東京遠征の2日目のことも書きたいと思いつつ、礼真琴さんのサヨナラ特番を観て、あまりにも胸がいっぱいになったので、もうちょっと書かせてください(;_;)
実はリアタイしたのに、今朝もまた録画を観てしまいまして…
特に観返したのは、こっちゃん、あーさ、ずんちゃん3人のトーク、そして「相手役・舞空瞳について」というテーマでお話しされたパートです。
もうこれからも、全編何度でも観返すこと間違いなしですが、やっぱりこの部分は特に大切に噛みしめるように観ました。

ついに揃った、ことなこのサヨナラ特番
大好きな礼真琴さんと舞空瞳さん。
なこちゃんがご卒業される時、サヨナラ特番がありました。その時語られたことと、こっちゃんがサヨナラ特番で話されることが揃った時、初めて「ことなこ」の真の姿がわかるんだろうなぁ。そう思っていました。
そして、ついにその時が昨日訪れたわけです。
私は礼真琴さん、舞空瞳さんそれぞれが大好きで、そして「ことなこ」トップコンビの大ファンでもあります。
そういう立ち位置で改めてお2人の話されてきたことを、自分の中で反芻していました。

ことなこは“プロフェッショナル”なトップコンビだった
で、色んな考え方があるとは思いますが、私個人として一ファンとして感じたのは…
とてもいい意味でなのだけれど、礼真琴さんと舞空瞳さんは、とても「プロフェッショナルなトップコンビだった」ということです。
ビジネスパートナーというようなドライなニュアンスではなく、「プロフェッショナルなトップコンビ」という感覚です。
こっちゃんがなこちゃんを語る言葉は、最初から今日に至るまで、一貫していました。
それは、今回の番組だけでなく、こっちゃんの写真集やananや書籍など数々のインタビューを読んで聞いてきて、感じています。
- トップ娘役に就任することが決まった状態で星組に組替えしてきてくれたこと、それは計り知れないプレッシャーがあったはず
- でも、とても舞台度胸とやる気があって、心配していなかった
- よい舞台を創るために真剣。立ち止まったり、時にはぶつかり合ったりすることもあったけれど、それがあったからこそ、これだけの舞台を創り上げられた。
- 何があってもどんな時も、自分を信じてひたすらついてきてくれたことに救われた、感謝している
こっちゃんは、書籍やスカステやさまざまなインタビューで、なこちゃんのことを聞かれた時に、ニュアンスとしてはずっと、こう答えてこられましたね。
そして、なこちゃんも、こっちゃんを「特別な方」「どんな時も手を離さずにいてくださった」と感謝の気持ちを伝えておられます。
お2人が、よい舞台を創りたいという同じ目標に向かって突き進む、舞台人としての熱さ。
タカラジェンヌとしての誇り。
そして、お2人が並んだ時に増幅するときめきと、とてつもない輝き…!!
私は、そんなプロフェッショナルで、熱い心を共有するカッコいいトップコンビが大好きでした。(もちろん、今も現在進行形で大好き。こっちゃんサヨナラ特番でなこちゃんのことを語る時、やっぱり「眉間に皺」が自然によっていって、「なこちゃんだけに向けるあの表情」だったのに泣けた…(;_;))
もちろん、これから先お2人が一緒に過ごされていることが、SNSなどで流れてきたりするのも、心がときめくしとっても嬉しいですが…
でも、どちらかというと私はいつか…
お2人がまた、何かの形で「共演」してくださったら、一緒に踊ってくださったら、本当に泣いてしまうと思います(;_;)

舞台に懸ける想いが強ければ強いほど、タカラジェンヌとしての誇りや在りたい姿が明確であればあるほど…
きっとそこにはポジティブな感情だけではなくて、葛藤やぶつかり合いや、しんどさだってあったのかもしれない。
でも、それを乗り越えた先に、こんなにも素晴らしいトップコンビの形とときめく夢、そして舞台を魅せてくださったこと、オフステージでも心がキュンとするようなお2人の姿をみせてくださったことは、心から宝物だったと今でも思っています。
こっちゃんも話してくれていましたが、なこちゃんの退団公演は、こっちゃんにとってもひとつの節目だったと…
お2人が並ぶ舞台を、こっちゃんのサヨナラ特番で一緒に振り返っていて、改めてことなこトップコンビがどれほどに輝いていたかを思い知らされたとともに。
それが私にとってどれほど大切なモノだったのかを感じさせてくれました。
95期との絆に、涙が出た
そして、あーさがこっちゃんに「先に退団してしまうのは、やっぱり寂しい」と伝えられた時に、笑いながら…
「さすがに…!!さすがにお先にいかせていただきます」って泣き笑いしながら話されていましたね。
あーさが、「ダメ?」って言ったら、こっちゃんはとっても優しい笑顔と声音で…
「ダメダメ、もう、じゅうぶん(*^-^*)」
このくだり、私もう涙が止まらなくて(;_;)
柚香光さんや月城かなとさんと支え合ってトップスター同士、頑張ってきて…
ほぼ同時期にお2人が退団された時のこっちゃんの想い、この言葉からひしひし伝わってきて、すごくぐっときてしまった。
それでも踏ん張って、こっちゃんも新たな夢を見つけて、武道館を成功させて、後継者となる暁千星さんとの濃い時間を通してきちんと「継承」をして…こんなにも、長い時間をこっちゃんは宝塚歌劇に捧げてくれた。
その時間が、どれほどに尊いものだったかを、改めて感じました。
こっちゃんもたくさんの方に感謝を述べながら、番組が進行しましたが、観ているこちらこそずっと感謝の気持ちでいっぱいでした。
こっちゃんの想いは、確かに受け継がれている
礼真琴さんと舞空瞳さんの退団の時期は別々になりましたが、今、こうしてありちゃんがこっちゃんの傍らに居て、新たな星組を力強く引っ張っていくべく、ラストステップを踏んでいる。
そんな舞台を宝塚、東京で計4回、そしてライブ配信を合わせて観させてもらって…
この時間はやっぱりこれからの星組にも、そして礼真琴さんにも暁千星さんにも必要だったんだ、と私はとても感じました。
そして、なこちゃんが先に退団となったことは、とても寂しいですが…
それでもあの時ティアラアスールディスティーノが生まれて、なこちゃんとことなこに最大級のスポットが当たる作品が叶って、そしてあの煌めく舞空瞳サヨナラショーが観られたこと。
やっぱり、眩いほどの輝きに満ちた礼真琴さんと舞空瞳さん、プロフェッショナルで心を感じる、素敵なトップコンビの集大成は、この形が「最善」だったのかもしれない。
今なら、やっとそう思えます。
やっぱり、こっちゃんは最後の最後まで、血の通った言葉を聞かせてくれて、でもきちんと宝塚の夢をみさせてくれました。
本当に、人として大好きだし、自然に尊敬の気持ちが溢れてくる「素敵な方」だなと感じたサヨナラ特番でした(*^-^*)
◎「読んだよ」のひと押し、よかったらお願いします↓↓
(宝塚ブログランキングが開きます)
Click if you read it — it makes me happy!
(更新したらSNSやブログ村でお知らせします。よろしければ、読者登録やブックマーク、フォローしていただけたら嬉しいです!)
note始めました!




コメント