ミュージカルショー「ノバ・ボサ・ノバ」舞台はリオ・デ・ジャネイロ。
年に一度のカルナバル。そのカルナバル3日間の中で起こる様々な恋や人間模様を描いたレビュー作品です。
ソール(柚希礼音さん)とエストレーラ(夢咲ねねさん)が出会い、恋に落ち、切ない別れまでが描かれており、それに加え、さまざまな登場人物がエストレーラのネックレスをめぐって様々な人間模様を繰りひろげます。
宝塚レビュー作品で、ここまでお話の筋がある作品はめずらしいですよね。そして、楽曲も全てが斬新!初めて聴いた人でも帰りには口ずさんでしまうほど、印象的な旋律の素敵な曲がたくさん散りばめられています。
まさに、夏にもってこい!!の華やかで熱いパワーに溢れているレビュー(≧▽≦)(ノバ・ボサ・ノバは以下ノバボサと略させていただきます)
ドキドキワクワクして迎えた観劇当日。
席は1階の真ん中あたりの列、上手(客席から向かって右側)あたり。
観劇前は、もっと前の席だったら良かったのにな~( ;∀;)と思っていましたが、ノバボサの場合、舞台全体で美しいひとつの世界を作り上げる作品だと思うので、実際観劇してみて、良い席だったな~と満足です(^^♪
プログラムなど買い物をし、開演間近になり客席に座ると、博多座の緞帳はあがっていて、すでにノバボサ仕様のキラキラとしたブルーの幕が(*’▽’)あ~、ついに観れるんだ~!ってすでに胸がいっぱい(;_;)
柚希さんの開演アナウンスが流れ、ゆったりとした波音を感じさせるような音楽が流れてきます。
いよいよ!!突如、軽快なサンバの音楽に切り替わって!!この歌ですよ(≧▽≦)
「う~みが~あおぉく~うう~う~ぅ…」
柚希さんのキラキラした笑顔と伸びやかな声( ;∀;)もうこれだけでももうウルウル(;_;)12年も待っていた作品、それが今、目の前に!!しかも大好きな柚希さんで観られるなんて!!
場面は次々と進み、次々とスターが登場!!可憐で美しい娘役トップ夢咲ねねさんのエストレーラ、黒い肌の皆さんのなかに白い肌が浮かび上がるよう。そしてエストレーラのお母さん、メール夫人は紅ゆずるさん!!今私の中で大注目の男役さんです♪シャープな顔立ちでとってもカッコイイ!!のですが、女性の役だと貫禄たっぷりキレイなご婦人です( *´艸`)
宝塚って不思議なのは、男役さんが女性の役をされた時のあの迫力、色気♡もともとは女性が演じているのになんだかまた違ったオーラがあって良いんですよね~。
そして、涼紫央さんのルーア神父さまと組長英真なおきさんのシスター・マーマ♪
ベテランのコンビ、息ぴったりで場面場面を締めてくれます。
涼さんは、ベテランさんだし、これまでちょっとお兄さん的な大人な役や雰囲気が多かったように思いますが、ルーア神父さまはちょっと少年っぽさが残る純真無垢な男の子といったイメージ。
どんな神父さまになっているのだろうと楽しみにしていたのですが、スゴイ!!声や表情が、もうすっかり役に入っていて違和感なくイメージどおりの神父さまでした!!アドリブなどは役柄的にほとんどありませんでしたが、このおふたりの存在は安定感があってどっしりしていて安心します(#^^#)
盗賊オーロ役は夢乃聖夏さん、そしてその手下ボールソ役に美弥るりかさん。夢乃さんのコミカルな部分と豪快な雰囲気が役に合っていました。
美弥さんはメール夫人の紅さんに押されっぱなしなのが、とっても可愛かった(#^^#)軽快で若々しくてこちらもイメージどおりでした。
踊りのキレと迫力で光っていたのが、ブリーザ役の白華れみさん。
細い体をいっぱいに使って、海を大地を空を愛してる~!!!っていうのがひしひし伝わってくる迫力のダンス!!目が釘付けになりました!
そして、この作品をきっかけにとっても気になったのがブリーザの恋人、マール役の壱城あずささん!!
ブリーザを心から愛している表情、失った時のあの呆然自失となった表情…すごかった。ブリーザの拾い上げた手がだらり…と落ちた瞬間のあの表情…泣けました(;_;)
これまで何度も映像でですが観てきた作品。このシーンにはこういう意味があったんだって、壱城さんのマールで初めて気づきました。
静かに、でも実はものすごくお芝居ができる方なんじゃないかな、この作品をきっかけにとっても気になる存在に(*^-^*)
次回は、「博多座ならではの演出」にも触れたいと思います(*^-^*)ノバボサでもあったんですよ!ご当地ネタ( *´艸`)お楽しみにしていただけたら嬉しいです(^^♪
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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
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