英かおとさん:骨太男役の個性!

ウィーン発のミュージカル「I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-」新人公演で初主演!!新人公演最終の7年目、ついに主演を果たした英かおとさん。

新人公演トークと新人公演(まだ途中まで…つづきもゆっくり楽しみます!)を観ました!英かおとさんは、月組のライジングスター。しっかりとした体格と男役らしい正統派な風貌、そして優しい雰囲気が滲むあたたかな表情が魅力だと感じました。

月組にはめずらしい「骨太男役」の片鱗がそこかしこに観られて、月組だからこそそれが良い意味で「個性」として輝いているな~!と思いました。

トークが苦手…とおっしゃっていましたが、いえいえ!しっかりと相手役の白河りりさんをリードして、男らしく(^^♪しっかりと実のあるトークをされていました。まだ下級生ならではの遠慮がちなところが見えつつも、これからどんどん成長されて大きな男役さんになりそうな予感が!それが確実になったのが、新人公演で主演する姿を観たときでした。

本編を観たとき、はっとした。

冷凍庫に閉じ込められて、寒そうにするエマにそっとジャケットを掛けてあげるシーン。ジャケットを脱ぐと、上半身の衣装がシャツだけになるんですよね。

私、シャツスタイルって本当に男役さんとしての「本質」が見えると思っています。

だってねシャツ1枚、どうしたって体の線とか女性らしさとか出てしまいそうじゃないですか。でも、それを感じさせない補正…何より「着こなし」「佇まい」できっと本物の男役さんは「男らしさ」を演出している。

それが、すでに英さんはできていたんですよね。シャツ1枚で背中からのアングルでも「男性」にしか見えなかった。すごいことです。その恵まれた体格だけでなく、立ち方からもうしっかり男役だった。

衣装でごまかさなくても、しっかりと男役を魅せられる。

これは強い強い武器です。これからががぜん楽しみになったなぁ。それに、ふと見せる優しい表情や頼りがいのある雰囲気がとても素敵。これからが楽しみなスターさんだなと思いました(*^-^*)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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