「瀬央ゆりあ」と「綺城ひか理」。ふたりの絆と共通点

星組 KAAT神奈川芸術劇場公演『ザ・ジェントル・ライアー』が、ついにスカイステージで放映されました!

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なんたって、このポスター画像がもう凄く素敵でいいもん…!!

品もあり、大人っぽさもあり、色気もあり…。この学年だからこその瀬央ゆりあさんの魅力が凝縮したような画像ですよね(*’▽’)

宝塚歌劇公式ホームページ
星組公演 『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ 星組公演 『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』の情報をご紹介します。

ライブ配信では観ていたのですが、改めてスカイステージを録画してじっくり観ると、「しみじみいい作品やなぁ~」と思いました。

何て言うのかな、いい意味でライトな気持ちで観られるのに、その奥には人と人の繋がり、友情や愛情について考えさせられる味わい深さがある。

それは、主演の瀬央ゆりあさん、そしてこの作品では実質2番手として活躍していた今は花組の綺城ひか理さんの「本物の絆」を感じたからかもしれません。今となっては、星組の大切なスターさんであったおふたりが、どちらも星組にいない…その現実に寂しさが込み上げました(/_;)

目次

心優しい「せおっち」と「あかさん」

とっても真面目で、でもウィットに富んだ会話ができて、聡明。せおっちとあかさんには、さまざまな共通点を感じます。でも、何より人に対しての眼差しが温かい「心優しい」ところがおふたりの素敵なところだと思います(*^^*)

『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』

この作品で、アーサー【ゴーリング卿】を演じたのが瀬央ゆりあさん(せおっち)。真実を話そうとすればするほど「嘘」の言葉を発してしまう、でも自分のことを脇に置いて人のために惜しみなく動くことができる、そんな心の温かさをおしゃれに繊細に演じたせおっちは、本当に本当に素敵でした(*’▽’)

余裕のある台詞まわし、優雅な身のこなし、コミカルな言動がちょいちょい挟まってとっても魅力的!せおっちが持つ品格もしっかりと滲み出ていて、よくぞこんなにぴったりな作品を持ってきてくれたなぁ!!と唸りましたよ(≧▽≦)

そして、ロバート・チルターンを演じた、花組の綺城ひか理さん(あかさん)もとっても好演されていました(*’▽’)

レットバトラーを思わせるクラシカルなお髭と装いがとても似合っていて、まさに英国紳士!華奢な体格でありながら長身なので、すっきりと佇まいが美しかったです(*^^*)妻であるガートルード・チルターン役の小桜ほのかさんとの並びもとびっきりに品格が溢れていて、絵画のように美しくとてもお似合いでした。

このおふたりは、劇中でも友情を育んでいたのですが、それがそのまませおっちとあかさんに重なり、すごくじーんときたんですよね。

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「丁寧な暮らし」を感じるせおっちと、あかさん

歌劇や宝塚GRAPHなどを読んでいると、せおっちもあかさんも「丁寧な暮らし」をしているのだろうな、と感じることが多々あります。健康的な食事を心がけ、良質な睡眠にこだわるなどオンとオフが分けにくいであろう職業であっても、きちんと「暮らし」を大切にされているのを感じるんです。

せおっちは質のいい睡眠をとることに命を懸けてるって、こちらのGRAPHでも話してくれていましたね(*^^*)

あかさんのページでも、やっぱり登場するのは「なおみさん」( *´艸`)せおっちのこと、なおみさんって呼んでるところも好きだなぁ…!あかさんは、健康的な食事を心がけるとともに「これをこのタイミングで食べる(飲む)と脳が働く!」と頭脳的にも食事を考えている気がして、すごくあかさんらしいなぁと思います(*’▽’)

こちらの、あかさん特集ページも稽古場でのこだわりなどが詳しく書かれていて興味深かったなぁ…!

勝手な想像ですが、宝塚GRAPHなどを読んでいるとおふたりの価値観や「いい」と思うモノやコトなどが近くて、それがお互いに無理がなくって心地よいのかな…と感じます。ラジオ番組「ビバ!タカラジェンヌ」にあかさんが登場された時も、せおっちとの関係を「友情」と表現されていて、そのエピソードにもとてもほっこりしました(*^^*)

なんでも、あかさんが面白いと思った自分の失敗してしまった動画を「笑ってくれるかな?」とせおっちに送ったところ、せおっちから「花組でも元気に頑張っているようで涙が出た」というようなメッセージが返ってきたそう。そんなやり取りに心が温かくなった、というような話をされていました。(内容はニュアンスです)

なんか、目に浮かぶよね(/_;)

せおっちに笑ってほしくて自分の動画を送るあかさんもだし、そんなあかさんの新たな環境に想いをはせて泣いてくれるせおっち。なんか感動したなぁ。学年を超えてこういう関係を築けることが…。

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特殊な環境下で、「家族のような絆」を育むタカラジェンヌたち

宝塚歌劇団には、さまざまな世代、さまざまな性格、さまざまな境遇の女性たちが集まり切磋琢磨している。ある意味とても特殊で、ある意味とても閉鎖的な世界であることは否定できません。

だからこそ、昨今特にたくさんの人たちの興味を惹き関心の的となるのだろうと思います。もしかすると、宝塚歌劇団という独特の世界観のなかには、一般社会ではあまり見られない独自のルールや習慣などがあるのかもしれない…。もしそれがネガティブなことであるのなら、それは真摯に向き合い改善すべきなのでしょう。

でも、一方で他ではなかなか築くことができない、こういうせおっちとあかさんみたいな(こっちゃんとせおっち、れいちゃんとマイティみたいな関係もね)素敵な関係も確かにあるということも事実だと思うんですよね。そういう特殊な環境だからこそ家族のように、いや家族以上の絆を育み、支え合ってひとつの舞台を創っていく…。そんな宝塚という唯一無二の世界があるわけです。

そういう絆がベースにある宝塚の舞台って、やっぱり「互いへの思いやり」が伝わってくるしぐっとくる。感動をもらえる。そのことも、宝塚を知らない方たちに伝わっていくといいなぁといつも思います。

せおっちとあかさんは、目線ひとつ、笑顔ひとつ、動きひとつとっても共通の心優しさを感じます。専科と花組に分かれてしまったせおっちとあかさんですが、せおっちが専科異動となったことで、また共演できる可能性が出てきたという奇跡!!

『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』のラストで見せたあかさんの最っ高の「爆笑!!」ラストシーンのふたりの友情は、ほんと素敵だった!あの笑顔と醸し出す雰囲気は本物やな~と思いました(*^^*)

久しぶりにまたジェントルライアーの世界に触れて、またいつか、瀬央ゆりあさんと綺城ひか理さんの友情が垣間見られるような共演があればいいな…、と密かに願った私です(*^-^*)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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