彩風咲奈さんほか、個性的なキャストたち!:博多座「フットルース」4

音月桂さん、舞羽美海さんのトップコンビで、この作品が観られたこと。 そして、この作品で博多に来てくださったことが本当に幸せだったと思います。 あれから8年経ちますが、間違いなく「伝説の作品」だと思っています。そして、このキャストで創り上げたからこそ、これだけ役と役者がリンクし 作品が生き生きと躍動したのだと思います!!

目次

映像に残っていない、伝説の舞台

梨花ますみさん


お芝居はさすがの貫禄!でばっちり締めてくださるのですが、 今回はローラースケートを履かれたり、お衣装も可愛い♪ 何ともキュートな梨花さんでした!
梨花さんがいてくださるだけで、お芝居がぐっと上質になる気がしますよね(*^^*)

舞咲りんさん


レンのお母さん。「もうリアルすぎてぴったり!!」って叫びたくなりました! こういう高校生の息子をもつお母さんいるだろうな~という逞しさと温かさが本当に上手い!!
テンポがよくて、アドリブなのか台詞なのかという自然体な会話。 明るくて逞しくてカッコイイお母さん!エセル。


レンを大切に思いいつでも味方、いつでも信じ抜いているお母さん。 理想的なお母さんの姿だと思いました。


旦那さんとのことが深く描かれていなかったけれど、 深い傷を負いながらも逞しく生きる女性をリアルに演じられて素晴らしかったです(#^.^#)

早花まこさん


アリエルのお母さん。そしてショウの妻。ヴァイ。 思春期の娘、心を閉ざした旦那さんに苦悩しながらも どこかどっしりとしていて、揺るがない強さを感じる女性でした。 エセルとは違うタイプではあるけれど、 ヴァイもまた、強く逞しい温かなお母さんです。


台詞のひとつひとつが丁寧ですっと心に入ってくる。 難しい心の動きを見事に演じられ、感動しました。

愛加あゆさん


ウィラード(沙央くらまさん)の可愛い恋人をキュートに演じた愛加さん! 絶妙な間合いのコメディセンスと、華やかな容姿、お芝居!

ラスティという女の子を、等身大で生き生きと演じられていて 、観ていてとっても元気になりました!

この後、トップ娘役として雪組を引っ張っていかれた愛加さん。

こういった元気いっぱいの役、落ち着いた大人の役、 たくさんのお役を経験され、トップとしてどんな風に花開くのか、この時とても期待に胸を膨らませたのを思い出します(*^^*)

彩風咲奈さん


この作品で、かなり大注目!とチェックしてしまった方が彩風咲奈さん。このころから、とにかく目を惹く存在感でしたね。


意識して観ている訳ではないのに、 登場するとついつい目で追ってしまう(*‘∀‘)


台詞もそれほど多い役ではありませんでしたが、 彩風さんが登場すると、ぱっとそこが華やかになるという「 スターのオーラ」の片鱗がビシバシ出ていらっしゃいました!

印象的なレッドの髪もよく似合っていて、 アニメから飛び出してきたようなキラキラとした容姿、 低い声の良さも素敵でした(*^^*)
最後のフィナーレナンバーで登場された時も、 とても華奢で折れそうなくらい細いのに、 女性的なか弱さはなくて、まさに 次世代の男役!と感じたことを思い出します。

こういう作品が登場するから、宝塚って限界がないなと本当に感じます。

だからきっと宝塚には、これからもまだまだたくさんの可能性あると思いますし、 それを観られる私達の楽しみもあると思います。過去の作品から、宝塚の魅力をその時の気持ちを思い起こさせてもらえる…こうして振り返ってみるのも良いものですね!

今、あらためて音月桂さん舞羽美海さん、そして雪組の皆さんに心から言いたいです。


2012年、素敵な熱い博多の夏を、元気を本当にありがとうございました!

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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