柚香光さん、星風まどかさんの退団公演の幕が開き、次期花組体制での別箱公演が発表され、月組退団者も発表…。宝塚ファンにとって、心が慌ただしい日々ですね。
それぞれに色んな感想がありますが、私のなかで密かにずっと気になっていることがあります…。
それは、我がホーム「博多座」での宝塚公演はどうなる…?ということ。
博多座は2024年の今年、25周年を迎えました。
こけら落とし公演を観劇した1999年から、今も私にとって特別な思い入れのある大切な劇場。初めて本格的な舞台というものに触れて、宝塚歌劇に出会ったのもこの劇場です。
博多座では、開場以来ほぼ毎年宝塚歌劇がやってきてくれて、約1ヵ月間公演していました。(当初はずっと8月だったんですよね。宝塚の夏!って感じでした。街中でタカラジェンヌにばったり…!なんてこともよくありました。)
改めて、これまでの宝塚歌劇の博多座公演の歩み、「歴代演目」をまとめてみました。
1999年:星組 『我が愛は山の彼方に』『グレート・センチュリー』 稔 幸 星奈 優里 生観劇
2000年:月組 『LUNA』 『BLUE・MOON・BLUE』真琴 つばさ 檀 れい 生観劇 大ファンだった真琴つばささんの舞台を初観劇 【私の第一次宝塚ファン時代】
2001年:雪組 『凱旋門』『パッサージュ』 轟 悠 月影 瞳 生観劇
2002年:花組 『あかねさす紫の花』『Cocktail』春野 寿美礼 大鳥 れい 生観劇
2003年:宙組 『鳳凰伝』『ザ・ショー・ストッパー』和央 ようか 花總 まり 生観劇
2004年:星組 『花舞う長安』『ロマンチカ宝塚’04』湖月 わたる 檀 れい 生観劇
2005年:花組 『マラケシュ・紅の墓標』 『エンター・ザ・レビュー』春野 寿美礼 ふづき 美世 生観劇
2006年:宙組 『コパカバーナ』貴城 けい 紫城 るい 生観劇
2007年:星組 『シークレット・ハンター』『ネオ・ダンディズム!Ⅱ』 安蘭 けい 遠野 あすか 生観劇
2008年:月組 『ME AND MY GIRL』霧矢 大夢 羽桜 しずく 生観劇
2009年:宙組 『大江山花伝』『Apasionado!!Ⅱ』大空 祐飛 野々 すみ花 やむなく観劇できず
2010年:星組 『ロミオとジュリエット』柚希 礼音 夢咲 ねね 生観劇 柚希礼音さんの大ファンに!!【私の第二次宝塚ファン時代】
2011年:星組 『ノバ・ボサ・ノバ』 『めぐり会いは再び』柚希 礼音 夢咲 ねね 生観劇
2012年:雪組 『フットルース』音月 桂 舞羽 美海 生観劇
2013年:宙組 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 凰稀 かなめ 実咲 凜音 生観劇
2013年:星組 『REON!!Ⅱ』 柚希 礼音 生観劇
2014年:月組 『宝塚をどり』『明日への指針』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』龍 真咲 愛希 れいか 生観劇
2015年:雪組 『星影の人』『ファンシー・ガイ!』早霧 せいな 咲妃 みゆ 生観劇
2016年:宙組 『王家に捧ぐ歌』朝夏 まなと 実咲 凜音 生観劇
2017年:月組 『長崎しぐれ坂』『カルーセル輪舞曲』轟 悠 (専科) 珠城 りょう 愛希 れいか 生観劇
2018年:星組 『あかねさす紫の花』『Santé!!』明日海 りお 仙名 彩世 生観劇
2019年:宙組 『黒い瞳』真風 涼帆 星風 まどか 生観劇 愛月 ひかるさんの大ファンに!! 【私の第三次宝塚ファン時代】
2020年:公演なし
2021年:月組 『川霧の橋』 『Dream Chaser』月城 かなと 海乃 美月 生観劇叶わず、LIVE配信視聴
2022年:公演なし
2023年:星組 『ME AND MY GIRL』水美 舞斗 (専科)暁 千星 舞空 瞳 生観劇 ずっと大ファンだった(もちろん今も♡)舞空瞳さん初生観劇(;_;)
2024年:宙組 『Xcalibur』 芹香 斗亜 春乃 さくら /全公演中止
このような感じです。
ほぼ毎年、ずっとずっと観劇してきた宝塚博多座公演。こうして改めて並べてみると、どの公演も思い出されます。私にとって、博多座公演はとても大切な大切な公演。地元に1ヵ月も宝塚が来てくれるなんて感動…!と毎年ワクワクして待っています。
その博多座公演、今年は全日程が中止になりました。
開館以来25年間ずっと上演されてきた宝塚歌劇がこの節目の1年間に1度もない…というのはとても残念です。
すでに博多座では、さまざまな人気演目が公演案内に挙がっています。もうどこにも宝塚を上演する「枠」はないのか…と見ていると…
あったんです。1箇所だけ、まだ博多座で宝塚が上演できる期間が…!!!
2024年2月3日(土)〜 2月18日(日): 『二月花形歌舞伎』
2024年2月25日(日)〜 3月3日(日): 『宝塚歌劇宙組公演』
2024年3月8日(金)〜 3月24日(日): ミュージカル『トッツィー』
2024年3月27日(水)〜 3月31日(日): KERA CROSS第五弾 『骨と軽蔑』
2024年4月6日(土)〜 4月21日(日): 博多座25周年記念作品『新生!熱血ブラバン少女』
2024年4月27日(土)〜 5月19日(日): 舞台『千と千尋の神隠し』
2024年5月24日(金)〜 5月26日(日): 『CROSS RORD~悪魔のヴァイオリニストパガニーニ~』
2024年7月〜 8月:『劇団☆新幹線44周年興行・夏秋公演』
2024年8月16日(金)~18日(日): ミュージカル『モダン・ミリー』
【予想】2024年9月:宝塚歌劇の可能性あり?
2024年10月: スーパー歌舞伎三代猿之助四十八撰の内『ヤマトタケル』
2024年11月: ミュージカル『モーツァルト』
2024年12月:例年通りであれば、博多座「市民檜舞台の月」公演
宝塚歌劇の2024年年間スケジュールを見ると、9月に博多座公演が可能だと思われる組はこちらでした。
月組新体制プレお披露目公演
花組新体制プレお披露目公演
大好きな星組が来てくれることも期待しましたが、ちょうど8月9月は大劇場公演「記憶にございません!」の公演中です。雪組は東京宝塚劇場でベルばら公演中、宙組は公式から全く情報がなく不透明。
博多座は、これまでも多くの「プレお披露目」公演が行われてきました。
花組は8月1日まで2チームに分かれて別箱ですので、もしかすると「月組新体制プレお披露目公演」が9月に博多座で行われるかも…と淡い期待を抱いています。
とはいえ、今のところ月組次期トップコンビすら発表されていない状況…。これからの月組をさらに盛り上げていく多くの生徒さんたちの退団も決まっています。
宝塚歌劇は、これからどこへ向かっていくのでしょう。
宝塚歌劇団が失った信頼を取り戻すことは、本当に容易なことではないでしょう。でも、今も舞台の幕を開けるために稽古に励み、自身の職業に役割に真摯に向き合う人たちがいることも事実。
私を含め、たくさんの人たちが宝塚歌劇を心から求めています。
どうか、よりよい方向へと向かいますように。
1歩ずつでも前に進みますように、心から願っています。
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