最近のタカラヅカニュースでは、近く退団が決まっている方たちにフォーカスされたコーナーが続々と放映されています。
それぞれの退団者の皆さんの印象が違っていて、でもいずれも、どこか「ふっきれた」「悟った」ような雰囲気を纏っていて「今という時期に退団すること」の大変さ、複雑さ、そしてそれでも全うしようと楽しもうと奮い立たせているような感じもしました。
星組の天華えまさん
ぴーちゃんは、お稽古場情報のコーナーで登場。少し疲れているのかな?という気も少ししましたが、トークが始まるといつものぴーちゃんで、お稽古場の状況が目に浮かぶようなトーク!
ぴーちゃんならではの面白さもクレバーさも思いやりも感じられて、あぁ、星組からぴーちゃんがいなくなるなんて、信じられないな…と改めて惜しい気持ちになりました(/_;)
雪組の和希そらさん
そらくんは、ご自身のディナーショーの稽古場情報のコーナーに登場。咲城けいさん、華純沙那さんと本当に和気あいあいでとっても楽しそう(*’▽’)「まぼろし~」とかそらくんの放つワードがいちいちツボでした( *´艸`)なんか、そらくんが持っている本来の明るさとかユーモアセンスとかを隠すことなく、いきいきとトークされているのを見て本当にすっごく嬉しかった…!
何だかずっと、どこかに何かを抱えたような抑えた雰囲気を勝手に感じていたので…。
退団を控えて、本当に今という時をきちんと楽しんでくれているのが、何だか嬉しくなりました。大変なことも多い時期ですが、自分のやるべきことに真っ直ぐ進んでいるのが、とてもいいなと思った。
宙組の花宮沙羅さん
花宮さんは、退団者がこれまで振り返るコーナーに登場。花柄の華やかなワンピースを纏い、晴れやかな…とまではいきませんが、これまでの作品を振り返ったり今の想いを語ったりされていました。振り返った作品は、『A Motion(エース モーション)』『夢千鳥』『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』。どれも、ザ・宝塚といった作品ではなかったため、これだけ観ると「ホントに宝塚の舞台かな?」と思うようなセリフやお衣装が多く、もしかするともっと他の作品も挙げていらっしゃったけれど、カットになったのかな…と感じましたね。
退団公演の舞台をほとんど踏まず、このような形での退団の挨拶となりましたが、それでも宝塚への感謝の気持ちを話されていました。
「組ルール」統一化へ…
最近のニュースでは、宝塚歌劇のそれぞれの組で独自につくられた「ルール」が問題になっていますね。組ルールが統一化される動きになっているのだそう。
ニュースの見出しに躍っている言葉だけを見ると、「組ルール」という域を越えた到底考えられないただの罵声。これを組ルールとしていたのであれば、伝統でも何でもないですね…。
こういう言葉が飛び交う稽古場であったのなら、それは本当に大問題です。
ただ、ひとつだけ懸念されるのは、、組ルールが統一化されることによる「組のカラー」が失われはしないか…ということ。それぞれの組で大切にしてきたスピリットと、人を傷つけるだけの不要なルールとのすみ分けをしっかりと行ってくださることを願いたい…と一ファンとして思いました。
宝塚歌劇団が存続するために、必要な時間、必要な膿を出し再生するための時間…。
ファンも連日目を覆いたくなるようなニュースを見せられて辛いですが、それでも大切な場所だから…やはり厳しく見守っていきたいと思います。
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