真風涼帆さんというタカラジェンヌさんを、しっかりと認識したのは、2010年博多座公演「ロミオとジュリエット」(初演)でした。
真っ黒な衣装を身をまといダンスと表情だけで表現する、怪しく冷たく美しく舞う真風涼帆さん。最前列で観たこの姿は、今でも強烈な印象を残しています。
その後、3役の役代わりに上級生とともに挑んだ「ノバボサノバ」やメガネ男子がお似合いだった「めぐり逢いは再び」、など柚希さん率いる黄金期の星組をずっとずっと追いかけながら注目していました。
大好きな柚希礼音さんや涼紫央さんほか上級生のもとで、着々と成長していかれる姿。新人公演主演を重ね、バウホールでの主演など、下級生時代から物凄いスター性を感じるジェンヌさんとして勝手に「弟」的な可愛さを感じていたのです(*^^*)
ダンスの上手さや下級生時代から、どこか落ち着いた大人の色気を感じさせる舞台姿。姫を守る騎士が本当にぴったりだった「ランスロット」、スカステの番組でみせるお茶目でユーモアのあるおしゃべり( *´艸`)そして人への気遣い。
「オーシャンズ11」では、青年らしさを残したやんちゃな青年!という感じで、ベテラン未沙のえるさんとのやりとりが凄く好きだった!私が大好きなレビュー「エトワールドタカラヅカ」では、初のレビューで新人公演の主演を務められ、センターで大きな羽を背負う姿に頼もしさを感じたものです。
柚希さん時代の星組を3番手として、しっかりと支え組の大きな力として駆け抜けた真風さん。柚希さん卒業をしっかりと見送ったあと、宙組へと組替えされましたね。
それからの、さらなる進化、快進撃といったらありません!
組替え後の真風さんは、それまで私のなかでずっと感じていた「弟キャラ」な部分は良い意味でなくなっていました。
色気のある大人の男性を演じてもしっくりくる、ドキドキする存在。という感じ。
朝夏まなとさんが率いる宙組、2番手という立場がそうさせるのでしょうか。歌もダンスもお芝居も全てが一気に進化し、頼もしさを増し、存在感を増し、輝きが格段に変わったのを感じました。1作品ごとに重厚感も出て、大きな2番手羽根ももうすっかりお似合いに。
先日、素敵☆夢のひととき#9「蒼羽りく」にゲスト出演された真風さん。下級生時代からとても温かく面倒見のよい方だったんだな~と知らないエピソードばかりで、ますます真風さんが好きになりました。そして自分の気持ちをきちんと言葉で伝える、素直な蒼羽さんをみて「宝塚の上下関係の美しさ」を実感しました。
どの舞台姿を観ても、役でもレビューでもパッと目で追ってしまう方。そして、その目線や仕草や表情にいちいちドキドキしてしまう。そんな素敵なタカラジェンヌさんになられた真風さん。立派なトップスターさんとなり、今もこうして進化していかれる姿をつぶさに追いかけられるのも、宝塚ならではの醍醐味です。
星組時代以来、生での観劇が「黒い瞳」でした。真風さんは、大好きな愛月ひかるさんが慕う上級生さんのひとり(*^^*)これからも熊本県出身の真風涼帆さんを、同じ九州人としても応援しています!!
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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
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