「あの頃」の礼真琴が語った、舞空瞳

2019年、礼真琴さんは最後の「宝塚カフェブレイク」に出演されました。

紅ゆずるさんの退団公演であり、こっちゃん最後の2番手作品「GOD OF STARS-食聖-』の時です。

先日、スカイステージで放映された宝塚カフェブレイク#911「礼真琴」これがもう、なんか今観るからこそのぐっとくるものがあって…。「RRR]「ヴィオレトピア」千秋楽ライブ配信の感想も書きたいと思いつつ、今日はこちらを先に語らせてください…!

目次

礼真琴の2番手時代


こっちゃんの2番手時代については、以前たっぷり語っていますが…

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やっぱり、2番手時代ってほんっとカッコいいですよね。

何だろうなぁ、あの2番手時代ならではの「さぁ、これからさらに飛躍!!」っていうフレッシュさと、真ん中に立ってもよいくらいの輝きがMAXなのに、トップさんの傍らで己の個性と実力を十二分に磨いているような、そういう時期。

食聖でこっちゃんが演じたリー・ロンロンはヲタク気質のある男子だったけど、やっぱりこっちゃんが演じるとキレッキレでカッコよくて、でも優しくて可愛くて今でも大好きなお役です( *´艸`)

この頃のこっちゃんも、ヴィジュアルも「男役芸」も可愛いなかにクールさとカッコ良さ、そしてまだやんちゃさが残ってる感じで今観てもキュンでした( *´艸`)

でね、この時のこっちゃんに中井さんが投げかけた質問。カフェブレイクが用意した3つのキーワードトークのひとつが何だったか覚えていますか?

そう、「舞空瞳」(呼び捨てですみません、的な感じの中井さん^^)

トップに就任する前、なこちゃんが星組に組替えしてきたばかりのこの公演。初めて「ことなこ」が組んだ作品。こっちゃんが、まだ初々しい感じでなこちゃんのことを語っていたんです…!これ、私的には永久保存版よっ!!

礼真琴が語った、「舞空瞳」

こっちゃんが語ってくれたなこちゃんのこと。中井さんの質問に淀みなく、率直な想いを話してくれていました。

  • こっちゃん、なこちゃんのこと「舞空瞳ちゃん」呼び( *´艸`)
  • 初めて組んだのに、すでに「尻に敷かれてる感」なお役!初めての星組なのにいきなり強気なお役!(で大変そうとこっちゃんは言いたそうだった)
  • 舞空瞳ちゃんはすごく緊張していた
  • でも、みつるさん(華形ひかるさん)やエクリプスのメンバー、皆と「全力で真面目に面白く」を追求していたら仲が深まっていった(*^^*)

で、なかなか聞けない「礼真琴」が思う「舞空瞳」の魅力は?どんな方ですか?という、ことなこファンとしては涙ものの質問には…

舞台に立った瞬間の度胸、プロ根性がある。一本肝が据わっていて「かっこいい」と思うし、クリスティーナ(食聖のお役)にぴったり。でも健気にいろいろ聞いてきてくれる。

下級生時代から置かれている状況が近かったから、その状況や悩み、辛さなど「言葉を交わさなくても分かり合っている」んじゃないかな…と、そんなお話をしてくれたんですよね(/_;)

そして最後に、「何と言ってもまだ若いので、負けてはいけない…!!^^」そんなことも宣言してくれていました。

そっかぁ。この頃から、なこちゃんは「寄り添ってほしいパートナー」ではなくて、「ともに同じ景色を見て走ってほしい」こっちゃんにとっては、今でもずっとそんなパートナーなのかなぁ。

相手役を「かっこいい」と言うこっちゃん。

「礼真琴」にカッコいいと言われる「舞空瞳」。

今聞くと改めて、ぐっときて泣きそうになりました(;_;)

同じ立場(ともに「首席」であったことでしょう)を経験してきたからこそ、言葉を交わさなくても分かり合える、特別な絆。もしかすると、こっちゃんにとってなこちゃんは、よきパートナーでもあるけれど、いい意味で早くから彼女のポテンシャルを認めていたからこそ「ライバル」であり「戦友」だったのかもしれません。

そしていまや、礼真琴さんにとって舞空瞳さんは、こっちゃんの重責を少し下ろして分け合える頼もしい存在でもあることでしょう。師弟のようであり、戦友のようであり、夫婦のようであり…。

可愛らしいヴィジュアルに隠されたその「本質」は甘いだけではない、「究極にプロフェッショナルな舞台人でありカッコいい2人」なんだと思います。

これからの礼真琴と舞空瞳

礼真琴さんに、今また「舞空瞳さんってどんな方ですか?」と質問したら、どのような答えが返ってくるのでしょう。

たくさんの時間を共にして、しばしの間離れて、またさらなる成長を遂げたなこちゃんを受け止めて、また次回は離れてしまいます。それが、こんなにも寂しいものだなんて…自分でも呆れるくらい常に頭に浮かんできます。

舞空瞳さんのミュージックサロンが発表されてから、ずっと…。

だからこそ、この2019年のカフェブレイクは沁みました(/_;)

番組中に流れた、ことなこの出逢い「風のダンス」も観て、本当に一心同体なくらいにダンスがシンクロしていて泣けたなぁ。こんなに自然なくらいに呼吸までぴったりの運命的な2人。

「ヴィオレトピア」の千秋楽のデュエットダンスで、なこちゃんがこっちゃんに飛び込んでいくとき…。

一瞬「くしゃっ」と顔がくずれて「舞空瞳」になっていて…。

泣き出しそうな表情になっていたように見えたのは、どうしてだったんだろう…。

これからも、願わくば礼真琴さん舞空瞳さんがともに並んで宝塚の舞台で時を刻んでほしい。

今はただ静かに、この星組3分割の「意味」がわかるのをじっと待ちたいと思います。

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こっちゃんのカフェブレは、スカイステージで2月4日(18:00)、7日(13:30)、9日(11:30)、28日(02:30)で放映予定!

スカイステージは、スカパーで視聴しています!

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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