舞空瞳「ミュージックサロン」と星組「3分割」が意味すること

今日の夕方、何度も何度も携帯が鳴って、宝塚アプリのお知らせを開こうとしても、全然開けない…。

もしや、怒涛の発表があったのでは…と何度も開き直して、それでもダメだったので公式ホームページを見にいきました。そしたら、やはり待ちわびていた星組の次回作が一気に発表。

見た途端何だか力が抜けてしまって、何となく座り込んでしまった…。

目次

舞空瞳ミュージックサロン

え……?今、なぜミュージックサロン?

放心状態。

観たときには、やっぱり一瞬物凄く動揺しました。

でも、外出先だったので一旦画面を閉じて「ちょっと、落ち着こう」と一呼吸して、考えに考えた…。

なぜ今、なこちゃんがミュージックサロンをするのかと…。

ここでちょっと整理します。

多くの方たちも感じておられるかと思うのですが、礼真琴さんと柚希礼音さんの歩む道は共通点がたくさんありますよね。私はもともとちえねねファンだったので、ことなこの歩む道もあの頃に似ているなぁと思うところが多々あって…。

柚希礼音さん、夢咲ねねさんトップスター時代の100周年から退団までの星組公演はこのような流れでした。

2014年1 – 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 :100周年の幕開け
2014年5月、専科『第二章』(日本青年館): 専科の方々と夢咲ねねさん出演
2014年5 – 6月、『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ):柚希礼音さん主演(ヒロインはある意味不在で数人の娘役さん(男役さんが女役)が相手役を務める)
2014年7 – 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 『パッショネイト宝塚!』:轟悠さん(お芝居)、柚希礼音さん、夢咲ねねさん出演
2014年11月、柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』(日本武道館):柚希礼音さん、夢咲ねねさん出演
2015年2 – 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』『Dear DIAMOND!!』 退団公演:柚希礼音さん、夢咲ねねさん同時退団

このときのことを、今日はすごく思い出しました。

今でいうと、100周年の幕開け公演だった「ナポレオン」のところが、ちょうど2024年1作目、110周年の幕開け「RRR」にあたります。

そして、今年の星組5月6月の3分割が「第二章」と「太陽王」に重なります。2014年の当時も、すごくハラハラしたなぁ…なにせ、なんで別々に公演するの?って私にとっては好きになったトップコンビがこんな形になることが初めてでしたから(/_;)

もし、2014年に近い流れが2024年にも考えられるならば、3分割の次にはことなこが一緒に舞台に立ち、さらにはどこか大きな会場でコンサートが開催されるのかもしれません。

その先のことは考えたくないけれど、やはり任期から考えると、ことなこのカウントダウンはもう始まっているのだろうと思います。

私はやっぱり礼真琴さん舞空瞳さんのファンだから、ことなこが一緒にゴールを迎えてくれることを願ってやみません。泣けるくらい、そう思う。

そういう願いが根底にあるっていうことは間違いないのですが、そういう感情を一旦脇に置いたとしても、今回の舞空瞳さんのミュージックサロンは「卒業」を示唆したもの、というよりは「ディミジャガ、全国ツアー、1789、ミーマイ、そしてRRRヴィオレトピア、ずーーーーーーーーーーっと休みなく走り続けてきたなこちゃんへのギフト」なのかなと思いました。

…と思うのは、なこちゃんファンの勝手な願いかな(;_;)

限られた時間だとは思いますが、ことなこが一緒にゴールを迎えるためにも、舞空瞳さんにはほんの少しゆったりとしたスケジュールの中でミュージックサロンを思いきり楽しみ、そして少しお休みもしてほしいな、と思います。

礼真琴さんと暁千星さんは、新作ミュージカルに挑戦!

ここにきて、こっちゃんもありちゃんも分かれて新作ミュージカルに挑戦とは…!

ありちゃんは過去に月組で上演された作品なのですね。月組からやってきた王子が月組の作品を星組で再演…ありちゃんだからこそ、この作品が選ばれたのかもしれません。

こっちゃんは、2019年に霧矢大夢さんや夢咲ねねさんが出演されたミュージカル『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』に挑みます。

ストーリーを読むと、子供のいる大人の男性のお役(エドワードがこっちゃん?)。ファンタジーですが、複雑な人間模様が描かれているようですね。今のこっちゃんだからこそ似合う、奥行きのあるお役なのかもしれません。

星組がまた全員で集まる日のために

ことなこが1日でも多く一緒に組んでほしい…!と思っている私としては、やはり今回の発表は寂しさもありました。やっと今回の「RRR」で一緒に舞台に立てたのに、またか…(;_;)と思ったのが正直なところ。

でも、ことなこ、そしてありちゃんそれぞれに魅力があって、それぞれが真ん中で輝く姿を観れる嬉しさもあります。寂しいけれど、こればかりは仕方ない。

これからも、礼真琴さん舞空瞳さんが、できることならば互いが隣に居てくれることを願っています…。

でもこっちゃんなこちゃん自身が思うタイミング、満足できて幸せを感じられる瞬間、があると思う。ことなこファンとして、どんな決断をされたとしても、それをそっと見守らせてもらいたいと思います。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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