暁千星さんと詩ちづるさん、星組の次期トップコンビが発表されましたね。

あれから、各メディアやラジオでも想像以上に大きく取り上げられていて、宝塚歌劇団に対するメディアの対応が少しずつ変わってきているように感じました。
特に、詩ちゃんの故郷・北海道では「トップ娘役が誕生した!」という歓喜の投稿や発信がたくさん見られ、やっぱり地方出身のジェンヌさんの就任は「故郷に錦」なんだなぁと、しみじみ感じています(*^-^*)
今回の星組の発表で、私が感じたこと。
それは、しばらくの間、宝塚歌劇団は「トップコンビの決定は順当に、堅実に進めていく」方針なのではないか、ということです。
これまでには、
・トップ娘役のスライド
・組替えからの就任(しかも1作前)
・専科を経てからの組替え+就任
・トップ娘役不在の期間
など、さまざまなパターンがありましたが、今後は大規模な組替えも控えていることから、トップコンビの人事については「順当で堅実な」形がしばらく続くのでは…と感じました。
実際、組替えをしてからその組に馴染むまでには、約2年ほどかかると言われていますよね(もちろん個人差はありますが、多くの経験者の方が話されている印象で…)。
そういった観点からも、またファンの心情としても、組内からの就任、あるいは組替え後にしっかり作品を重ねたうえでの就任が、やはり一番平和な形なのかもしれません。
星風まどかさんがスライドして2組でトップ娘役を務めたり、
舞空瞳さんが就任直前に組替えされたり、
春乃さくらさんがヒロイン経験が少ない中で就任されたり──
近年のトップ娘役の人事は、どこか“サプライズ要素”の強いものが多かったですよね。
でも、一ファンには想像するしかないことですが、ご本人たちにとっては、大きな責任やプレッシャーに押し潰されそうな瞬間もあったのではないかなと…。
だからこそ、今後はトップコンビは“順当に”、その分2番手以下の動きはこれまで以上に活発になっていくのかもしれません。
夢白あやさんのミュージック・サロンの開催――その意味を思うと、やはり卒業へのカウントダウンなのかな…と、寂しくなります。
朝美絢さん、夢白あやさん、瀬央ゆりあさん、そして縣千さん。
今の雪組はとても安定感があって、盤石な印象を受けますね。それだけに、あまり大きな動きがあることは考えたくないのですが……。
落ち着きを取り戻しつつある宝塚歌劇団。
新たな時代が、静かに、でも確かに近づいてきているように感じます。
だからこそ、“今”という瞬間の輝きを、見逃さないように。
ひとつひとつの舞台を、大切に見届けていきたいですね。
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