このタイミングに何か意味があるわけではないのですが、今日は「トップ娘役」さんについて、書きたいと思います。
単刀直入に、結論から言います。
私が思う、トップ娘役の絶対条件。それは、並外れた華だと思うのです。
それを初めに教えてくれたのは、この方。
私が一番初めに好きになった娘役トップさんは、星奈優里さんです。麻路さきさん、稔幸さんと寄り添うのに本当にぴったりの、華があり大人の魅力溢れる素晴らしい娘役トップさんでした。
星奈さんは背が高かった。だから普通にしていると、男役さんに並んでしまうんです。でも、星奈さんはいつでも男役さんに寄り添う小柄な娘役さんに見えました。生観劇では数回ですが、映像ではそれこそ「擦り切れるほど」何度も何度も星奈さんの作品を観ました。
いつも身長をカバーするように、自然に体の重心をグッと下げて身長が高くなり過ぎないように調整されているんですよね。その姿に、本当に真の娘役さんだと感動したものです。
私は大好きでしたが、星奈さんの声は娘役としては低めでした。だからどんなお役でも歌でも落ち着いた雰囲気になるのです。でも、その持ち味をしっかりと活かして、いつも美しい歌声を聞かせて重厚感のある舞台を観せてくれました。
何が言いたいかというと、私が思う娘役トップの条件というのは、抜群に歌が上手いとかお芝居がうまいとかダンスが上手いとか、そういうことだけではない。(星奈さんは、お芝居も素敵ですしダンスに至っては言わずもがな素晴らしいダンサーでした!)こういうと語弊があるかもしれませんが、どれも適度には揃っていることが前提としてのお話です。
それよりも、努力ではどうしようもない部分。
「圧倒的な華」「男役トップスターと並んだときのバランスの良さ」「好みはあれど誰が見ても可愛い!だけでなく、憧れられるような美しく気品のある娘役」
私は、宝塚が好きになってからずっとそう思っています。可愛い娘役さんはたくさんいても、真に美しく大人の娘役さんはたくさんはいない。
どなたが相応しくない、とかそういうお話では全くないのですが、トップでもおかしくない素敵な娘役さんがたくさん退団されていくのを見送るにつけ、トップ娘役の条件って、何なのでしょう?と思ってしまうのです。
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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
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