「宙の姫」星風まどかさん

宙組トップ娘役スター 星風まどかさんの専科への異動…に続き、次期花組トップスターに就任されることが発表されました。

心のどこかでもしや…と予想していたとはいえ、やっぱり発表されると何とも言えない気持ちになるものです。

星風まどかさんは宙組トップ娘役就任時、正直私好みの「大人の娘役トップスター」さんではありませんでした。とても実力があるし可愛らしいし、ジェンヌさんとしては好き!

でも「娘役トップスター」」としては、当時物足りなさを感じたのも事実です。

あれから数年経ち、たくさんの作品を積み重ね徐々にその気持ちが変わりはじめました。

表情に発言に、そして佇まいに…どっしりとした風格と「自信」が見られはじめたからです。

作品は観ていないのだけれど、それを強く感じたのは「フライング・サパ」の終演後のインタビューでした。さまざまな苦難の末、ようやく幕が開いたこの公演。

まだ観ていなくて作品の内容が全くわからず詳しくは書けませんが、おそらくいろんな意味で「ディープな作品」だったのでしょう。

真風さんは少しお疲れ気味に感じたし、トークにも「抜け殻」感が漂っていました。それくらい全身で舞台を務められたのだなと、じわっときたくらい。

その時の星風まどかさん…

チャキチャキと話し、笑顔全開!まるで真風さんの分まで私にまかせてください!と言わんばかりの頼もしさ!!

私ね、この姿が凄く印象に残ってるんです。笑顔でしっかりと話をする姿が頼もしかったし、本当の意味で芯の強い女性なんだなって感じました。

きっと真風さん同様に、たくさんのものを背負って舞台に立たれていたと思います。大変なこともたくさんあったでしょう。

でも、とても自立していたし何だかわからないけれどこの時のまどかさんはカッコ良かった!(作品の役どころはどんな感じでしたか?)

この頃から、スカイステージで観るまどかさんはとっても大人の表情になっていったように感じます。

宝塚が大好きで、真風さんにときめいていて…そんな純粋に宝塚や相手役さんを愛する姿だけでなく、よい意味で自信を滲ませた言動がとても心地よい。謙虚さはありながらも、それが感じられるのです。

あさって、宙組娘役トップスターとしては最後の舞台。「アナスタシア」のタイトルロールを華々しく飾り、宙の姫は次の場所へと…

でもね、きっと真風さんはいつまでもいつまでもまどかさんにとって、かけがえのない相手役さんであり、同志であり、心通じる大切な人なんだろうと思います。

あまりにも突然で、強引のように思える今回の一連の流れ。トップコンビが引き裂かれるような切ない気持ちにもなってしまいます。

でも、まどかさんの背中をそっと押し、離れてもいつでも見守っている真風さんの姿が目に浮かぶんです。離れてもいつも信頼し合っているふたりが…

星風まどかさんが「宙の姫」として真風さんの隣で輝き、大人の女性になっていった姿はとても素敵だった。

これからどんな大人の娘役さんになっていかれるのか…とても応援したいし楽しみにしたいと思います。

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■星風まどかさんの記事はこちら

スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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