とても面白い、興味深い記事を見つけました。
宝塚ロマンチック・レビューの巨匠、岡田敬二先生について書かれた2018年の記事。ハットとジャケットがお似合いで、ダンディーなお写真も掲載されています。
当時、上田久美子先生が「BADDY(バッディ)―悪党(ヤツ)は月からやってくる」で鮮烈な初ショー作品を放たれていたころのよう。
宝塚の「正統派」レビューを生み出す岡田敬二先生
長きにわたり、オーソドックスで華麗・優美…岡田先生のレビューは、そんなふんわりと柔らかな色合いを纏い宝塚らしい宝塚を表現しておられます。
この記事のなかで「(BADDYは)わざと伝統に反し、タブーに挑戦したんだと思う」と、決して否定せず大きな懐でこの「異端作」を受け止めていらっしゃるんですよね。先鋭的な表現も許容し、尊重する姿勢はさすが巨匠!素敵だと思いました。伝統を守りつつ「これ」ができるからこそ、宝塚は進化し続けているんですもんね。
岡田先生は、ロマンチック・レビュー・シリーズと呼ばれる宝塚のまさに「正統派」レビューを生み出されているイメージがありますが、記事では、時にフォークソングやロックンロールを入れたこともあり冒険をしてきたと仰っていました。
今なお時代に合わせ幅広い人たちに受け入れられる、美しいだけでなく楽しいレビューを目指しておられるのでしょう。
満を持して「モアー・ダンディズム!」が決定!
そんな岡田先生に多大な影響を受けたであろう若手演出家たちも、レビューをやりたい!と意欲を見せておられるのだとか。そんな若手の姿を頼もしく思い、そして期待を込めて岡田先生はどっしりと受け止められているよう。
「清く正しく美しく」この最大のコンセプトから外れなければ、「革命」もあり、ということでしょうか。
でもこのように若手の先生方が「自分の色」で挑戦できる・したいと思われるのも、岡田先生が「正統派」を貫いてくださるからこそ、なのかなと感じました。
そんな岡田先生が、2018年当時からいつかはやりたい!とあたためておられた作品。
それが「モアー・ダンディズム!」だったのです!
岡田先生は、真矢みきさんの代表作レビューとも言える「ダンディズム!」がお好きだったのだそう。
たしかに、真矢さんのダンディズム!はめちゃくちゃカッコイイ!!!主題歌もすごくエレガントで素敵~(*’▽’)衣装のテイストも好きです!
記事内で岡田先生は、ずっと「モアダンディズム!」をやりたいと劇団に企画を出されていたそうなのですが、やらせてもらえなかった(笑)とおっしゃっていました(/_;)
そんな長年の岡田先生の夢が詰まった作品、それが今回の「モア ダンディズム!」だったのです(*’▽’)
岡田先生も絶賛!礼真琴×舞空瞳トップコンビ
先日、風さやか 愛と夢♡永遠のタカラジェンヌを例のradikoプレミアムで聴いていたんです。
そしたら、ゲストとして登場されたのが岡田敬二先生!
この番組には何度も出演されているそうで、風さんとのおしゃべりも楽しそう(#^^#)和気あいあいとした、リラックスした雰囲気でお話が進んでいきました。
そこで話題になったのが新作レビュー「モアー・ダンディズム!」(*’▽’)待ってました!
岡田先生は、「おかげさまで、前評判もよくて…」と声を躍らせていらっしゃいました。1回ラジオで聴いただけなのでニュアンスですが、こんなことを話されていたんですよね。
・礼真琴さんは「礼真琴」、舞空瞳さんは「舞空くん」、愛月ひかるさん(*^-^*)は「愛月くん」と呼ばれていたような(^^♪愛月さんの退団公演になることもちらりと触れられていました。
・礼真琴、舞空くんのコンビはとてもバランスがいい!
・星組トップコンビはとても実力のあるふたり
お二人の歌声についてもの凄く褒められていたように思います。愛月さんのことは短いトーク内では触れられていませんでしたが、今の星組が活気づいていて、とてもよい状態でお稽古が進んでいるような印象を持ちました(^^♪
「男役愛月ひかる」の集大成を飾るレビュー作品
おそらく80歳を過ぎておられるだろうと思われる岡田敬二先生。現役バリバリで星組さんに情熱を注がれているのが、この短いインタビューでもビシバシ感じられて、とても期待が高まった(*’▽’)
愛月さんの退団公演となる本作、岡田先生の夢がつまった作品。そして愛月さんの品格や男役の色気、優しさ、温かさ、そして「ダンディズム」が存分に生かされるであろう作品。
もちろん礼さんの魅力も満載でしょうけれど、やっぱりこの作品は「男役愛月ひかる」の集大成、花道を飾る作品であってほしい…そう願い、期待を膨らませています(*^-^*)
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