『天は赤い河のほとり』感想:黒太子マッティワザ 愛月ひかるさん

『天は赤い河のほとり』、幕開けが本っ当にかっこいい!!『エルアルコン鷹』は生観劇できたのですが、それを思い出させるようなわくわくするオープニングでした(#^^#)

主要キャストが、ドラマティックな楽曲にのって登場するあの場面、ぞくぞくする感じ!!

始まる!これから始まるぞーーー!!!と気分がすごく上がりました。

画面からもそれを感じるのだから、生観劇なら尚更だったことでしょう。あ~生観劇したかった!

それでは、愛しの愛月マッティワザ黒太子様の感想行きます!

黒太子マッティワザ    愛月 ひかるさん

実は私、プガチョフ様に出逢った博多座の観劇日、終演後、あまりにノックアウトされ過ぎて、どーーーーしても愛月さんのフォトが欲しくて博多座売店のキャトルに行ったのです。でも、プガチョフ様の舞台写真が販売されていなくて…

がっかりしていたら、あら、お髭はないけど黒髪の素敵な愛月さんフォトがあるじゃない!迷わず手にとったのは、「黒太子」様のポストカードでした(*^^*)

その時は、どの作品の何というお役かも知らずに購入したのですが、このお姿がマッティワザ黒太子様だったのです( *´艸`)

ようやく動く黒太子様に会えた!!!

ええとですね…何と言いますか・・・

やっぱり大人の魅力で、色気が溢れていて、素敵すぎてカッコ良すぎでした(#^^#)

もう、言葉にするのが難しいですね、とにかく美しさと男らしさと、どこか陰のある色気と…愛月さんだからこそ、あの短い登場シーンのなかでしっかりと存在感が示せたのだと感じました。

足まで伸びるカールした黒髪、身体の一部のように美しく翻すマント、額に輝くストーリーに大きく関わる「あの」アクセサリー。

キャストほとんどが白やゴールドの衣装を纏うなか、黒太子様の「オールブラック」のお衣装が本当に映えて…。がっしりとした体格、長身、そして勇ましい歩き方、本当に女性ですか?と疑うほどの男らしさにうっとりしました(*^^*)

きっと原作では、ネフェルティティ(澄輝 さやとさん)との色んなエピソードがあるのでしょうね。舞台上では結局一度も相見えることがなく切なかったけれど…あのアクセサリーのエピソードがとても印象的でした。

愛月さんの黒太子様、額のキズも含めて謎めいていて、そのミステリアスさと威厳が相まってすごく魅力的だった。

ユーリとの絡みはいつも重要なシーンばかりですね。なぜあの時、額飾りをユーリに渡したのかな…そこにはきっとエピソードがあるのだと思いますが、脚本的に急ぎ足だったので理解できないままにストーリーが進みました。愛月さんのお芝居のせいではなく、脚本としてそこを、もっと理解したかったな。

マッティワザ黒太子の特に印象的なシーンは、最後の闘いの時、ユーリの背中を押すあの場面!そして力強いあの台詞!

「将は兵の前で不安な顔を見せるな!」「お前ならできる!」

愛する人とともに人生を歩めなかったマッティワザ。だからこそ、愛する男のために国を守れ!とユーリの背中を押す。そして・・・

「ユーリ・イシュタル万歳!!!」

「心を捨て、進もう血塗られた道を!」と歌っていた黒太子、カイルたちと共に戦う中で心を、愛する心を取り戻したのかな。ラストの戴冠式で舞台を去っていく時の、あの全てを包み込むような表情…。あぁ、やっぱり愛月さんのお芝居は本当に心が動かされる。もっともっと出番があれば嬉しかったですが、限られたシーンだからこそその存在感が際立ったようにも思います。

でもやっぱり、もっと観たかったなというのが正直なところ(*^^*)今も、ルサンクを見ながらうっとりです。映像も何度も観返したくなる、素敵な作品でした!!

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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