本日2023年9月26日、大阪市内のホテルで月城かなとさんの退団発表の会見が行われました。インターネット上には、新聞社のネット記事が続々と…。れいこさんの退団会見の様子を知ることができました。
私、月城かなとさんの退団会見の記事を読みながら、泣いてしまいました(;_;)
月城かなとさんが退団を決めた時期
れいこさんは、トップスターに就任した時に「5作で卒業とゴールを決めていた」のだそう。
歴代のトップさんのお名前を拝見して、月組をどうつないでいくのがベストなのかを考えていたと…。記事を読むに、そこには後進の成長の予想や、月組を良い状態にしたいという想いもあったことが伝わってきました。
海乃美月さんに退団の意思を伝えたのは…
相手役である海乃美月さんには、「グレート・ギャツビー」の公演中に退団の意思を伝えられていたんですね。
うみちゃんはうみちゃんの人生があると自分のタイミングで…と決断を委ねたそうですが、「フリューゲル -君がくれた翼-/万華鏡百景色」のの稽古が始まる前、今年6月下旬か7月初めごろに「一緒に退団させていただきたいです」と伝えられたということです。
うみちゃんも、昨年の夏秋ごろからずっと、悩みに悩んだのかもしれません。
うみちゃん自身の夢もあったのだろうし、組の状態や後進のこと、自身の役割や立ち位置のことなども心の底にあったのかもしれない。でも、決断してからはふっ切れたのかな。千秋楽のうみちゃんは、ダイジェスト映像からも清々しささえ感じさせるような、すっきりとした本物の笑顔が溢れていました。
95期の同期のこと
ある記事には、95期同期のことも書かれていました。少し前に退団を発表した、柚香光さんのことを心から尊敬していること、卒業したらゆっくり話をしたいと語ってくれています。
そうだよね、卒業したらこの間の特番みたいにまったり話してほしいな(*^-^*)ゴールまでの道のりもトップ同士だからこそ、話せることがあるのかもしれません。
礼真琴さんのことも、記者さんのファンへの思いやりからか触れてくれていて「柚香と先に卒業となるけれど、思いは同じはず」と…。
そうだよね、特番の時のあのちょっと久しぶり過ぎて照れくさそうな、でもどれだけ時間が流れても素の自分をさらけ出せるって感じのゆるっとした雰囲気、やっぱ95期だからこその絆なんやろうなぁと思った(;_;)
れいこさん、れいちゃんもやけど、こっちゃんもいつもと全然違った表情してたもんね、すごく同級生感あってほっこりした(*^-^*)
れいこさんの思慮深さと潔さに涙…。
れいこさんの退団会見の記事を読んでいて、思わず泣いてしまった。
れいこさんがトップ就任を「月組をつないでいく役割をいただいた」と捉えていたこと、そのうえで先々を見据えて「5作で卒業する」と就任当初から決めていたこと、改めてそんな心の声を聞くことができて、寂しくも何だか嬉しかった。
なんかね、れいこさんが月組にいられてよかったと思っていることや、下級生や上級生の間で本当に「つなぐ」役割を果たしながら組の成長を心から喜んでいることが伝わってきたんです。
先日の大劇場千秋楽の挨拶で、梨花ますみ組長が「本当に組子のことをよく見てくれています」と紹介された真意がわかったような気がします。
「もっと見たかったと思っていただけるように…」と話してくれた、れいこさん。
思慮深く聡明なれいこさんのこと、宝塚ファンの「早すぎるよ、れいこさん…」っていう心理を重々分かってくれているのでしょう。それでも5作と決めてゴールテープを切るれいこさん。潔くて、清々しくてでも寂しくて涙が出てきた。
私ですらこうなんだから、月組をずっと応援してきた方々、れいこさんのファンの方の気持ちはいかばかりか…と思います。
私自身、長期でトップスターを全うした柚希礼音さんのファンだったこともあり、トップさんが宝塚に長く居てくださるなら、少しでも長く居てほしいと思ってしまう…。だから、大好きな礼真琴さん、ことなこトップコンビができる限り、ともに宝塚で輝いてくれることを心から願ってやみません。
だから、「ゴールを決めて、5作で卒業する形がいい」という短絡的な意味ではなく、トップスターの数だけ、それぞれのトップスターの考えや立場があるから、そのそれぞれの気持ちを尊重することが大切なんだ、と改めて思ったんです。
れいこさんがトップ就任時に自身の立ち位置を「月組を次の時代へと繋ぐ役割」と捉えて、5作と決めていたこと、そしてそれを忠実に全うしようとしていることが、れいこさんらしい気がして超絶にカッコ良くて、物凄く感銘を受けて泣いてしまった。
根底に雪組出身の真面目さや雪が降り積もるようにコツコツと努力を積み重ねる…という組の気質がれいこさんにも脈々と流れていることを感じたから…。
まだ映像では、この退団会見を観れていません。
スカイステージでこの模様は放映されるはずなので、改めてしっかりと月城かなとさんの表情や佇まいを観ながら、その言葉を噛みしめたいと思います。
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ゴールが決まってしまった今となっては貴重なれいこうみトップコンビの書籍たち…(;_;)
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