2023年12月1日付で、宝塚歌劇団理事を退任となった藤井大介氏。
報道が真実ならば、大介先生にも大いに問題はありました…が、それとは別にやっぱり大介先生のショー作品はすごくいいんよね、と最近改めて思います。
『Apasionado!!』
『EXCITER!!』
『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
『Santé!!』
『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
大介先生が手掛けたショー作品の中で、ぱっと思い浮かぶだけでも印象深い作品がたくさんありますが、そのどれもに共通するのが、「とにかく、冒頭からパレードまでワクワクする!!!!」ってこと。
特に多くの作品に取り入れられている、鳥肌が立つような大階段を使った冒頭の盛り上がりがいいね。
舞台に煌めく星が見えるような、発光する作品ばかり。
見せ場だらけで、トップコンビはもちろんタカラジェンヌが皆、凄く輝いています!!
で、トップスターをはじめ男役さんが色気があって超絶にカッコいい。
娘役もクールさやカッコ良さ、妖艶さが香っているのが素敵。
私は礼真琴さんのファンだからっていうのもありますが、この中でも『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』はどの場面ももれなくいいなと何回観返しても思います。
あと、初演の『Apasionado!!』理屈抜きに超名作だと思っていて、全ツで生観劇できた「たまちゃぴ」バージョンもめちゃくちゃよかった。
もちろん、大介先生作品以外にも好きなショー作品、素敵な作品はたくさんありますが…
やっぱり大介先生の作品は、いつ観てもとにかくワクワクする。
カッコよすぎる冒頭の階段降りからの、せおっちの人参娘、こっちゃんのボニータ、なこちゃんの圧巻のダルマ&銀橋、何回リピート再生したことか!
映像でしか観れなかったことが悔やまれるほど、この作品はやっぱり今観ても異彩を放っていていい。
かつては、大介先生の登板が多すぎて、この感じが当たり前になりつつあって、若干テイストが似通ってきているかも…という部分も無きにしも非ずでしたが、今となるとこういうショーを作れる演出家って、やっぱりそうそう居ないんだな~と感じます。
問題が浮上して、演出家が宝塚歌劇の表舞台から去る。(大介先生は辞められたのかわかりませんが…)
演出家の方から、宝塚を離れる。
ここ数年のうちに、さまざまなケースで演出家が宝塚歌劇の舞台から姿を消しました。
これからの宝塚歌劇において、もちろんタカラジェンヌがいかに魅力的かということも大切ですが、その魅力を引き出したり開花させたりする演出家の存在、そしてファンだけでなく多くの人たちに響く作品が生まれるかも、とても重要になってくるんだろうなぁと、感じます。
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コメント
コメント一覧 (2件)
ふじい大介さんほんとに辞めたんですか。私も
あの先生の、ショーは好きです、稲葉先生や、中村一とくさんは辞めてほしくないな、ガンバって欲しいです、
大介先生、理事は退任かもしれませんが、宝塚歌劇団からは、どうなんでしょう…
そうですね、稲葉先生も中村先生のショー作品も、大好きなものがたくさんあります!