スカイステージでは、今「スカイ・ステージ・トーク Dream Time」が一挙放送されていますね。若手男役スター2名がナビゲートしながら、上級生の男役スターの魅力をトークで引き出す…みたいな番組なのですが、私はこの番組がとっても好きなんです!
スカイ・ステージ・トーク Dream Time「愛月ひかる・極美慎・天飛華音」
先日再放送があったのは、大好きな大好きな「愛月ひかるさん」の回でした。私にとって神回だったこのスカイ・ステージ・トーク Dream Time#63「愛月ひかる」
放送された当時、暑苦しいくらいの私の感想はこちらに書いています…!
この番組を観て、愛月ひかるさんってやっぱり「素敵な人」だなぁと思ったし、本当の意味で優しい人だなぁと思った。
優しいというのは、「甘い言葉をかける」っていうのではなくて、何ていうのかな…「ちゃんと後輩たちに、背中を見せられる頼れる先輩」って感じ。
ツッコみ方も凄く愛があって、フォローも全然わざとらしくなくて凄く愛があった。
褒めるところはしっかり褒める、でもできてないところはちゃんとできてないと「はっきり」伝えられる、でもその言い方や雰囲気にとっても愛があるんだなぁ(/_;)しかも、アドバイスやお手本が的確すぎて感動ものでした(;_;)
下級生に何かあったら大きな懐で受け止めるし、聞かれたら惜しみなく自分の技術や積み上げてきた経験を伝える、相手の立場に寄り添った言葉をかけられる…そういう優しさ。
的確なアドバイスなんだけれど、どこかに自分で考える「余白」を残していてそれがとても絶妙だと思った。
愛月さんは、主演でも輝くけれど濃い脇役でも存在感を示してきた稀有なスター。宝塚が大好きだからこそ、自分が階段を駆け上がることだけにこだわらず、宝塚全体が良くなることを願って退団間際まで、色々なことを下級生たちに伝え続けた人だったと改めて思いました。
そして、いつも瀬央ゆりあさん(せおっち)と一緒に、楽屋では笑いをとりまくっていた愛月さん( *´艸`)
上級生が率先してふざける(失礼( *´艸`))笑いを提供することで、場が凄く和んだと思うし(こっちゃんも言ってくれてたよね)、あれだけ憧れられる男役像を確立したうえでそれができるって、やっぱ愛月ひかるさんならではの魅力やなぁと思いました。
そして、それを受ける側の極美慎さん(かりんちゃん)、天飛華音さん(かのんちゃん)の姿勢も凄くよかったんですよね。
かりんちゃんは、愛月さんとの共演に恐縮しまくりだけれど、いい意味で「愛月さん大好き」って気持ちを全面に押し出せるっていうか上級生にも物怖じしない感じがいい!あの笑顔は無敵ですね( *´艸`)かのんちゃんも、真っ直ぐで、気遣いも素晴らしくてとても気持ちのよい佇まいが素敵でした。
愛月さんが、下級生ふたりからの憧れの眼差しと「でっかい愛」を受けて、困り眉になりながら笑っている表情がとっても素敵で、「見守っている先輩」の優しさが滲んでいて凄くほっこりしたんですよね。
上級生と下級生のリアリティのある、ナチュラルな会話がとても心地よくて、あぁ、こういう上級生と下級生の関係も、宝塚ならではなんだろうなぁと思った。
素敵な舞台姿だけでなくお稽古場でも頼りになるこういう先輩が近くに居たら、きっと下級生は憧れを抱くでしょう。そして、本当の意味で愛のある人に育てられた人は、それを次の世代にも伝えていきよい伝統が引き継がれていく。
それはまるで、さまざまな色や種類の花をブーケにして手渡していくみたいに…。
そういう伝統は、これからもなくさずにいてほしい…なんて一ファンの私でも感じてしまうくらい、素敵な上級生と下級生の姿を見せてもらった番組でした。
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