鳳月杏さんと天紫珠李さんの全国ツアー(全ツ)のポスター画像が公開されましたね。
皆さま、息を呑みませんでした?
変な声、でませんでした?
私、このポスター画像観て、はっとした後出ました。
「ふあああああああ!!!!」と、椅子からずり落ちそうになりましたよ( *´艸`)

なんかもう、すごいね。
これほどに大胆なポーズでも、むしろ「芸術的」なのは鳳月杏さんと天紫珠李さんだからですね。
感服いたしました!!( ;∀;)
このポスターが、我が福岡のホールにも飾られるってこと?福岡のあちこちで見かけるポスターになるってこと?
え?え?あの…あの…
福岡は、宝塚歌劇のヴィジュアルを街で見かけることは、当たり前ですが本拠地ではないので稀なんです。
公演が行われる時期は宝塚のポスターを見かけますが、本拠地のように駅や電車などでしょっちゅう見かけるってわけじゃないんですよね。
なのでね、こういう刺激の強いポスターがわが街に、日常の景色の中にあるというのは慣れんのです( *´艸`)
宝塚なのか、外部のミュージカルなのか分からない世界観よりも、全ツは分かりやすく「THE男役&娘役」&キラキラ、麗しい世界観をバーーン!!でいいのです!と私は思っております(^^♪
で、このポスターを観て、改めて考えたよね。
男役さんって、とりわけトップスターってやっぱり「色気と品格の狭間」を的確に体現できることが本当に大事なんだな~と…。
ちなつさんは、その最たる感じ。
個人的な男役さんに対する見方かもしれないけれど…
色気だけ溢れ出ていても、「男役」ではない気がするんですよね。
そのキーポイントになるのが、「品格」だと思っています。
どれだけ攻めたポーズ、攻めたダンスをしていても(台詞を放っていても)、佇まいや放っているオーラに「品格」が漂っているのが宝塚歌劇の男役さんなのではないかなと…。
よくタカラジェンヌの皆さんからも「品格を大切にしています」という言葉を聞きますが、そもそも宝塚における「品格」って何だろう…。
これは、人それぞれに答えがありそう。
ですが私自身は、品格の要素の中に必ずあってほしいのは「清潔感」かなぁと思っています。
それは、外見の問題だけではなくて、その奥に透けて見える内面も含めての清潔感…
20数年の宝塚ファン歴の中で感じることですが、きっとそれは舞台姿にも表れるものだなと…

ちなつさんは、そこのところの塩梅が超絶にバランスがいい。
なので、大人の魅力が溢れていてキャーーーー!!(≧▽≦)とドギマギしながらも、芸術的に美しい…となるのです。
大好きな礼真琴さんも…攻めたダンスや目線、お芝居でもやっぱり「タカラジェンヌとしての品格」は大切にされているのを感じます。
ディミトリのように抑えたお芝居、儚い佇まいのなかにも大人の色気が漂っていて…「色気と品格の狭間」を感じて心がキュンとするのです(*^-^*)(→私、こっちゃんのディミトリ本当に好きだな…)

もちろん、トップスターさんだけではなくて、どの男役さんでも「素敵だなぁ」と感じるのは「色気を表現されるのがとても自然で、でも品格を感じるなぁ…」という時かもしれません。
女性が男性を演じるからこそ、研究されつくされた美と色気。
歌舞伎の女形さんが、女性以上に艶やかで色気が溢れているのにも通づる、「唯一無二」の美しさが男役さんにもあると感じます。
だからこそ、一朝一夕にはその佇まいを身に着けるのは難しく、「男役10年」と言われるのかもしれませんね。
これからも、そんな磨き上げられた「男役」という芸術が、個性を存分に発揮しながらそれぞれに花開いていくのを楽しみにしています(*^-^*)
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