それでは、『愛するには短すぎる』 今回は、主要キャストそれぞれの感想を書いていきたいと思います(*^^*)
龍真咲さん(フレッド/マイケル)
今回、トップとして舞台に立たれるお芝居を初めて観劇することができました。
前回の観劇は、ずいぶん前になりますが、きりやんの「ミー&マイガール」 確か、ジャッキー役だったんじゃないかな?とても美しかった。 この時は女性役でしたので、男役として生の舞台を拝見するのも初。
これまで、スカイステージなどで感じていたとおり 優しさ温かさが滲み出ていて、どこか可愛らしい(*^^*)
今回のお役、「26歳」という設定がぴったりはまる「リアル」なお芝居で、 驚くほど、フレッドという人物が、すっと心に入ってきました。 まさに、キラキラした若者!フレッシュな若者!という印象。
美しい歌声、歌唱力はもちろん申し分ないのですが、 それ以上に驚いたのが非常に台詞が聞き取りやすい!
これは、当然のことながら、かなり大切なことだと思います。
以前宝塚ではありませんが、「何を言っているのか聞き取れない」 その舞台は、面白さが半減してしまいました。 どんなに素晴らしい俳優さんでも、ストーリーでもこれは致命的。
龍さんは、男役らしさの中にも、声の高さ、滑舌が絶妙に良い!
長台詞でも、噛みそうな台詞でも滑らかで それでいて、感情が言葉に寄り添うように乗っている。
これは、努力もさることながら、きっと天性のものじゃないかと思いました。
そして、先ほども書きましたが、26歳という大人だけれどまだ若さも残る 微妙な年頃特有の、幼さと落ち着きが同居した感じが 龍さんのキャラクターにマッチして、何とも巧く表現されていました。
それをとても感じたのが、美弥ちゃんとのやりとり(*^^*)
男同士のじゃれ合い、仲が良いからこその遠慮ないものの言い方。 どれもが自然で、その世代の男性ならではの感じが良く出ていました。
また、恋愛においても、バーバラへの思いを ストレートに表現できない部分であったり 随所に、「青さ」と「大人としてすべき振る舞い」が せめぎあっている様子が、本当に「リアル」でした!
実を言うと、私が感じたこのお芝居における龍さんは、 トップとしての存在感がものすごくあるかと言えばそうではない。
どこまでもナチュラル。癖がない。
他の役者が個性的なので、余計そう見えるのです。 しかし、このナチュラルさこそが、「フレッド」であり素の「マイケル」 そのものなのだと思いました。そういった意味でも今回の役作り、完璧なのではないでしょうか?
次は、もっと癖のある役も観てみたい!! 龍さんの色んな引き出しを覗いてみたくなったことは言うまでもありません。
愛希れいかさん(バーバラ/クラウディア)
愛希れいかさんを生観劇するのは、この作品が初でした。 想像していた以上の、素晴らしいトップ娘役さん!!この時の第一印象です!!
歌、芝居、存在感全てが思った以上にダイナミックで、 好感の持てる可愛らしいトップ娘役さん♪この後、どんどんファンになっていくとは…この時はまだ知らなかったな(*^-^*)
正塚先生らしい、可憐な娘役というよりは「リアルな女性」を 自然に見事に演じられていました。
フレッドが好きで好きでたまらない、でも、自分が彼の迷惑になってはいけない、 と本当の気持ちを溢れさせないように我慢している健気さも、「リアル」。
そして、その姿がとても自然で可愛らしいのです。
印象的だったのは、ラストに向かうフレッドとの時間で見せる演技。 どうしようもない焦りと感情の高まりからくる、 これまで我慢していたものがどっとあふれ出るような演技。
こっちまで胸がドキドキして、胸が張り裂けそうになる。
お芝居本当に巧い方だと素直に思いました。
そしてどこに居てもぱっと目を惹く。
それは容姿だけでなく存在感の大きさ、キラキラした輝き。 娘役としての、細部に渡る身のこなしの丁寧さ。
きっと、経験の浅い中でトップ娘役に抜擢された重圧を 自身の「努力と才能」でどんっと跳ね返して、大きく花開くはず!と、この時強く感じたことを思い出します。
龍さんと愛希さんの、まさにスタートラインとなったこの作品。ふたりの相性の良さや並びの美しさに魅了されましたね。
次回は、ほかにも光っていた個性的なキャストについて書きたいと思います(*^-^*)
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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
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