ずいぶん昔のスカイステージの番組ですが、 瀬奈じゅんさんと涼紫央さんとの対談がありました。
紫苑ゆうさんのことを、とても尊敬していらっしゃることは知っていましたが、 瀬奈さんのようなタイプの男役さんにも憧れていらっしゃったのですね!
瀬奈さんも、濃厚な色気が漂う、男役さんらしい男役さんでした。 宝塚らしいキザなところと、面白くて、上手な抜け感がある演技や佇まい。 その両方を併せ持っていらっしゃるのが、何とも魅力的な男役さん。 ご自分にとても厳しく、ポリシーが定まっていてブレない強さ、素敵です。 瀬奈さんも、本当にクレバーな方だと、この対談を拝見して思いました。
そして、何より感動したのは、この対談でお話されていたこと・男役像を涼さんは退団まで舞台で体現されていたこと!
瀬奈さんは、涼さんのことをとても良く観ていらっしゃって 涼さんの宝塚に懸ける情熱や、真摯に向き合う姿勢を とても理解して、とても素敵なアドバイスをされていました。
その中でも印象的だったこと。
「殻を小さく色んな方向に開けて、 いつかバーンっと殻を破りたいと思っている頃じゃない?」
そうおっしゃっていたのですが、この対談から数年後…
涼さんは、ロミオとジュリエットのベンヴォーリオという役に出会い 新しい涼紫央を創り上げられた! 殻を破って、新しい男役像を、涼さんにしかできない男役像を魅せ続けてくれた!
そう思うと、この頃に上級生にアドバイスしてもらったことや 培ってきたことを、全て自分の力に変えて 、階段を 一歩ずつ確実に上がってこられたのだと感動しました。
宝塚は本当に温かいところ。
そういつも仰る気持ちがわかる気がしました。 こんなに温かく見守って、導いてくださる上級生。 それを真摯に受け止め、成長していく下級生。 自然に受け継ぎ、後世に残していく…
自然体でお話されているおふたりから 宝塚のとても良い部分が、ひしひしと伝わってきました。
そして、瀬奈さんが退団される前の涼さんをご覧になったら 本当に誇らしく、「頑張ったね」と心から喜ばれただろうな(;_;)と 勝手に想像して、泣きそうになりました。
こうして、ひとつひとつ涼さんのことを知るたび どんどん好きになるのに、退団の日は迫ってくる。当時はとても切なかったです。
でも、涼さんがその日を、悔いなく心から幸せな気持ちで迎えて欲しい。 そんな気持ちでいっぱいでした。
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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
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