有難う、星組の「せおっち」。専科異動で瀬央ゆりあがさらに花開く!!

『1789 -バスティーユの恋人たち-』が大千秋楽を迎え、礼真琴さんが長期休養に入り、有沙瞳さん、音咲いつきさん、天路そらさん退団者3名は宝塚を卒業していきました。

そして、星組で育ち星組を支えるスターとして大きく成長を遂げた瀬央ゆりあさんは、この公演の千秋楽をもって専科へと異動になりました。

最近では、「瀬央さん」「なおちゃん」「なおみさん」「なおみ」(親近感の湧くお名前(*^^*))と、さまざまな愛称がありますが、私にとってやっぱり親しみ深いのは以前からこう呼んでいた「せおっち」。なので、今回も親しみを込めて「せおっち」と呼ばせてください(*^-^*)

柚希礼音時代の星組で宝塚に舞い戻った私は、その頃からせおっちを観ていたのだなぁと改めて今振り返っています。私の宝塚ファン時代の半分以上に、ずっと星組にいてくれたせおっち。そんなせおっちが、ついに星組を去ってしまう時が来てしまったんですね…。

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瀬央 ゆりあ(Yuria Seo) | 宝塚歌劇公式ホームページ 雪組 瀬央 ゆりあのプロフィール、出演予定、バイオグラフィーをご紹介しています。
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今、心に浮かぶのは、瀬央ゆりあさんへの「感謝」

私がせおっちに注目し始めたのは、それほど遠い昔ではないのだけれど、ずっと「美しくて、面白い人だな(*’▽’)」と気になっていました。

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当時、私はこんなことを書いていました。

愛月ひかるさんが退団されてから、星組のカタチはまた少し変化したように思います。精神的な支えや舞台上の役割的にも、大きな大きな存在であったであろう愛月さんが卒業され、こっちゃんに次ぐ男役のポジションとして、せおっちの輝きがより増していきました。それは、まぎれもない事実。こっちゃんが心からほっとした表情を見せて、「いてくれると心強い」と言うせおっちの存在は、誰とも違う安心感をくれるのでしょう。もちろん、トップコンビの絆、先輩ジェンヌさんとの絆、下級生との絆…。どれとも比べられるものではないけれど、ずっとずっと星組で一緒に育ってきた「ことせお」の絆は、やっぱり今もこれからも星組を輝かせてくれると思うのです(#^^#)

「ことせお」やっぱりいい!:礼真琴×瀬央ゆりあの愛おしい同期の絆 2022.08.08

今も、やっぱり変わらずそう思う。あの千秋楽のこっちゃんとせおっちの表情を観ていたら、こっちゃんの言葉を聞いていたらどれほど特別な存在かが伝わってきました。きっと私が思っている以上に、こっちゃんにとってせおっちの異動はつらいものだったのでしょう。

だって、せおっちの存在を「もはや、自分」と言い切ったのですから

そうそう、美しい人だとわかっていたけれど、「恐ろしいくらいにイケメン」に進化した!!と思ったのがこの時!!内面の変化までも感じ取れたのが、この宝塚GRAPHでした。

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星組を担うスターとしての覚悟、そしていい意味での「余裕」が感じられたのもこの頃からでした。

さまざまな作品を経るなかで、苦難を乗り越え、こっちゃんの傍らで輝くだけでなく主演作品も大成功させたせおっち!!同郷の後輩である暁千星さんを迎えてからも、その存在感は増すばかり。

ananのインタビューも、せおっちの人柄はもちろん、舞台人としての素晴らしさを感じて本当に素敵だった(;_;)

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せおっちの専科異動が決まってから、こっちゃんの様子が少し落ち着かない気がして…。せおっち自身はしっかりと専科に異動することを受け止めているような落ち着きがあったのだけれど、やっぱりこのナウオンでは、ことせおの息ぴったり感に大いに笑い泣いてしまった…(;_;)

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私自身も、せおっちの専科異動についてどう受け止めればいいのかわからない状態が続いていました。あぁ、私こんなにもせおっちのこと好きやったんやなぁと気づいたりして…。

