霧矢大夢さん(きりやん)退団の時:「時計の針が戻せるとしても…」

実は、どんなに好きなタカラジェンヌさんであっても、なんだか照れなのか、理由はなく何となくなのですが…

 私、愛称で呼ぶことってほとんどないのです。でも、霧矢さんだけはなぜかずっと「きりやん」

何だか、とても親しみを感じるジェンヌさんでした。

私は、これまでも何度もこちらで書いてきましたが、真琴つばささんのファンでした。(今ももちろん好きですよ(*^-^*))この時代からしっかりと宝塚を観るようになったんです。


だから必然的に、その時代の月組さんをたくさん観るようになりました。その時、若手の期待の星として輝いていた方たち…

目次

大和悠河さん、大空祐飛さん、そしてきりやんこと霧矢大夢さん。


当時、この3人に、汐美真帆さんを加え、「シューマッハ」というグループをつくられたりして(*^^*)月組は、どこまでも層が厚いな!!これからが楽しみだな!!とその活躍をとっても期待したものです。

それから時は流れ、真琴さんはついに退団され汐美さんも退団、そして大和悠河さんは宙組トップに!!その後、大空祐飛さんが宙組トップ、きりやんは月組トップへ!!


真琴さんのもとで育ち、成長していった方々がトップとして輝く時代が到来!

大和さんが退団された後も、おふたりは宝塚の伝統を守りながら新しい演目にもジャンルにも挑戦し続け、独自の男役像をしっかりと確立されましたね。

そして、時を近くして、ついにおふたりとも退団発表。ひとつの時代が終焉を迎えた瞬間でした。

きりやんは、トップになってからついに一度も舞台を拝見することができませんでしたが映像を通して、その輝きが増していくのを感じました。


真琴さんの時代、真琴さんの役を新人公演で演じたり、「Practical Joke(ワルフザケ)―ってことにしといてくれよ―」では、真琴さんとがっちり組んで息の合ったお芝居!(不器用だけど、かっこよくて可愛いマウロ役のきりやん大好きでした♪)

真琴さんが率いた月組の時代を共に過ごし、真琴さんの精神を引き継がれた最後の人は、きりやんだったのではないかと、勝手に思っています。

持ち前の明るさ、人への気遣い、芸へのあくなき探究心。歌、ダンス、演技、舞台姿の華やかさを全て兼ね備えたきりやん。


完璧のように思えるきりやんも、きっとたくさん挫折しそうになったり、心が折れそうになったりしたこともあったのではないかと思います。


体を患われたこともあり、苦しい時期もあったのではないかと思います。

でも、見事にトップとして光り輝いたきりやん!


独自の世界観を蒼乃さんと、月組のメンバーと共に築いてその姿をしっかりとみんなに見せて、しっかりバトンタッチして卒業していったきりやん。

ある日、龍真咲さんのインタビューをみました。
龍さんは、きりやんから教わったことは数え切れないと仰っていたんです。そして、それは言葉ではなくその姿そのものだったと…


きっとそういう人だったんだろうな。背中ですべてを教えて表現していたのでしょう。

「時計の針が戻せるとしても私は同じ道を選ぶ 」


そういって退団されたきりやん。うんうん、そうだよね!!きりやんはきっと心から幸せな気持ちで清々しい気持ちで退団できたんだよね!!そうだといいな。そうであってほしい。

きりやん、本当に今まで宝塚という場所でたくさんの夢をくれてありがとう!!
頑張ってくれてありがとう!!

宝塚という場所にあなたが確かに存在し、輝いていたことを忘れません。そして、これからのきりやんの新しい道が、また光り輝いたものでありますように!

ありがとう!きりやん!!

退団の時、強く願ったことを思い出します。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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