舞空瞳さんの「笑顔」に泣いた!:星組 東京宝塚劇場公演『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『RAY -星の光線-』

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『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』


星組宝塚大劇場公演 幻想歌舞録『眩耀の谷〜舞い降りた新星〜』【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ]

舞空瞳さん。私、この作品を観て、大好きな娘役さんになりました!

私、実は花組さん時代の舞空さんを全く知らないのです。だからこそ、本当にこんなに魅力的な娘役さんがいたのか!と嬉しい驚きでした(#^^#)

3拍子揃った実力はもちろんなのですが、そこに「慈悲深い微笑み」とでも言いましょうか…ただの笑顔ではなく、その奥に深みのある笑顔をされるんですよね。

それは、お芝居、ショーともに。

その笑顔を観ると、何だかあったかい気持ちになるとともに、何だか「泣ける」んですよね(;_;)なんだろう、ほっとするような、心が洗われるような笑顔。

感情を込めた「涙」のお芝居も、本当に心の底から役にはいっている様子がみてとれて、鬼気迫るほど。それが、こちらにも感動となって押し寄せる…

特に印象的で、私の涙腺が崩壊した場面。

それは、「私も礼真様のお顔を見てみたい!!!!」と叫ぶところでした(;_;)

私の解釈なのですが…

その目に光を失った瞳花。謎の男いわくそれまでの瞳花は「見たくないものがあり過ぎた」のでしょう。見えなくなっただけではなくて、もしかすると「見たくなかった」のかもしれません。そのくらい、瞳花をとりまく世界は過酷で辛くて希望なんて持てなかった…

でもそんな瞳花が礼真と出会って、自分から「顔が見たい!」と…(;_;)そんな気持ちになれた。

きっと「生きる希望」や「将来への夢」が生まれた瞬間だったのかな。それをとても表現している表情や台詞で、私は涙が溢れたのでした(;_;)

ほかにも、ほとばしる気持ちが舞となった場面、わが子のことを語る場面など、数えきれないほど印象的な場面がありました。本当に巧い、そしてお芝居心が溢れる方だと思います。

『RAY -星の光線-』

舞空瞳さん は、素晴らしく巧いのはもちろんなのですが、エレガントでしなやか、力強いダンスがとても素敵!私が一番好きな娘役トップスター「星奈優里さん」をどこか彷彿とさせるようなダンスに魅了されました(#^^#)

ミニスカートも、チャイナ風のドレスも、ディズニープリンセスのようなドレスも、女神様のようなドレスも、正統派なタカラジェンヌらしいシンプルなドレスも…どれも似合うんですよね。

抜群のスタイルなだけでなく、それを生かす体の使い方をされているんだと思います。

どんなに露出が多いドレスを纏っても、決して下品にならずとても清楚。それが礼真琴さんの純粋で可愛らしく現代的な容姿にマッチしていて、本当にお似合いでした(#^^#)

舞空さんを観ていると、本当に努力をされているんだろうと感じます。だって、完璧すぎるから。

でも、その努力を決して見せない「プロフェッショナル」さも感じさせるんです。軽やかにやってのける。親しみやすく可愛らしい容姿とは裏腹に、そこがとてもカッコいいと思いました。

舞空さんはきっと、相手役に寄り添うだけの可愛らしい娘役トップスターにはならないと思います。

もちろんトップ娘役として相手を引き立てる華となりつつも、自分も輝ける実力と底力を秘めている方だと思います。可憐な役も、濃厚な大人の役もきっと素敵に演じてくれるはず!

それは、礼真琴さんと組んだ時、愛月ひかるさんと組んだ時の「違い」に可能性を感じたからです!なんかね、「未知数」って思った。うまく言えないんだけど…

礼さんと組んだ時は「すっぽりおさまる」フィット感が良い(#^^#)

愛月さんと組んだ時は、「ドキッとするような妖しさ」が見え隠れする強い女性感が漂うのが良い( *´艸`)

そんな感じかな。組む人によって変わる娘役さんって素敵(*^^*)

これから、瀬央ゆりあさんやその他の男役さんと組んだ時の未知数の輝きが楽しみです!!

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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