「好き」に蓋をしない。宝塚への想い

宝塚ファンにとって、やるせない出来事があってから約半月。何も解決はしていません。何も変化していませんが、それでも時間だけは過ぎていきます。

10月に入ってからの出来事や報道、情報の錯綜に加え、宝塚の休演、再開、始動など混沌とした状態で「宝塚号」は進路を示さないまま進んでいます。

私は、先日の目を疑うような衝撃的な報道から距離を置いていますが、内容の概要を知り、言葉にならない気持ちをずっと抱えながら過ごしています。宝塚ファンの皆さまも、気持ちを立て直せない方、徐々に立て直すべく前を向く方さまざまではないでしょうか。

今日は、今の気持ちを徒然に書いていきたいと思います。

目次

それでも、礼真琴さん舞空瞳さんに癒される

このような混沌とした状態でも、やっぱり私は、礼真琴さん舞空瞳さんを中心とした星組ファンで、それはもうどうしたって変わらなくて、片時も離れることなくその気持ちが寄り添っています。

まだ、何となく宝塚の映像作品は改めて観れていないのですが、こっちゃんなこちゃんの笑顔の写真を観れば、無条件にキュンと心が躍るし、お2人が好きすぎて切なく愛おしい気持ちになるのも、やっぱり変わらない…。

最近、久しぶりに礼真琴さん舞空瞳さんトップ時代の過去のプログラムを開いてみました。

その時その時に新しい情報や画像、映像、舞台を求めていると気づかないことでしたが、改めて過去を振り返るとこんなにも「素敵な宝物」が眠っているのだなぁと、何だかグッときた(/_;)

癒された…。

特に素敵だったのが、お披露目公演のプログラム。

幻想歌舞録『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』Show Stars『Ray -星の光線-』

こちらの東京宝塚劇場公演のプログラムに掲載されている、ラストに掲載されていることなこちゃんの2ショット。ミントカラーの背景に星が散りばめられて、こっちゃんもなこちゃんもキラキラのスパンコールが輝くホワイト&シルバーの豪華なお衣装を纏って…。今観ても、なんて素敵…!

本当に、リアルにディズニープリンスとプリンセス(/_;)

手をきゅっとお互いに握って、ほんの少しこっちゃんはぎこちない笑顔で、トップ就任に緊張感が漂っているような気合が入っているような…そんな表情です。

対してお隣のなこちゃんは、今と変わらない柔らかく天使のような満面の笑顔。本当に新婚さんみたいで可愛くてお似合いで…(/_;)

ことなこちゃんが並ぶだけで、無条件に笑顔になれてときめいてワクワクする…。

あぁ、やっぱりこの世界観は「宝塚」という世界でしか、私にとっては特別な「ことなこ」でしか表現できない宝物だなぁと思ったんですよね…。

そう思える存在が、このブログを読んでくださっているあなたにもいらっしゃるかもしれません。

「好き」に蓋はできない…。

他のプログラムも次々に開いてみると、切り取られたその刹那はどれも表情に、身体全体に心が宿っていて、本物の笑顔と愛が溢れていて…。

改めて、これも宝塚の光の部分、真実の姿なんだなぁと感じた。

映像で観る以上に、紙媒体で観ることなこの姿は心に迫るものがありました。

そして、2人揃ったところを早く観たいと思ったし、会いたいなと素直に思った。

やっぱり、「好き」には蓋はできんなぁ。

「好き」蓋をすることは、とても苦しい。

宝塚が抱える重大な問題から目を逸らして、好きなところだけを観る。

そうではなく、どちらにも目を向けてどちらの姿も「宝塚」として捉え、盲目にならず厳しく、ですが「好き」という気持ちには蓋をせず想いを寄せていくしかないのかなぁ…と、最近思います。

取り返しのつかないことが起こった宝塚歌劇団が、今後どのように対応していくかはファンのみならず、多くの人たちが厳しい目で見つめているのは確かです。

ですが、そのなかにも「よい方向へと生まれ変わってほしい」という願いが込められているはずです。

そんなファンの気持ちを裏切らない決断、体制を整えてほしい。

信じさせてほしい。

今は、そんな想いです。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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