彩風咲奈さんが、ついに宝塚歌劇団をご卒業されましたね。
実は今日、残念ながらライブ配信を観ることができなかったのですが…1日中、何をしていても雪組千秋楽のことがずっと心の中にありました。
SNSで千秋楽の様子を読ませていただいて、お花渡しが大好きな愛月ひかるさんだったことを知り、じーんとしてしまって…。明日のタカラヅカニュースを心待ちにしたいと思います。
今日を迎えるまで、咲ちゃんへの贈る言葉や、咲ちゃんと雪組生たちの対談を読み、スカイステージでは咲ちゃんの出演された過去番組をたくさん観て、これまで以上に咲ちゃんのパーソナルな部分に触れられて嬉しかった。
そのどれもから本当に、人に慕われている人だなぁと思ったし、自分を大きく見せようとするのではなく、自分自身をよく知りたゆまぬ努力で補いながら、雪組の真ん中で大樹のように立っていてくれていたのだなぁと、その真摯なお人柄を感じました。
その根底には、咲ちゃんだけの魅力が眠っていたことは間違いなく、トップスターとして輝くべくしてこの道をずっと歩み続けてこられた覚悟もひしひし伝わってきました。
組子の多くの方たちの言葉は、咲ちゃんは誰よりも早くから来て誰よりも遅くまでお稽古をしていた、自身が落ち込んでいる時や悩んでいる時に、前に進めるような言葉をくれた、など「自分へのストイックさ」「周りへの目配りや気遣い」を感じる発言がとにかく多かった。
言葉だけではなく、その背中でもずっと雪組を宝塚を牽引し続けてこられたんですよね。
各社の記事で読みましたが、千秋楽後の記者会見で咲ちゃんは、「後悔も諦めきれなかったこともある…」でも「次の時代につながっていく、そのバトンを渡す1人になれたことが嬉しい」と話されていたのだそう。
そして、これからの雪組のことを何も心配していないと…。
咲ちゃんは、「私は本当に格好いいトップではなかった。」と言うけれど…。
自分をありのままに認め、それでもなお高みを目指し輝く姿を見せてくれたこと、宝塚歌劇団がどんなに大変な時期にあっても大樹のように居続けてくれたこと…
そして「つないでいく美学」を、体現してくださったこと。
私は、本当に格好いいトップスターさんだったと思います。
宝塚人生の最後の最後まで、穏やかで爽やかな「風」を吹かせてくれた咲ちゃん。
男役彩風咲奈さん、さようならそして有難う…!
新たな道でも、彩り豊かな日々が続いていきますように…
彩風咲奈さん、そして退団者の皆さんご卒業おめでとうございます。
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