いきなりですが、新連載(不定期)を始めたいと思います(*^-^*)
最近、思うのです。
トップスターに匹敵するほどの輝きを放ったタカラジェンヌは。男役だけでなく娘役だってたくさんいる。その人たちの魅力を映像から感じるたび、なんだかうずうずしてしまう!この気持ちを、ブログに書きたい!と。
その名も【娘役列伝】(勝手に名付けました( *´艸`))
【娘役列伝】とは?
あえて強めのタイトルに。可憐なだけでなく、男役さんにもひけをとらないくらいの力強さを残した娘役さんたちのことを書きたいと思います。
ここでご紹介する娘役さんは、すでに退団されている宝塚OG。
「娘役列伝」ですから、もちろん娘役限定です。
私が「トップスターに匹敵するほどの独自の輝きを残した!」と感じる娘役さんをご紹介させてください(*^-^*)
それでは、記念すべき第1回目は…
「元星組 白華れみさん」です!!
ターニングポイントは「ロミオとジュリエット」の乳母役
私が白華さんの舞台をしっかりと観たのは、初演のロミオとジュリエット。乳母の役をされていました。
その時は、まだ星組のメンバーをよく把握できておらず、 「ずいぶんと可愛らしくて若い方が乳母の役なんだな~」 と。スリムな体にたっぷりと肉襦袢のようなボリュームを着けて、体型づくりにも努力を感じました。
私が、久しぶりに宝塚に帰ってきた作品。
このロミオとジュリエットという作品は、本当に私にとって「伝説の作品 」といっても過言ではないくらい素晴らしいものでした。
そして、その中でも乳母という重要な役どころを演じられた白華さんは、 この作品の世界観を広げ、もっともっと上質に引き上げてくれたと感じます。
特に印象的なのは、ジュリエットの乳母として「ジュリエットへの親心」を歌うシーン。胸に迫るものがありました。
あんなに可愛らしい、若い雰囲気の乳母なのに(;_;)
若さが気になることはなく、その表情や歌声から「親の娘に向けた気持ち」が滲み出ていて…まぎれもなく、ジュリエットの乳母がそこにいました。
あまりの迫力に、思わず涙ぐんでしまったのを思い出します(;_;)
白華れみさんの印象的なお役は?
それからトップ娘役の夢咲ねねさんと同期であることを知り、 その独特の舞台姿、ダンス、歌、演技の安定感、存在感にくぎ付けに。 宝塚が大好きで大好きで、その溢れる気持ちを幸せを 舞台上で開花していく姿は、文句なく美しかった。
パッション溢れる「ノバボサノバ」のブリーザ役
博多座で観劇した「ノバボサノバ」では、熱量のある難しい役どころの「ブリーザ」役。
千紘れいかさんが演じられて印象深かった、あのブリーザを白華さんの解釈で世界観で、見事に演じていらっしゃいました。
なかでも、ダンスの迫力、しなやかさは群を抜いていた!
ブリーザのようなパッションを爆発させたようなお役がとても似合っていました。
あの細い体が、誰よりも大きく大きく見えた!!その姿は、今も目に焼き付いています。
「めぐり逢いは再び」のリゼット役
「めぐりあいは再び」では、リゼットの可憐さ控えめな侍女の雰囲気やコメディセンスが光っていましたね。同期ならではのねねさんとの掛け合いもお見事でした。(歌声も相変わらず素晴らしくて、コメディなのに白華さんの歌になるとびしっと締まる!)
絶品のヒール役
今思えば、星組配属になり上級生になるほどに主演娘役に敵対するようなお役が多かったように思います。
「メイちゃんの執事」や「オーシャンズ11」は特に印象的なヒール役。
でも白華さんの迫力のあるヒール役が存在感を放てば放つほど、その作品は輝きを増していったように思います。白華さんの存在があったからこそ、当時の星娘が底上げされていったのではないでしょうか。
宝塚を愛し、愛された娘役スター
本当に宝塚の幅広い知識と、実力を備えた娘役さんだと思います。
いつか星奈優里さんのように、 少し遅咲きだけれど、素敵な相手役さんにめぐり会いその個性と実力を 大きく大きく開花していかれるものだと思っていました。
でも間違いなく言えるのは、白華れみさんは宝塚を愛し、そして宝塚からも愛された娘役スターさんだということ。
またいつか、あの美しい歌声や幅広い演技力を観ることができたら…
そんな期待を持ってしまう、素敵な娘役さんでした。
「読んだよ!」のクリック↓↓していただけたら嬉しいです!
スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
コメント