仙名彩世さん( 額田女王 )
額田女王 という人は、本当に強い人なのだと感じました。翻弄されているように見えて、実は自分の意志でしっかりと現実を見つめている。これを、仙名彩世さんは丁寧に見事に演じられていました。
特に印象に残っているのは、額田の少女時代の演技。
大海人や中大兄とのやりとりの可憐さ、幼さ。大人っぽい娘役さんが幼い役を演じるとき、少し無理があるな、と感じられることがあります。
でも、仙名さんはその無理な感じが全くなく、本当に15歳なのかも?と思わせるほど可愛らしかったです!15歳くらいの女の子ってどこか男の子っぽいところも持っていますよね。そんなやんちゃさや女性になる前の「女の子」の部分を、とっても魅力的に演じられていました。
そして、母となった 額田女王 。その温かいまなざしや艶やかさは、仙名さんだからこそ醸し出せる気品に満ちていました。2人の皇子に愛される人として、とても説得力のある魅力的な 額田女王 がそこに。纏う空気が、明らかに他の方々とは違う…という感じ。
過去約20年のファン歴のなかで感じたことですが、威厳と気品のある役を演じたら、宝塚の歴代トップ娘役のなかでも5本の指に入るのではないでしょうか。
声、身のこなし、そして風貌すべてに艶やかさのある素敵な娘役さんでした。
次回は大海人皇子を演じられた、現花組トップ!柚香光さんの感想を書きたいと思います( ^^) お楽しみにしていただけたら嬉しいです!
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コメント
コメント一覧 (2件)
役名を正しいものに直していただけますか
女王 と 大王 では見た目の印象がまるで違うので
おしお様
はじめまして!ご指摘、有難うございます!キャストの役名を見直しましたら、おっしゃるとおり「額田女王」でした。
教えていただけて良かったです。有難うございました(*^-^*)