そのもやもやとした気持ちを整理するためにも書いたのがこの記事です。本当にたくさんの方に読んでいただいて、有難うございます。

今でもずっと読んでくださっていて、何だかとても嬉しいです(;_;)

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この記事を書いて、何だか私の中でふっ切れて、せおっちが専科に行くことは「せおっちのためにも、きっと素晴らしいスタートなんだ!!」と強く思えるようになりました。

1789での圧倒的な存在感を観て、「あぁ、もうせおっちの覚悟は決まってるんだ」って心から思えた。目の色(コンタクトだけじゃなくて( *´艸`))が違っていたんですよね。落ち着きと、星組を俯瞰して見ることができる余裕と、星組をこっちゃんを守るっていう心からの覚悟が見えた。

その頼もしさたるや、あの頃の愛月さんのようであり、天寿さんのようであり、歴代の星組スターさんたちが持つ輝きに満ちていました!!

専科異動後のせおっちは、今以上に花開く!!

せおっちの最近のスカイステージでの様子や歌劇、宝塚GRAPHを観て思ったのですが、せおっちのファッションも変わってきているなと…。上質で気品を感じる「タカラジェンヌとして相応しい私服」を心がけているのが物凄く感じられます。カジュアルな服装でもよい場面でも、きちんと感のあるジャケットを羽織っていたり、画面越しでも上質感が伝わるシャツを身に纏っていたり…。(桃太郎ダンスのジャージ姿は番外編でまた最高( *´艸`))

身に纏うモノ、佇まいからも「専科 瀬央ゆりあ」を感じさせるんです。

私は、以前からずっとずっと思っていたことがあります。

それは、「タカラジェンヌは誰一人『誰かを支えるために入団する』人はいない」ということ。

これまでもトップスターを「同期が支える」という宝塚の伝統を観てきました。でも誰一人、宝塚を目指して入団する時に「自分以外の誰かを支えるため」に入団しているわけじゃないと私は思うんです。

自分だけの男役娘役を創り上げようと、「自分」にフォーカスして入団すると思うんです。

でも、長い時間を仲間とともに過ごすうちに、支え支えられてひとつの舞台をつくっていくことを知る。仲間の魅力を知る。そうすると、自分が頂に登ることを脇に置いて、仲間を「全力で支えたい」という感情が生まれてくるのではないかと…。

せおっちは、「人を思いやる感情」が人一倍強い人なのではないかな、と勝手に想像しています。

こっちゃんの言葉、愛月さんの言葉、綺城ひか理さんの言葉(せおっちの関係を「友情」と表現していたことに感動した(;_;))、ありちゃんの言葉…ほかにも、さまざまなシーンで語られる言葉からせおっちという人柄を造形していくと、そう思えてなりません。

だから、星組瀬央ゆりあは自分も輝きつつも、きっと「まず仲間を想う」のではないかな…と。

それが、せおっちの魅力であり素敵なところなのだけれど、専科異動の知らせを聞いて私は思いました。

ここから先は、せおっちは「瀬央ゆりあ自身」に再びフォーカスしてさらなる大輪の花を咲かせるのではないか、そして、そのことによって「宝塚全体」に素敵な循環が生まれていくのではないかな…と。

長く星組でその魅力を、舞台上でオフで魅せてくれたせおっちには、今この言葉しか浮かびません。

「せおっち、今まで星組で輝いてくれて本当に有難う」

せおっちがいたから、星組がもっともっと好きになった。

せおっちがいたから、宝塚の楽しさをもっともっと知った。

せおっちがいたから、大好きなことなこの魅力が溢れてことなこのことがもっと好きになった。

私は、温かくて優しくて清らかで聡明で、何より「人への思いやり」に溢れた星組瀬央ゆりあさんが大好きでした。

専科異動してからの「瀬央ゆりあ」さんがどんな風に進化していくのか、もっともっと観ていたい。これからの活躍を、そして健やかに楽しく舞台に立つことを心から願っています!!

新たな門出を祝して(;_;)

せおっち、専科へいってらっしゃい!!

いつか必ずやってくるはずの星組公演出演の機会を、心から待っています!!

そしてまた、こっちゃんの隣でその笑顔を見せてくださいね^^

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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