「紅ゆずる」さんの魅力！溢れる才能は“努力”の賜物

紅ゆずるさんのことを思い浮かべたとき、私がいちばんに思うのが「努力の人」そして「自己プロデュースに優れた人」ということです。

大好きな宝塚への愛と敬い、自分の課題と真摯に向き合う心。そして、想像を絶するほどの努力。

「努力の人」というのは、これまでスカイステージで放映された、さまざまな番組を観てきて感じたことです。ご本人のお話だけでなく、周りの方が紅さんをどう見ているか、どう影響を受けているかなど…聞けば聞くほど、その温かく真摯なお人柄が見えてきます。

遠くに感じられる、宝塚という異世界と、現実世界をうま～く繋げてくれる、橋渡し的な存在

周りの人が喜んでくれること、楽しんでくれることを追及する姿勢がずば抜けていて、それを表現するなかで、サービス精神旺盛な独自のスタイルがつくられたのでしょうね。

「紅子」はその真骨頂！大好きだったな～、あの最強女子キャラ「紅子」(*‘∀‘)♪

舞台上ではアドリブが許される範囲というのが作品によって変わりますし、そもそもアドリブを入れること自体、賛否両論あるかもしれません。

でも、私が今までミュージカル・宝塚以外の「座長公演」を観てきて思うのは、作品によってはちょっとゆるんだその親しみやすさが、グッとその後のお芝居に惹きつけることもあるな、ということ。そういう意味でも、紅さんは、宝塚のなかでキラリと輝いていて、独特の存在だったと思います。

「自己プロデュースに優れた人」というのは、やはり紅5の活動ですね。言葉の選び方や接し方が人を楽しませる天才！きっと、「自己プロデュース」を意識しなくても、できてしまう才能なのでしょう。

本当に楽しくてかっこ良くて可愛らしくて素敵な5人組！

その中でも紅さんはリーダーシップ抜群で、本当にみんなが付いていきたくなるようなお人柄だな～と思いました(*^^*)

トップに就任されて、満を持して星組で一番大きな羽を背負っていかれることになった紅さん。組全体をまとめていく、そして引っ張っていく立場となっても、この「独自性」がとてもよく生かされていましたね。

トップになった紅さんがよく仰っていたこと。

「自分だけが頑張るんじゃない、みんなの力で、みんなに支えていただいて星組をつくってきた」

自分のことを脇においてでも、周りの方を思いやるその温かい心。周りに常に感謝する姿勢。上級生、下級生の隔たりなく、相手を敬う姿勢。これが紅さんをこの立場まで押し上げた大きなチカラだったのかな、と思います。

星組の伝統を受け継ぎながら、ＮＥＷ星組スタイルを築いた紅さん。

どの作品を観ても努力に裏付けられた「宝塚への愛」を感じます。

退団されても、その魅力はまだまだ発揮され続けることでしょう！

これからの活動もとっても楽しみです(*^^*)

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