大空祐飛さん、野々すみ花さんの 宙組トップコンビラストステージ。
ひとつの宝塚の歴史に幕が下りると感じました。
大空祐飛さん
大好きな真琴さん時代の月組を支えた若手スターだった方。 ノバボサノバの時には、紫吹淳さん演じるオーロの子分、 ボールソをはつらつとキュートに演じていたのが印象的!
私が大好きなLUNAでは、マーキュリーズとして 大和悠河さん、霧矢大夢さんとともに、若々しく現代的な若者を…(*^-^*)
あの時の少年のような祐飛さんが やがて、濃厚な男役の美学を体現する大きな大きなトップスターさんになるなんて…
正直、あの時には想像もできませんでした。
キラキラ輝くいかにもトップ!!というタイプというよりは、 独特の存在感を放ち、とても印象に残る演技や風貌を兼ね備えた「 個性派のスターさん」というイメージの祐飛さん。
でもトップ就任し公演を重ねるうちに、その個性が新たなトップ像を、新たな宙組のスタイルを築いていったんですよね。
現代的な宝塚と、宝塚の長い歴史の中で培われた伝統を うまくミックスした素晴らしいトップスターさんだったと思います。
私には、真琴つばささん対談後、宝塚の長い空白の時間があります。
真琴さんが退団された後から、2010年に宝塚に戻ってくるまで 博多座で宝塚公演がある時だけは観劇するのものの 特定の組を観たり、宝塚情報を熱心に見たりしていなかったので、実は祐飛さんがトップになられた経緯は詳しくありません。
でも、大和悠河さんがトップになり、霧矢さんがトップになり、 共に舞台に立っていた仲間がトップになられていくなか、祐飛さんは祐飛さんのゆく道で力をつけられ しっかりとした土台のもとに、ゆっくりとトップになられたのだと思います。
たくさんの経験が、祐飛さんを逞しく揺ぎないものにしたのではないでしょうか。
そして、野々すみ花さんという、 謙虚で…でもとんでもなく天才的なトップ娘役さんに出会われて、 さらに輝きを増していかれた!!
それは今の揺ぎない自信や、 更なる男の美学へと繋がったのではないか、 新しい宙組の礎になったのではないかと思います。
2009年8月、博多座公演で野々すみ花さんと共にトップお披露目。
これは、私が博多座宝塚公演の歴史の中で 急な私事で、唯一観劇できなかった公演なんです。でも、後で博多座公演を観劇した友人に聞きました。
「千秋楽に近づくにつれて、チケットの売れ行きがとんでもないことになっている!」
「若いのに娘役トップの貫禄がすごい!」
「初めて娘を連れて行ったら宝塚にはまりました!」
その評判は、すごいものでした!
それから3年。本当に充実しているトップコンビがラストステージを迎え、 長い歴史の幕が下りるとき…
最後の最後まで、男の美学を!
そして、宝塚娘役の集大成を!
素晴らしい舞台となりますように。そう願ったことを思い出します。
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スカイステージは、ずっとスカパーで視聴しています(*’▽’)
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