと思うので、ぜひ頑張ってほしいです!
本当に、この作品の夢咲ねねさんのデイジーは美しく素晴らしかった。歌も本当によくなっていて、タカラジェンヌ時代よりもぐっと伸びやかに、そして情緒のある素敵な歌声になっていたように思います。
「芝居の月組」と言われて久しくなりますが、やっぱりこういう重厚な作品でも今の月組トップコンビ、そして月組のメンバーに合うということでしょう。
ちなみに東宝版では、以下のようなキャストでした。
ジェイ・ギャツビー:井上芳雄
デイジー・ブキャナン:夢咲ねね
トム・ブキャナン:広瀬友祐
ジョージ・ウィルソン:畠中洋
マートル・ウィルソン:蒼乃夕妃
ジョーダン・ベイカー:AKANE LIV
ニック・キャラウェイ:田代万里生
日生劇場で上演された瀬奈じゅんさん時代の月組「グレート・ギャッツビー」キャストはこちら
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/takarazuka-an/cabinet/dvd/img55953008.jpg?_ex=500x500)
【宝塚歌劇】 グレート・ギャツビー 【中古】【DVD】
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/takarazuka-an/cabinet/noimage/lecinq-9014.jpg?_ex=300x300)
【宝塚歌劇】 ル・サンク Le Cinq 特別編集 グレート・ギャツビー 【中古】【大判雑誌】
ジェイ・ギャツビー:瀬奈じゅん
デイジー・ブキャナン:城咲あい
トム・ブキャナン:青樹泉
ジョージ・ウィルソン:磯野千尋
マートル・ウィルソン:憧花ゆりの
ジョーダン・ベイカー:涼城まりな
ニック・キャラウェイ:遼河はるひ
ジョージは専科さん、マートルはのちに月組組長になられた憧花ゆりのさん!ニックは芸能界でも活躍している遼河はるひさんだったのですね!
宝塚月組バージョンでは、どんなキャストになるのでしょう?気が早いけれど、予想ではこんな感じかな。
ジェイ・ギャツビー:月城かなと
デイジー・ブキャナン:海乃美月
トム・ブキャナン:鳳月杏→女性が顔をしかめたくなるような人物像、でも鳳月さんなら振り切って演じてくれそう。
ジョージ・ウィルソン:光月るう
マートル・ウィルソン:彩みちる→かなりの体当たりなお芝居が必要!
ジョーダン・ベイカー:天紫珠李
ニック・キャラウェイ:風間柚乃
主演以外なら、太字の2役が作品に大きくかかわるお役だと思います。この2役のキャストにも注目したいです。上記は予想ですが、実際は専科さんが入られたり大抜擢があったり、現時点ではまだまだわかりませんね。
キャスト発表を楽しみに待ちたいと思います(*^^*)
「読んだよ!」のクリック↓↓していただけたら嬉しいです!
コメント