「宝塚の楽しみ方」はひとつじゃない!

麻路さきさん、稔幸さん、真琴つばささんに熱狂した日々…
私にとって20代の頃の第1次宝塚ファン時代は、とにかくトップさんに夢中になりました。

そして、その相手役さんである娘役トップさんにも魅せられ2番手さんくらいまでは大注目!

でも3番手以下になると、当時それほど詳しくなく、九州に住む私は観劇回数も少ないため、その方たちの個性を詳しく知る術も持っていませんでした。


あの頃は、まだスカイステージもなかったので、歌劇やその他の書籍を時々買って読むくらい。しかも書籍にしても、やっぱり大好きなご贔屓さんを中心に選んで手にしている感じでした。

でも、柚希礼音さん、涼紫央さんに出逢ったことで始まった、30代の第2次宝塚ファン時代から、スカイステージに入会して宝塚の楽しみ方が少し変わってきたのです。

もちろん、大好きなジェンヌさんや組を中心に観ていたことには変わりありません。でも、これまで注目していなかった下級生や他組の方も、やっぱりそれぞれ魅力があることに気が付いて…

スカイステージでは、下級生の個性が発揮できるような番組がたくさん用意されていて、観ていると自然に「広い視野」が生まれる気がします。

新人公演の模様、新人公演への意気込みを語る番組などが放映される中で、2012年当時まだ下級生だった真風涼帆さんの新人公演インタビューが印象に残っています(#^^#)

真風さんは、当時もう何度も新人公演やバウホール主演を経験されていて、既に次世代を確実に担うであろうスターさんでした。(今まさにトップスターとして輝いていらっしゃいますね(*^^*))
でも、やはり新人公演自体には不安も課題もあり、それをひとつひとつクリアしながら、成長できるように努力していらっしゃるのが、お話からひしひしと伝わってきたんです。


特に印象的だったのが、「ダンサセレナータ」で柚希さん演じるイサアクのお衣装を着た時のこと。
「(お衣装が)とても重くて…」と仰っていたんですよね。


スターさんが何気なく着こなしているように見えるスーツも、実際に着てみると、そんな風に感じるんだな…と改めて実感したのでした。

舞台における主演としての責任と役割の重さ。それと同じくらい重い衣装だと感じられたのでしょう。真風さんは、それをしっかりと受け止めるように静かにお話されていて、思わず「がんばれ!真風さん!」と応援したくなったことを思い出します。

こうして、ひとつひとつ本役さんの偉大さを肌で感じながら、いつかは自分がその本役さんになっていく
これは主演以外の方もそう。同じく「ダンサセレナータ」の新人公演メンバーの方々も演じてみて改めて本役さんの偉大さを感じていると仰っていました。

役をつかむために、必死に頑張っていたり、悩んでいたり課題を見つけたりする姿を観ていると、美しい舞台姿は、さまざまなことが昇華した輝きなのだと改めて感じます。


観客に努力や悩みを見せずに舞台に立つことが「プロ」だとは思います。でも宝塚の世界では、この思い悩む過程をスカイステージなどを通してそっと見せてもらえることが、魅力のひとつだとも思うのです。

夢の世界にすむフェアリーたちにほんの少し親近感を覚え、人間味を感じられる瞬間、私達は今よりもっともっと応援したくなるのではないでしょうか。

だからこそ、成長の過程を、その成果をこの目で観たい!と思うのですよね。

私にとって、ブログやSNSなどで知り合う皆さま( ご贔屓さんだけでなく、それ以外の方への洞察力も素晴らしい!)から、文面を通して上級生下級生関係なく、さまざまな方の魅力を教えていただくのも宝塚の楽しみのひとつ(#^^#)

40代になった今、下級生の成長を見守る宝塚の楽しさも感じています。歳を重ねるにつれ、さまざまな楽しみ方が増えていく。やっぱり宝塚って最高♪

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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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