星組東京宝塚劇場公演の初日が近づいてきました。
礼真琴さん舞空瞳さんがトップコンビとして舞台に立つ、最後の公演。
タカラヅカニュースで星組の稽古場風景が流れ、充実した組の様子、ことなこトップコンビの様子を感じられました。礼真琴×舞空瞳時代の最後の稽古場風景。ひとつひとつ「最後」がやってきます。
お2人のことが大好きだからこそ、この初日はずっと来てほしくない気持ちもあります。
が、やっぱりこれから星組が東京の地で、あの楽しくて華やかで、でもやっぱり切ない…あの舞台がたくさんの方たちの目に触れると思うと、ファンとしてはとても嬉しい気持ちです。

また一つ訪れた、なこちゃんの「最後」は、タカラヅカニュースで流れた副組長白妙なつさんと2人で語る稽古場情報。
この時なこちゃんの口から、裸足のデュエットダンスになこちゃん自身の「切ない」気持ちが含まれていることが聞けて…私自身も、あの裸足のダンスからそれを受け取っていたのだけれど、やっぱりなこちゃん自身もそうだったんだな、と…なんかもう、胸がいっぱいになった。聞けてよかった。
なつこさんとの稽古場情報を見て、退団直前になりなこちゃんが、ようやく解き放たれたように自分らしく話してくれているような気がして…。
話し方も、言葉選びも、笑顔もとってもリラックスした様子で、「上級生だなぁ」と何だか勝手に感慨深く、そしてとても嬉しくなりました。
もっともっと早くに、こういうなこちゃん見たかった。
でも、超下級生時代に組替えして、やっぱりここまでくるのには時間が必要だったんですよね。
そして、こういう関係性を築いてくれた「なつこさん」の存在もとっても大きいだろうなぁと思いました。

最近、何となく娘役が対外的な場面で「とても控えめに話す」「控えめに話さざるを得ない」「定型文っぽくなる」そんな場面が多くなったな~と思います。
私が宝塚歌劇を観始めた頃、もちろん上級生・下級生の関係性を感じる節度あるやり取りはあったものの、もう少し男役・娘役の垣根を越えてフランクな雰囲気もあったように思うんです。(人それぞれの性格や持ち味もあったと思いますが)
本当は、ユーモアセンスがあったり、個性があったり、男前だったりする娘役さんも居るのに、最近ではSNSなども普及しどこか「娘役はこうあるべき」と見えないプレッシャーがあるのかもしれません。
そして娘役は下級生と呼ばれる若手のうちに、抜擢されるケースも多いので何となく「控えめ」とならざるを得ない風潮があるのは理解できるけれど…。うまく言葉にできないけれど、なんかすごく勿体ないな、と最近とても思います。
私個人は、「タカラジェンヌらしさ」の根底は大切にしつつ「人としての品格」さえ守られれば、ざっくばらんに自分の言葉でお話しされるタカラジェンヌの姿が大好きだと思っていて!(その最たるが、私の中で礼真琴さんなんだけれど)
そういう意味でも、いまのなこちゃんがとっても素敵だなと思うし、夢白あやちゃんも個性があって面白いなと思うし、下級生の方でもトーク内容や歌劇などの文面から興味を持つ方は居て、そういう方のお話をもっと聞いてみたいと思う。
特にトップ娘役は、対外的な露出の機会が少ないからこそ、スカイステージでのトップ娘役コーナーはとっても楽しみです。
どんな風に何を話されるか、それ自体にとても「価値」があるし、お人柄を感じられる貴重な機会なんですよね。
そういう意味でもこのフォトブックは、本当に宝物(;_;)なこちゃん気持ちが、ひしひし伝わってくる…。
そこでお話されたことから、トップさんの様子、組の様子、ご自身の考えていることが多面的に見えてくることがたくさんあります。
せっかく、タカラヅカファンしか契約していないであろう「スカイステージ」という専門チャンネルがあるのだから、これからも委縮することなく「トップ娘役」が自分らしい言葉で話してくれるところが見られたらいいなぁと思うし、そういう雰囲気、環境がありますように、と願っています。
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コメント
コメント一覧 (2件)
まあそうやと、思います私は、ミリオンが、好きだったけど、かなめさん時代は、遠慮あったみたい、マア様、に、なってから明るい愛顔みれて、さらに退団してから関西弁の、気さくな、オネエさんだったなあと、私は、ゆうみちゃんが、大好きで、来月彼女目当てで、舞台に行きます、ゆうみちゃんは宝塚時代からほぼいっしょで、誰に対しても、謙虚ですね
みりおん、オフではとっても気さくな感じでトークも楽しい方ですよね。そして、千と千尋の神隠しでOGになってから初の舞台姿を拝見して、あまりの舞台技術の高さに唸ってしまいました!
ゆうみさんは、本当にお芝居が素晴らしく今もご活躍ですね。今後も、たくさんの作品でその魅力をさらに開花されることと思います(*^-^*)